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CAMPFIRE Ownersに込めた思いと苦労話

この記事は「2019年に立ち上げたサービス Advent Calendar 2019」の21日目です。

CAMPFIREでプロダクトマネージャーをやってる久津(ひさつ)です!元々リクルートテクノロジーズにいましたが、今年3月からCAMPFIREにジョインしております。

我々が今年立ち上げたサービスは融資型クラウドファンディング CAMPFIRE Ownersです!

CAMPFIRE Ownersとは?

既存の金融機関や金融サービスからの資金調達が難しく、日々の経営で得た利益の中から資金を返済する方が相性の良い事業者(法人・団体・非営利組織)の方を主な対象として、クラウドファンディングによる資金調達の手段を提供します。

詳しくはこちらをお読みください!!自分が「中の人」としてサービスへの思いを書きました。これを読んでいただければもう満足です。


・・・読んでいただけましたか?(´・ω・`)


ありがとうございます(*´∀`)


もうこの記事は終わってもいいんですけどw

ここからは個人的な苦労話を書いてみます。冒頭でも書きましたが、自分の前職はリクルートで、主に人材系のサービスに関わっていました。そこからCAMPFIREにジョインしCAMPFIRE Ownersという金融サービスの担当になり、3つの「初めて」に直面した苦労話です。

初めて金融業界に飛び込む苦労

CAMPFIREはこれまでもお金に関わるサービスを展開してましたが、他とは違い融資型クラウドファンディングには「第二種金融商品取引業者」の登録が必要になります。遵守しなければいけない様々な法律を理解し、求められる設備や人材、監査体制などを全て揃える必要があります。

ここに関しては一切妥協は許されないため、一つ一つ確実に準備してきました。様々な専門家の方のご協力をいただきながら、初めて聞くような単語の意味を理解しプロダクトに落とし込んでいくことを繰り返し繰り返し…その努力の甲斐あってリリースに漕ぎ着けることができました。

初めてベンチャーに飛び込む苦労

今回の転職が自分にとって初めてのベンチャーへの挑戦です。正直なところ、カルチャーギャップを埋めるのに非常に苦労しました。

前職のリクルートはゴリゴリのロジカルカルチャーで、しっかり数字を元に論理的な意思決定を推奨されました。そして自分はそういう意思決定が得意なのですが、どうしてもスピードが落ちてしまいます。ベンチャー、特に新規事業ではスピードが命です。かつリリース前やリリース直後だと「やってみないとわからないこと」がたくさんあります。そんな状況でロジカルに意思決定をしようとしても無理なので「悩む前にやってみる」ことが求められます。そのスタンスへの切り替えに苦労しました。

今もまだたまに昔のスタンスがふと蘇ってくることがあるので、最近は意識的に「やってみないとわからねえ」と声に出すようにしていますw

初めて新規事業を立ち上げる苦労

過去に新規事業の立ち上げプロジェクトの担当になったことはありますが、その時はビジネスモデルや戦略を考える人は別にいて、自分はその戦略を遂行する役割でした。

戦略を考えるのと遂行するのでは、求められるスキルや思考は全く異なりました。元々エンジニアだったこともあり、CAMPFIRE Ownersのプロダクト戦略を立案する時に、特に開発観点で現実的に遂行可能な戦略ばかりを考えてしまい、非常にスケールの小さい戦略しか出てきませんでした。それだと良いプロダクトは生まれません。しっかり戦略を考える人格と遂行する人格を分ける、或いは遂行を誰かに任せながらより良い戦略を生み出していきたいと思います。

これからどんどん良いサービスにしていきます。



というわけでCAMPFIRE Ownersへ込めた思いと、おまけの苦労話を書かせていただきました。CAMPFIRE Ownersのこれからにご期待ください!


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