西武ライオンズのこと Vol.2、1986年「日本シリーズ。秋山選手の活躍からライオンズのファンに」

1986年。

或る日、小学校から帰ってみると、TVの前が何やら盛り上がっていた。

何事か？と思ったら、それは野球の試合だった。祖父母が熱心にTVを見守っている。

青いチームと赤いチームが試合をしていた。

青いチームは、父が応援しているチームだとわかった。帽子にジャングル大帝レオのマークがついていたからだ。自宅にも弟の分と合わせて2つあった。ただ、我々は当時の写真を見る限り当時の日ハムのオレンジ帽子が好みだったようだが。

試合展開はよくわからなかったが、引き分けだったようで、アナウンスもそんなことを言っていた記憶がある。

遠い日の記憶。

第8戦までもつれた、1986年の日本シリーズ。
西武ライオンズVS広島東洋カープ。

これが、西武ライオンズというチームを意識したきっかけだった。

このシリーズで、なんとなく注目し、試合の度に注目していた背番号24の選手が、ホームインのときにバク転をしていた。

なんと！

すぐにこの背番号24のファンになった。秋山という選手だった。

この年、ライオンズは日本シリーズを制した。

そして、僕がライオンズの熱狂的なファンになるのに時間はかからなかった。