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自由季俳句五七五遊び:その9

夏空の向こうに見える少年時代 :ひさほたる20230621
これまでに集めた資料、整理して、だんだん身軽になっていく :ひさほたる20230620
ぼくは今ここにこうして生きている :ひさほたる20230620
暑くなる前にワンコと朝散歩 :ひさほたる20230618
びっこひくワンコと歩く辛い朝 :ひさほたる20230618
今日は朝からもう汗をかく :ひさほたる20230617
アルコールはいると意識がぼうとして、それが救いになることもある :ひさほたる20230613
曇った朝のひんやり空気、頬に感じてよみがえる :ひさほたる20230613
全力で語ってもなお鎮まらん夜中に起きて文字に吐き出す :ひさほたる20230611
乳飲み子の私を抱いて引き揚げた母は心の中に生きてる :ひさほたる20230610
五七五を遊びの種にして遊ぶ :ひさほたる20230607
野の花に心癒されまた歩く :ひさほたる20230606
優劣を競わないでも楽しめる :ひさほたる20230605
六月の空晴れて暑いけどありがたい :ひさほたる20230605
もたもたとワンコとぼくと高齢散歩 :ひさほたる20230605
飽食と運動不足で肥満したこの腹が邪魔で仕方ない :ひさほたる20230605膨らんだ胃袋が臍の上に在る :ひさほたる20230604
書くことが無いことも有ると書いて寝る :ひさほたる20230604
少しずつ歩みが弱りくるワンコ :ひさほたる20230604
びしょびしょと雨のしぶきがはねかかる :ひさほたる20230602
世の中は自力他力の寄せ集め :ひさほたる20230602
他力だけでも生きられん。ビール飲むつもりで開けた缶酎ハイ :ひさほたる20230601
缶ビールひとつで肩の凝りゆるむ :ひさほたる20230530
新緑の和服の妻と待ち合わせ :ひさほたる20130526
10年前の今日の作句です。
悟ること死ぬまで無いという悟り :ひさほたる20230522
悟りきるなんてできないぼくだもの :ひさほたる20230522
頭脳興奮身体疲労ままよこのままなるようになれ :ひさほたる20230520
入浴中、散歩の途中、夢の中、頭ほぐれて、ひらめき降りる :ひさほたる20230520
夢の中、思考整い起きて書く :ひさほたる20230520
あさっての講演原稿、間に合った :ひさほたる20230518
間近に迫る講演の資料を今も書き直してる :ひさほたる20230517
締め切りがだんだん近くなってくる :ひさほたる20230509
太陽と緑と土と水がある :ひさほたる20230509
長雨がやっとあがってほっとする :ひさほたる20230508
長雨がもう数時間でやむらしい :ひさほたる20230508
こぬか雨降る朝の道、鳥の声 :ひさほたる20230507
文芸の魅力をテストが消す国語 :ひさほたる20230503
こんないい天気に感謝して五月 :ひさほたる20230501
のどやかな春の陽を受け土いじる :ひさほたる20230501
あたたかい風吹き雨降り雲走る :ひさほたる20230430
青空と風と光に恵まれる :20230429
日を浴びて薔薇の花々咲き誇る :ひさほたる20230428
今日もまた学習支援の友たちと新たな出会い新たな学び :ひさほたる20230423
林立の樹々切り裂いて日が昇る :ひさほたる20230421
山林の中で迎える朝静か :ひさほたる20230420
山林の空がほんのり白くなる :ひさほたる20230420
北方の山林はまだ若い春 :ひさほたる20230419
犬と妻と一緒に山ごもり :ひさほたる20230419
胃が痛むぼくも緊張するのかな? :ひさほたる20230414
牛乳に焼酎入れていい気分 :ひさほたる20230413
ゴミ出してそれからゆっくり散歩する :ひさほたる20230412
明けそめたころに靴はき散歩する :ひさほたる20230412
あたたかい空気味わう春日和 :ひさほたる20230411
靴ひもをしっかり結んで第一歩 :ひさほたる202320411
春なのに両手かじかむ風の朝 :ひさほたる20230409
散る桜地面が花のカーペット :ひさほたる20230706
