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給与が上がらず不安定な今、もしも社長が「社会人3年目」に戻るならどう動く?

かつては“安い”の代名詞だった牛丼やうどんも、どんどん値上げ。きっと、10年前の自分が知ったら驚くことでしょう。

「サーモン、こんなに高かったかなあ」。馴染み深かったお寿司も、すっかり貴族の食べ物になってしまっていて悲しいです。

日本は下降まっしぐら、上がらぬ収入。“世知辛い沼”に、どんどんハマっていっています。

ある日、若手社員からこんなことを聞かれました。

「こんな不況ななか、今活躍する経営者がもしも社会人3年目だとしたら、どんな行動を起こしていきますか?」と。いい質問だなあと思い、あれこれ考えてみました。

先にお伝えすると、僕は人に助けられてここまできており、決して「優秀な経営者」ではないんです。

なので、僕の周りにいる敏腕社長たちの言葉をお借りして、この質問に答えたいと思います。


目先の利益にとらわれず「最終的に掴めばいい」

聞く度に感心するのは、今経営者として活躍している人は、決して目の前のことにとらわれない強さがあること。

例えば「将来、経営者になるぞ。マーケティングが必須スキルだと思うから、まずはプレイヤーとしてどんどん結果を出していきたいな」といった感じでしょうか。

これは偶然なのかもしれませんが、「社長になりたい」と思って行動を起こしている人が多いんです。「社長になるために、今できる最大限のことをやる」で突っ走ってきています。

“理想の未来を築く”がガソリンになっているので、収入が上がらなかったり、価格高騰で外食の頻度が減っても、それほどダメージを喰らわないんです。

最終的に社長になって給与を自分で決めて、食べたいものを食べ、行きたいところに行ければいいと思っているのでしょう。

この考え方をなぞるなら、「5年後の自分がどう在ってほしいか?」を考え、価値観を見つめ直し、叶えるための積み重ねが大切な気がします。

どれくらいのダメージを喰らっているかが、すぐに説明できますか?

とは言っても……一般的には難易度高くないですか?

あくまでも今回のテーマが“経営者視点”だったので、こちらの回答になりますが、ほとんどの人が“今とちょっと先の不安”を払拭したいと思うんです。

ここで質問です。

物価が高騰したことで、今あなたはどれくらい打撃を受けていますか?そして、それは本当に大きな打撃ですか?

メディアやSNSの言葉に影響を受け、気持ちが揺らいでしまう気持ちは分かります。

でも、「どれくらいのダメージを受けているのか」は把握していない人がほとんどです。実際に聞いてみると、ほとんど答えられないんです。

たしかに、ダメージは喰らっています。

でも個人のレベルなら、サブスクの固定費を見直したり、副業でまかなったり、外食の頻度を1回減らしたりで立て直せる

不安な世の中だからこそ、まずはお金の見直し・可視化をしてみましょう。それだけでフッと心が軽くなると思います。

・・・

またまた話が広がってしまいましたが……今日お伝えしたかったのは「5年後の在りたい姿から逆算して行動してみる」と「ダメージの可視化をしてみる」でした。

なんとか、日頃の楽しみを見つけていきたいものです。

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