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内臓脂肪を落とすための食事コントロール

内臓脂肪を落とす為、食べ方や無駄に食料を買い置きしないところから始めて、筋トレもプラスし始めました。筋トレはプランクのバリエーションをやっていくアプリを使って、毎日やりました。初級・中級・上級とあり、初級はそれ程大変ではないですが、上級はとても大変です。一日10分程度から最終日は30分位かかるメニューを30日間こなします。最初は30秒でも辛かったプランクも最後は4分程度は耐えられるようになりました。出来るようになっていくのは楽しい(^^)!でも、筋肉はそんなに急にはつきません。

そんな頃、コロナの緊急事態宣言を受けて、会社も隔日勤務体制に入りました。ジョギングは在宅勤務の日にも出来るようになったので、運動機会は増えましたが、雨が降って外に出られない日は、本当に全く動けない(+_+)。歩数計の表示が100歩位の日もあり、運動出来る日とそうじゃない日の差がすごい上に、自宅だとつい好きな時に食べてしまえる・・・。

逆にそれは、毎日会社に行っている時にはなかなか難しかった、食事時間のコントロールはしやすいという事だ!と思い直し、前々から気になっていた「オートファジー」機能を活用したファステイングも取り入れてみることにしました。

「オートファジー」とは最後の食事から16時間以上経過して、細胞が飢餓状態、低酸素状態になると活性化し、発動する機能。ノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生の研究でも注目されました。生きていく為のすばらしい機能で、細胞内の古いタンパク質やミトコンドリアを生まれ変わらせたり、細胞内に入り込んだ病原菌などの微生物を排除したり、細胞の癌化を抑制する作用があるという事です。すごい!!

オートファジーが機能するまでに、エネルギー利用法も何段階か経なければなりません。

①肝臓に貯蔵されていたグリコーゲンがグルコースに分解され、血中に入って、エネルギー源になる。これは7~8時間、長くて13時間でグリコーゲンを使い果たします。

②タンパク質のアミノ酸が糖の代わりにグルコースを作る糖新生を行いますが、タンパク質が減り過ぎると危険なので、この段階はすぐに終わります。

③脂肪細胞に蓄えられている中性脂肪から脂肪酸が切り離され、血液中のアルブミンと結合して、肝臓へ送られ、ケトン体が作られて、筋肉や脳のエネルギー源となっていきます。こうして、脂肪細胞が減っていくという仕組みです。やっとオートファジー発動です。

段階を踏んで、体脂肪が分解されてエネルギーとして使われるようになるので、16時間何も食べないことが必要なんですね。ちなみに、水やお茶などはファスティング中も摂ってもOKとなっています。

最後の食事から16時間空けるということは、朝ご飯を6時に食べる為には、その前日は午後4時までは食べられるという事。寝ている時間も含めて考えれば出来そうですし、寝る前に食べてしまうという悪い習慣もきっぱり断ち切れそう!

このファステイングもアプリがあり、現在の自分の身体がどの状態なのかを教えてくれるので、励みになります。お腹が空いて大変かも、と心配していたにも関わらず、水分は摂る事が出来たので、全く辛い感じはありませんでした。食べられる時間にドカ食いする事もなく、逆に食べる回数が減ったので、食べる事自体に意識を集中して味わって食べられるようになったのも良かったです。そして、夜はやる事がないので自然と早く寝るようにもなり、何となく心身ともにすっきり!このファステイングをとりあえず1週間。調子が良さそうなので、更に1週間続けてみると、すこしずつ体重も落ち始めました!あともうひと頑張りというところです。


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