この歳でそろそろ始めるCANVAなるもの :ひさほたる20230406
主義主張理想はあれどまず人は日々食べなけりゃ生きていけない :ひさほたる2023.406
世直しに挑んでこけたそのあとにやっとつかんだ生きる楽しみ。
穏やかな陽射し背に受け、草を引く :ひさほたる20230405
春の陽を受けて輝く若緑 :ひさほたる20230404
頭上からツピーツピーと春の声 :ひさほたる20230404
夜中過ぎ目覚めパソコン立ち上げる :ひさほたる20230404
風そよぎ月が明るい春の夜 :ひさほたる20230403
春風に桜花びら吹き溜まる :ひさほたる20230403
返信をポストに入れて春の風 :ひさほたる20230403
灯(ともしび)が作る夜桜幻想世界 :ひさほたる20230402
灯(ともしび)が描く桜の花模様 :ひさほたる20230402
散る桜ほんのり土が桜色 :ひさほたる20230402
若緑空へ千本手を伸ばす :ひさほたる20230402
若草に赤白黄色い花まじる :ひさほたる20230402
ベランダで土いじりする春ひなた :ひさほたる20230401
はらはらと春の陽気に桜舞う :ひさほた020230401
新緑と桜の花色映り合う :ひさほた020230401  
好き嫌い無くすのそれほど大切か? :ひさほたる20230331
好き嫌い無いのは死んだも同じこと :ひさほたる20230331
春霞む空に溶け出す浅緑(あさみどり) :ひさほたる20230331
満開の桜透かして光降る :ひさほたる20230331
一仕事終えて家路を急ぐ午後 :ひさほたる20230331
雲群れて白く輝く春の午後 :ひさほたる20230330
咲きそろう花に春の陽降り注ぐ :ひさほたる20230330
ベランダの鉢植え替えて天気雨 :ひさほたる20230329
花吹雪ふぶかれて舞う人と花 :ひさほたる20230329
五七五が生まれるままに遊び詠む :ひさほたる20230329
ただしゃべる出会いもときにいいもんだ :ひさほたる20230328
藪の中二人座ってもつれ合い立ったらズボンの尻にかぎ裂き :ひさほたる20230327
無季の句を排除しないで俳句する :ひさほたる20230326
雨の中豪華絢爛古桜 :ひさほたる20230326
今日もまた源氏読み進み思い知る :ひさほたる20230326
菜の花の黄色に冷たい雨が降る :ひさほたる20230325
咲き落ちて道に鮮やか春椿 :ひさほたる20230324
やわらかな雨にけぶっている桜 :ひさほたる20230323
街路樹がけぶって続く春の雨 :ひさほたる20230323
どんよりと曇って優しく湿る朝 :ひさほたる20230323
「愛」という字の真ん中にある「心」 :ひさほたる20230323
午後の陽を受けて輝く桜花 :ひさほたる20230322
青空を背景にして咲く桜 :ひさほたる20230322
春の午後ふんわり軽い雲が浮く :ひさほたる20230322
枯れ色の鈴が垂れてるプラタナス :ひさほたる20230322
弾圧をされる側からする側に権力取ったとたんにかわる :ひさほたる20230322
太陽の光あふれる春の空 :ひさほたる20230322
無季有季、境無くして五七五遊ぶ :ひさほたる20230321
親おくり終わって初めて追う戸籍 :ひさほたる20230321
親の恩晩年になって知り始め :ひさほたる20230321
親として子への恩など知らぬこと :ひさほたる20230321
新緑が目に潤いをくれる朝 :ひさほたる20230321
むくむくと雲輝いて春の空 :ひさほたる20230320
春の雨やみ間ねらってワン散歩 :ひさほたる20230318
ホトケノザ、ほんのりはかない蜜の味 :ひさほたる20200318
仏の座、小さい花を一つずつ摘んでは吸った段々畑 :ひさほたる20200318春なのに空が曇って肌寒い :ひさほたる20230317
決着が付かないことも数多く積み残しつつゆっくり進む :ひさほたる20230316デューイ読むたびに新たな学びあり :ひさほたる20230315
春嵐去って夕雲淡い紅 :ひさほたる20230313
枯れた葉を吹き払い去る春嵐 :ひさほたる20230313
早春の花と蕾が並ぶ枝 :ひさほたる20230312
サボテンの花色鮮明息をのむ :ひさほたる20230312
