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翻作の効用
1 書くことがなくて困ることがない
「さあこれから作文を書いてください。」と言われても、だれもがすぐに書き始められるわけではない。創作のインスピレーションというものは、いつでも思いどおりに生まれるというようなものではないからである。翻作の場合は、翻作の素材として取り上げた原作に出てくる人やものや数をかえたり、場所をかえたり、時代をかえたり、出来事の種類をかえたり、視点をかえたり、文体をかえたり、作品の長さをかえたりすれば作品ができるので、書くことがなくて困ることがない。
2 文化継承の方法としての翻作翻作法で学習する子どもは、翻作表現するという目的をもって、先人の作品にじっくり向き合い、それを丁寧に読んで受け止める。それは、先人が残した文化に対するなじみを深め、先人の見方・考え方や表現法を学ぶことになる。首藤久義著『国語を楽しく』第4章第5節「翻作の効用」に掲げた5っつの効用のうちの2つを紹介しました。https://amzn.to/3XSzSc9
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