意識高い系と真逆のことをやってたら、事業拡大しすぎて収拾がつかなくなった
こんにちは、引きこもりのHisashiです。
私は、正直言って「意識高い系」が嫌いです。
私は、零細IT企業の代表をしていますが、採用面接の際に「意識高い」発言をする人に対しては、結構細かくいやらしい質問をしていると自負しています💦
ここ数年、「意識高い系」が嫌いなあまり、真逆のことを愚直にやってきました。
その結果、事業拡大しすぎて収拾がつかなくなりました笑
今回は、意識高い系が「なぜ嫌いか」、そして、真逆のことをやり続けた結果どうなったのか?を含め、自分勝手な目線で好き勝手しゃべります。
「意識高い系」とは?
wikipediaを調べると、意識高い系(いしきたかいけい)は、以下の様に定義されています。
自己顕示欲と承認欲求が強く自分を過剰に演出するが相応の中身が伴っていない人
前向き過ぎて空回りしている人
インターネット(SNS)において自分の経歴・人脈を演出して自己アピールを絶やさない人
本当の意味で意識が高い人の表面的な真似に過ぎないため、「系」と付けられている。
しかも、次のような特徴があるそうです。
自分のプロフィールを『盛る』
名言を吐きまくる
横文字(カタカナ語)を多用する
人脈作りに熱心
勉強会や異業種交流会をやたら開く
ビジネス書を多読し、中途半端にその真似をする
少し関わっただけの案件に対し、全て自分がやったかのように言う
やたらとカッコつける
自分磨きに取り組む
スターバックスでMacBookを使う
彼らは、「何も生み出さない」人なんですかねぇ。。。
自分しかない「意識高い系」
最大の理由は、結局のところ「自分しかない」点にあります。
意識高いのはいいんですけど、その意識の高さって誰得ですか?
なんでもそうだけど、相手のことを全く考えずに「熱量」や「意識」、「価値観」を押し付けられても、「なんだお前?」みたいな感じになりません?
それって、ア○ウ○イの勧誘と大差ないです。
しかも、彼らは以下の害悪をもたらします。
他人の時間と金を奪う
周りの人に対して利益を生み出すことを考えない
大企業なら、別に赤字垂れ流しても飛ばされるくらいですが、自分の様な雑魚零細企業からすると、「意識高い系」は事業を潰す可能性が高いので、ホント勘弁してくれ!と常々思っていました。
「意識高い系」の真逆を実践してみた
そこで、自分はここ数年「意識高い系」とは真逆のことを意識しました。
他人を出来るだけ時間で拘束しない。
従業員や業務委託メンバー、パートナーにできる限り還元する。
顧客の「利益」を第一に考える。顧客の「利益」になるような成果物を追求する。
顧客の無理な要求は、無理に受けることをせず「落としどころ」を考えて提案する。提案が通ったらやり切る。
自分の「意識」は、自分のためにはなるかもしれませんが、「成果物」にはなりません。
他人からすればどうでもいいし、却って価値観の押し付けになりかねません。
勿論、ポリシー(≒経営理念)は大事ですが、それを顧客やメンバーに押し付けるのではなく、賛同してくれる人たちとのみ付き合う様にしました。
事業拡大しすぎて人員不足に
その結果、ここ1年で急激に大型案件が増えました。特に、2~3年近くお付き合いしている顧客のLTVが急激に伸びており、顧客から「予算増やすから何とかしてくれ!」と泣きつかれるくらい、各案件の規模が拡大しています。
しかも、採用や教育を後回しにしてしまったので、人員増強が追い付かずメンバーがフル稼働することで何とか回っている状態です。
ただ、メンバーが楽しく仕事していただいているので、今のところは何とかなっていますが、人員増強は不可避であると実感しました。
今現在、私は人員増強や採用に注力し、少しでもメンバーの負担を軽減できるように調整しています。
もし、自分が「意識高い系」だと、到底実現できなかったと思います。
意識の高さよりも、もっと大事な「信頼」
結局、意識の高さは正直どうでもいいです。
夢を持つことは大事だし語ることも大事ですが、語るだけでは何も生まれません。
夢を語るだけで何も実現できていないなぁ、と思い当たる節がある方は、少しでも成果や周りの人の利益を意識した言動を試みてください。
必ず、何かしらの結果が出るはずです。
その積み重ねが「信頼」になっていくのだと思います。
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