モジュール考察 フィリオプシス
この記事はクリエイター「ロドスの図書館」で投稿された「合同記事 モジュールについて」のうち、私が担当したフィリオプシスの部分を抜粋したものです。
投稿の許可は得ています。
下記は当記事です。
初めまして、本記事ではフィリオプシスのモジュールについての考察となります。初めての考察記事なので至らない点があると思いますがご了承ください。
この記事ではストーリー上でフィリオプシスが描写されているシーンを引用しています。そのため、”午後の逸話” ”回想秘録”のネタバレを含みます。
モジュール:医療環境分析装置
まず先にモジュール本体について考えよう。
現実世界にこれと全く同じようなものは見つけられなかったが、右下の小分けにされた筒状のもので気体や土壌などを回収し、蛍光色の溶媒に溶かし特定の物質の濃度を測定するようなものであると考えられる。
フレーバーテキスト
モジュールのフレーバーテキストは1人の録音によって構成されている。
これはおそらく、フィリオプシスが感染するに至った経緯だ。
フィリオプシスの感染症状
フィリオプシスの感染による症状について確認しておこう。フィリオプシスプロファイル第二資料から『前兆がない異常な睡眠』となっている。以下が主な例だ。
この人物は誰なのか
まずモジュールにある コードネーム:フィリオプシス はロドスのフィリオプシスと同一人物と思われる。チップを埋め込まれて生きた人間だ という点と、秘録にある定期検診から間違いないだろう。
では一体誰の録音記録なのか。それは秘録から推測できる。
サイレンスの ダラレイドさんのプロジェクト という発言と 九号デバイスプロジェクト。この二つは文脈的に同義であるだろう。 また、メイヤーからは「今の君は生命維持すら九号デバイスに頼らないといけないんでしょ?」と言われており、
この発言からおそらく本来使われる予定だった「九号デバイス」を改良した物だと思われる。
この前文で脳のチップに対しての言及があったためこの九号デバイスを開発した人物、つまりこの録音はダラレイドという研究者によるものだと思われる。
テキストの考察
登場人物もわかったところで本文を読み解いていこう。
まず最初にあるダラレイドが誰かに検討、相談しているシーンだ。これもまた秘録から予想ができる。源石の可能性を語っている「???」はダラレイド、ジョイスはメイヤーがフィリオプシスに対してそう呼んでいたため、フィリオプシスの本名がジョイスなのだろう。そのため、人間に計算させるという案を出したのもフィリオプシスの可能性があると思われる。
次に実験のシーン、これは外部の者からは不安要素があったと思われていたそうだ。
というものからまだ完成に至るには少し時間が足りずこの事故が起きてしまったのだと考えられる。ダラレイド自体は「このプロジェクトにはエンジニア課は関わってないってのに、こんな革命的な発明をしちゃうなんて。」とのメイヤーの発言から優秀ではあったと思われる。(既出の九号デバイスに関するメイヤーとの会話の画像より)
実験の代償
これに関連するものがいくつかのシーンからも見受けられる。
この夢が九号デバイスが原因の精神的疲労によるもの(フィリオプシス鉱石病症状の例)なのか、源石の情報蓄積機能なのかは分からない。
モジュールの最後、
責任者生前の録音 となっている。「彼女の死は……あなたと直接的な関係はないし、私に 〜 彼女の研究に対する行き過ぎた執着が」という台詞と『私も脳にチップを埋め込むことにした。』ということからダラレイドは脳に埋め込んだチップによって死亡したのではないだろうか。
そしてこの録音は
ライン生命九号デバイスプロジェクト ダラレイド生前の録音
なのだろう。
ダラレイドとフィリオプシス
蛇足かもしれないが気になったため書かせてもらう。
彼女たちは自分の研究している内容の相談をする程、仲が良かったのだろう。
となってはいたが、おそらく友人を思ってのこともあったのだろう。
ダラレイドは源石を破壊ではなく人のために使われることを望んでおり
また、ライン生命 の職員であったのだ。
あとがき
初めまして、フィリオプシスの考察をさせていただきました。
菱ろのです。
今回初の考察記事だったのですが大丈夫だったでしょうか。
何か間違いなどあればご指摘お願い致します。
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