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プライドと虚栄心の解毒剤は、報恩、感謝、そして満足感です。STAND BY ME ドラえもん「ひまわりの約束」

人類生命学を、繰り返し繰り返し発信しています。

STAND BY ME ドラえもんの「ひまわりの約束」聴いたことありますか?

STAND BY ME ドラえもんの「ひまわりの約束」のラストの歌詞は、本当の幸せの意味をみつけたから。と歌われています。

本当の幸せの意味?とは、何なのでしょう?

ひまわりのようなまっすぐなその優しさを温もりを全部  これからは僕も届けていきたい 本当の幸せの意味を見つけたから

プライドは弱いので、いつも防衛しなければならず、そのために「けんか腰」になります。「おごれる者は久しからず」ということわざの中にも、その弱さが見て取れます。プライドは恣意的な立ち位置から生じているので力がありません。それは風船のように膨らんだ自我(エゴ)なので、何らかの拍子にすぐに破裂します。プライドは虚栄心なので、お世辞を好みます。虚栄心は、心理的には自己陶酔性が基盤となっている点で、自己中心性と同じです。問題は、他者に対する思いやりや愛情に欠けることです。

『I<わたし>真実と主観性』デヴィッドRホーキンズ著 P243

ドラえもんに助けられ続けたのび太くんは、他者に対する思いやりや愛情に気づき、これからは僕も届けていきたい、これが、本当の幸せの意味を見つけたからと成長します。

更に厳しく追及すれば、プライドは自己存在の「至高の源」としての神に献身することを拒否する姿勢でもあると言えます。つまりそれは、支配権をめぐって神を相手に密かに競い合っているということです。

また虚栄心は、謙虚さを否定することでもあります。というのも、自我(エゴ)は謙虚さを、降伏や劣等感、あるいは屈辱だと誤解しているからです。本当の謙虚さは、屈辱感とは無縁です。誤った謙虚さも、同じ誤解から生じています。真の謙虚さは、正確な評価から生まれ、そこに価値づけはされません。真に謙虚で的確な科学者は、理論を含めた科学的研究方法の長所と短所、限界をしっかりと認識しています。真の謙虚さを持つ人は、たとえ偉大な功績を上げたとしても、うぬぼれずに深い満足感を得ることができます。したがって、謙虚さを装った虚栄心を持たずに、素直に賞賛を受けることができます。

虚栄心に対する解毒剤は、報恩、感謝、そして満足感です。真の謙虚さは、プライドを介さなくても、事実をただ事実として伝えることができます。謙虚さを持ちながら、少なくとも今は、自分がその分野において最高の偉大な功績を上げたことについて、「はい」と認めることができます。ところが、それに肥大化した自我(エゴ)が介在すると、謙虚であるべきだということで、見せかけだけの謙虚さを示します。プライドをひけらかさなくても、世間は素晴らしい実績とその偉大さ、立場を評価してくれます。本当に偉大であれば、うぬぼれなくても、相応の地位と成果を受け取ることができます。そのためわたしたちは、個人的な自己を役割や地位、職務から切り離さなければなりません。自己陶酔的な自我(エゴ)が肥大化したプライドが基盤となった人格は、往々にして自らの実績とは無関係に、”資格のある”態度をとるようになります。

感情的/心理的に自分が何をしても許されると思うのは、未解決のままの幼児性や自己陶酔的な自己中心性があるからです。それは、境界性人格障害の激しい感情の揺れの中や、自国とその民衆を滅亡に導く自己中心的な独裁者の心の内などに潜む”赤ん坊”です。同じような態度から、家庭内暴力や凶悪犯罪が生じます。犯罪常習者は、他者を苦しめたり、権利を侵害したりすることであっても、自らの欲求をその”資格がある”として、力ずくでかなえようとするのです。

資格があると思い込む自我(エゴ)の肥大化こそが、わたしたちが社会の中に見る悪の根源だと言えます。それは、あらゆる国内の対立や犯罪の源となっています。またそれは、ひそかな”神授王権的”な態度の表れであり、独裁者や征服者が軍によって可能な限りの残忍さで大量殺戮を繰り返してきた長い歴史からみて取れます。

『I<わたし>真実と主観性』デヴィッドRホーキンズ著 P244

届けなければならないではなく、届けていきたいという自発的な、素直な立ち位置が、愛が基盤の気づいている心の意識の立ち位置です。

人類生命学 2つの心のお話

霊的探究を続けてきて、最近思うことは、素直さは、愛が基盤の気づいている心の意識の立ち位置なんだろうなと思います。素直の反対語を調べてみると、頑固、偏屈、意地っ張りなどが出てきます。要は、本当の自分ではない、怖れが基盤の動物脳(本能)の意識の立ち位置です。動物脳(本能)というそれに、無意識に同一化されていることに気づくには、素直さがないと気づけないと言う仕組みになっています。

上の文章にあったように、見せかけだけの謙虚さに気づいていない人が、実はたくさん存在しているということです。動物脳に同一化されている程度が強いということです。素直にこの情報を取り入れてみてください。気づくためには、人類生命学を学習することをオススメします。が、押し売りはしません。

学習ツールを、コツコツと積み上げていっています。すべて無償です。ぜひとも、活用してください。調べれば、すでにたくさんあります。

上の文章の大元のプライドの全文はこちらです。

今回が、おかげさまで140記事目です。数霊(かずたま)で、おかげさまを数字にすると104です。おかげさま104。ちなみに、140は、ドラえもん140、協力140、風林火山140、格物致知(かくぶつちち)140。すべてはベストタイミングの必然の世界だと素直に受け入れることをオススメします。押し売りはしません。


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