質問力と自分なりの答えを持つ重要性
おはようございます。
最近は、エンジニアの養成にも携わっている関係で、SlackやLINE経由で様々な質問がきます。その中でも、(回答する側にとって)良い質問もあれば悪い質問もあったりします。
今回は、質問力と、質問する側の心得として「自分なりの答えを持つ重要性」についてお伝えします。
悪い質問
まず、悪い質問の例をあげます。
・○○がわかりません。どうすればいいですか?
・○○だと思うのですが、どうしたらいいのでしょうか?
・○○というエラーが毎回出るのですが、何か解消法はありますか?
・○○について、「△△」という回答をしようと思うのですが、よろしいでしょうか?
といった質問です。
なぜ、このような質問がダメなのか?
1つポイントとして、もふもふ不動産のブログにこのような記述があります。
1.答えがわからない質問をしてくる
2.答えを求めてくる
3.抽象的な質問をしてくる
もふもふ不動産の例にもある通り、「自分はサッカーと野球どっちをやった方がいいですか?」と言われても、答えられる人はそうそういないでしょうし、質問に回答するまでに時間がかかります。
私であれば、「好きな方やれば?」で回答終わっちゃいますね笑
そして、このような質問をしてくる人には、根本的に他人に答えを求めるという甘えがあると思っています。逆を言えば、自分なりの答えがないということです。
というのも、質問内容を見てると、比較的「2.答えを求めてくる」のケースが多いんですよね。
そして、そういう人はたいていプライドが高いです。
特に、
・間違えたら恥ずかしい
・変な質問したくない
という、恥をかきたくない気持ちが先行してしまっているのではないでしょうか?
思い当たる節がある方は、逆に質問を受ける側の立場に立って考えるようにすると、気づくことが多いと思います。
良い質問
逆に良い質問は、必ず共通点があります。それは、
質問者側が、必ず自分なりの答えを用意している
という点です。仮の答えといってもよいかもしれません。
また、もう少し踏み込んで言うと、
・質問の背景や状況整理(前提条件、時系列等)ができている
・質問者に対して答えではなく、考え方を聞く
といった点ができると、回答者も回答しやすいと思います。
最後に
もし、自分が悪い質問をしているな、と思ったら、早速できることがあります。それは、
今までのしてきた質問を振り返り、整理して、Q&Aを作る
というやり方です。
これは、意外と大事で、自分がどんな質問をしてきたか?を振り返りつつ、どのような質問がよいか?も併せて考えることができるようになります。
さらに、回答者側の立場にたって考えることもできるので、どうすれば良い回答ができるかな?という視点も併せて磨くことができます。
質問力は、仕事だけでなく生活や勉強あらゆることに使える大きな武器です。
今からでも遅くないので、ちょっとした意識改革と工夫で、(私自身含め)質問力を磨いていきましょう!
参考:
とらぎつねさんの記事を参考にさせていただきました。
https://note.com/toragitune/n/n8dfccbccd26d
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