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iPadでけっこう書いている

(4 min read)

最近はブログ用の文章もモバイル・ディバイス、特にiPadである程度書いています。といってもまだまだMac中心ではありますが、iPhoneやiPadなどちょこちょこ使うようになっているんですね。

サブスク中心の音楽生活になってしばらく経って以降の変化で、特にiPadをよく使うようになりました。最大の理由は「これについて書こう!」と決めたアルバムをしっかり聴き込む作業では、Spotifyのデスクトップ・アプリをフル・スクリーン表示にしてトラックリストを凝視したままだからです。

だからそのあいだはパソコンのほかのアプリ触れないんですよね。触れないってことはないけど気が散るから避けたい。ただひたすらトラックリストをにらんで聴こえてくる音楽だけに集中したいんで。でもそのあいだ思いついたことをちょこちょこメモするのに別の機器が手元に必要なので、iPadを使うようになりました。

iPhoneでもじゅうぶんいけるんですけど、ソフトウェア・キーボードのキーの大きさの問題でタブレットのほうがタイピングは容易なんです。文章執筆などには向かないという見かたの多いこうしたモバイル・ディバイスではありますが、そこは慣れです。

ぼくもまだまだパソコンの物理キーボードがずっとずっと使いやすいですが、数年の慣れによってタブレットの仮想キーボードもほぼ近い感覚で使いこなせるようになりました。音楽記事執筆だけでなく日常からさまざまな用途に頻用しているからこその慣れですけどね。フリック入力ではなく(パソコンと同じ)QWERTY配列のローマ字ソフトウェア・キーボードをやはり使っています。

最初はショート・フレーズを単発的にパラパラっとメモる程度だったのが、だんだんセンテンスやパラグラフ単位でメモするようになり、っていうか最初からそういうかたまりであたまに浮かぶように最近はなっているので、それを連続しているうち気がついたら完成品の約半分から1/3程度はiPadでのメモ段階で執筆終了してしまっていることもあります。

それをそのままMacに移し、というかぼくの使っているテキスト・アプリBearは複数端末に同じものがあってiCloudで中身を自動シンクロしてくれるので、続きをシームレスにMacで書いて仕上げるといった具合です。

そう、Bearというテキスト・アプリはほんとうに便利で、Apple製機器で動作するもののうちではベストだろうと信じています。なによりいいのはMac、iPad、iPhoneと三つにそれぞれ同じBearアプリが用意されていて、年額¥1,500のサブスクで三つ間でのテキスト内容自動シンクロが実現するところ。


これがあるからこそ、あっちで書いたりこっちでその続きを作業したりが可能なんですからね。テキスト画面も美麗でひたすら心地いいし、これ以上のテキスト・アプリはApple機器の世界に存在しないと断言したいくらいです。

そんなわけで、たとえば外出先のカフェやレストランで音楽聴きながら思いついたことはささっとiPhoneで書いておくし、そのメモが自宅ではそのままMacとiPadにあるし、部分的に二種のモバイル端末でちょこちょこやりながらiPadでかなりな部分書いちゃうっていうのが最近のぼくの執筆生活です。音楽と文章はどこにでも持ち運ぶというそんなスタイル。

(written 2023.7.31)

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