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サキムラ久

#湯のみ

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ゆのみ の 黄金比

ゆのみ の 黄金比

1対1　というと、いろいろと思い当たる。

私がまず思うのは、調味料の調合比

醤油：みりん：砂糖　１：１：１

は、肉じゃが

酢：みりん：醤油　１：１：１

は、ポン酢

など

調味料の基本は　1対1　

考えてみれば、不思議だ。

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ゆのみの　1対１

ゆのみの　1対１

なぜ、縦横　1対１のゆのみ　を作ろうと思ったのか　というと、

いろいろと複雑な仕組みや物事によって構成されているこの社会のおいて

案外、その根底はシンプルなもので構成されているのではないかという疑問からです。

自然の構成としては、黄金比が有名だが、

もっと、もっと、数字をシンプルにしていくとどうなるか。

その答えが、　1対１　でした。

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ゆのみ　縦と横のひみつ

ゆのみ　縦と横のひみつ

ひみつ というほどでもないのですが、

私の作っている　この　Pゆのみ

実は、縦と横の比が、１：１なんです。

縦長に見えますが、

サイズは、縦7センチ　直径7センチ　です。

人間の目は　不思議です。

横より、縦のほうを長く感じてしまうのです。

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ゆのみ の 縦と横

ゆのみ の 縦と横

ゆのみの縦（高さ）と横（口の広さ）のバランスは大切です。

デザインだけでなく、持ちやすさ や 飲みやすさ にも関係してきます。

髙さよりも口が広い ゆのみは、「汲み出し」とも呼ばれます。

汲み出しは、ごはんのお供の日常使いというよりも、

茶菓子を添えて、煎茶を楽しむときに使うようです。

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ゆのみの 平と立

ゆのみの 平と立

ゆのみには、口が広くて浅い 平ゆのみと

口が狭くて深めの立ゆのみがある。

立ゆのみは、口が狭い分　お茶が冷めるのがゆっくりで

ずっと暖かい

ゆのみの淵から　ふわふわと白い湯気が立ちのぼる

そんな絵ずらがよく似合う。

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お湯のみ の いいところ

お湯のみ の いいところ

お湯呑みには、取っ手がない

それは、お茶の温度を　手で感じたいから

お茶は、コーヒーや紅茶に比べ　温度が低い

だから、手に持てる

とりわけ、陶器のお湯呑みは、

磁器に比べ、伝わる温度が優しくなる

お湯呑みは　いい

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手の中に納まる ゆのみ

手の中に納まる ゆのみ

朝、寒い日が続いています。

工房のある宮崎でも　先日－6度になりました。

作業場の小さな石油ストーブでは、なかなか温まらない。

冬の陶土は芯まで冷たく　触る手の温度を吸い取っていく。

休憩の時には、温かな飲み物がほしくなる。

アツアツのコーヒーだと、取っ手がないと飲めないが、

日本茶なら、お湯のみで

手のひらをほんのり温めながら　楽しめる。

これで、陽だまり と 小さな茶菓子 が

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