春の花胸に飾って照れ歩く :ひさほたる20230312
梯子酒秋田の春を思い出す :ひさほたる20230312
先っちょに咲く花鮮やか目が覚める :ひさほたる20230312
天向いてぶっ立つ棒のようなもの :ひさほたる20230312
風なごみ花咲きそめる今は春 :ひさほたる20230310
エビデンス?そんなこた知らん前へ行く :ひさほたる20230310
歳なんて関係ないよ今があるおれは生きるぞ命の限り :ひさほたる20230310
歩き方構うことなくただ歩く :ひさほたる20230310
評価評価のこの社会評価気にして評価に負ける :ひさほたる20230310
評価など気にすることなくするがいい :ひさほたる20230310
生きようよけなされたっていいんだよ :ひさほたる20230310
探究はし続けるもの終わりなく :ひさほたる20230310
孤立する覚悟が却って友を呼ぶ :ひさほたる20230309
孤立する寂しさに耐え陽を受ける :ひさほたる20230309
思うままもの言い動て生きてきたしんどいけれどこれがよかった :ひさほたる20230308
吹く風が春のキッスになる野道 :ひさほたる20230307
若草の土からぬくい気が昇る :ひさほたる20230307
中空にチチチチチチと鳴くひばり :ひさほたる20230305
幻想が和洋の境越えて行く :ひさほたる20230305
なかなかにドラマチックな宇治十帖 :ひさほたる20230305
さりげない気遣いにじんと来る夜明け :ひさほたる20230304
有季無季境無くして俳句詠む :ひさほたる20230304
季語忘れ気軽に遊ぶ五七五句 :ひさほたる20230304
寒い朝開く妖艶紅椿 :ひさほたる20230304
さざんかの蕾が固くふくらんだ :ひさほたる20230304
寒空にすくと立つ赤アロエ花 :ひさほたる20230304
梅の香に誘われ花に口つける :ひさほたる20230304
寒暖を行きつ戻りつ春が来る :ひさほたる20230304
あの人のふるさとの味ホタルイカ :ひさほたる20230304
ふるさとの母が好んだ沈丁花 :ひさほたる20230303
春浅い明け方やはり冷えるなあ :ひさほたる20230303
ぼくの句は何でも有りの大車輪 :ひさほたる20230303
朦朧とする頭から湧く俳句 :ひさほたる20230303
ぼうとして生まれる五七五書きとめる :ひさほたる20230303
マルクスを信じたときは信じてた :ひさほたる20230303
過去の句を今読み返し面白い :ひさほたる20230303
季語有るか無いかにこだわらない俳句 :ひさほたる20230303
季語ルール捨てて楽しむ五七五句 :ひさほたる20230303
喧嘩して理解深まることもある :ひさほたる20230302。
生きてれば恥もかきます青い空 :ひさほたる20230302
恥ずかしいことばかりしてきたなあ :ひさほたる20230302
歌聴いて恥じらいの春よみがえる :ひさほたる20230302
海風に髪なびかせて紅い口 :ひさほたる20230302
目が生きているうちはまだ生きている :ひさほたる20230302
真夜中に起きて歌聴き春想う :ひさほたる20230302
命ある限り私は言いやめない :ひさほたる20230228
死んだらば苦もなくなるが楽もない :ひさほたる20230226
偶然はいずれもいずれも必然なり :ひさほたる20230225
くるくると花弁回転して落花するレンギョウの季節も間近 :ひさほたる20230223
登校をしないできない楽じゃない :ひさほたる20230222
人と会いしゃべり続けて歩き続ける :ひさほたる20230221
見上げれば空あり雲あり光あり :ひさほたる20230221
知らぬこと次から次に現れるだから楽しみ尽きることない :ひさほたる20230220
知らぬことは知らぬと言えばそれで済む :ひさほたる20230220
悟れないぼくはやっぽり喧嘩好き :ひさほたる20230220
これだから出会う楽しみ捨てられん :ひさほたる20230220
老犬を優しく抱いて添い寝する :ひさほたる20230220
いつなにが起きるかわからんこの天地 :ひさほたる20230220
事なかれだけじゃ終わらんのがこの世 :ひさほたる20230220
苦しんで俳句詠むのはおかしくないか? :ひさほたる20230219
焼酎をコーラで割るととめどない :ひさほたる20230219
連れ合いに茶化されながら酒に酔う :ひさほたる20230219
酒飲んでふらふらしながら俳句詠む :ひさほたる20230219
冬の夜の隙間の時間ほっとする :ひさほたる20230218
古株の脇から若い幹が立つ :ひさほたる20230218
カーテンを開ければ朝の光さす :ひさほたる20230218
無季の句は俳句じゃないと言わば言え。わたしゃかまわず俳句楽しむ :ひさほたる20230218
ものを書く膝に寒さが忍び寄る :ひさほたる20230218
ほろ酔いで出て来るままに書き綴る :ひさほたる20230217
徳島の緋寒桜にメジロが集う :ひさほたる20230217
難解な用語に飛びつく教育界 :ひさほたる20230217
難解を偉いと思う劣等感 :ひさほたる20230217
季語はもう陳腐化してはいませんか :ひさほたる20230217
核戦争起きたら起きたでその時は死ねば極楽生きれば地獄 :ひさほたる20230216
人類を道連れにする核ボタン持っているのはあの独裁者 :ひさほたる20230213
核戦争起きた時にはみな滅ぶ :ひさほる20230212
限りあるできることしてひと休み人間だもん神様じゃない :ひさほたる20230212
人類もいつか絶滅するならば今を納得しながら生きたい :ひさほたる20230212
くさむらに咲く花色も艶やかに :ひさほたる20230212
崖の下覗いて怯(おび)え引き返す :ひさほたる20230212
寒い朝きょうは柏へ車で向かう :ひさほたる20230211
冷えるねと肌つぶやいて湯をわかす :ひさほたる20230210
させられたとたんにいやになる読書 :ひさほたる20230210
喜びが頬にほんのり開く笑み :ひさほたる20230209
若いころ集めた本を読み返し新発見に気持ちが弾む :ひさほたる20230209
世の中に何があっても陽は沈む :ひさほたる20230209
あかあかと冬の夕焼け木が影絵 :ひさほたる20230209
不器用に生きる息子の話聞き、自分の子だとしみじみ思う :ひさほたる20230208
民主主義、最後は負ける独裁者 :ひさほたる20230207
陽だまりに腰掛けちょっとした仕事 :ひさほたる20230207
眠いなあ窓から陽が射す書斎にて :ひさほたる20230207
冬晴れが二日続いて気も晴れる :ひさほたる20230206
冬晴れに親しい人とするランチ :ひさほたる20230205
寒空に伸びる枝枝にも蕾 :ひさほたる20230204
空覆う雲薄暗く気も冷える :ひさほたる20230203
決まり事忘れ気楽に俳句する :ひさほたる20230202
発泡の葡萄酒飲んで語り合う :ひさほたる20230202 
音楽をする連れ合いの教育観ぼくと似ていてほんとによかった :ひさほたる20230202
強欲を減らした分だけ楽になる :ひさほたる20230202
空を見て心の風船ふくらんだ :ひさほたる20230201
ふるさとをはなれてふるさとをおもう :ひさほたる20230201
ふるさとの麦焼酎で癇鎮め :ひさほたる20230201
九州から列車で北上して秋田。桜前線タイムトラベル :ひさほたる思出句20230131
満開を過ぎた桜の故郷から、列車乗り継ぎ列島北上。途中で満開。秋田で蕾。
雪残る丘に林立する若木 :ひさほたる思出句20230131 
早春の秋田に赴任する車窓 :ひさほたる思出句20230131
今のオレしかないんだと居直ってそこから始まるものがある :ひさほたる20230131
人生の終わりが見えて肚(はら)すわる :ひさほたる20230131
無いものを有ると見せかけなきゃ平気 :ひさほたる20230131
欧米の説をかついで回る人 :ひさほたる20230131
先生は威張っちゃいけないサービス業 :ひさほたる20230130
雪解けの丘が若葉で光る夢 :ひさほたる思出句20230130
優しさは説明でなく事実で分かる :ひさほたる20230129
「変容」が教育成果と言うけれどそんなにころころ変わってたまるか :ひさほたる20230126
五七五を作っていると少しずつ何かが変わる何かが分かる :ひさほたる20230126


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