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レポート:「レッツコラボ!勝央アイデアグランプリ」

この記事では2022年12月16日(金)に開催された「レッツコラボ!勝央アイデアグランプリ」についてまとめたいと思います。まだご覧になっていない方は、ぜひ動画アーカイブをご覧ください。(動画の9:35からイベントスタートです。)

 このイベントは「志プレゼンテーション大会」という副題があります。このプレゼン大会は今回が8年目、8回目の開催です。勝央町のまちづくりの研修事業を受講した受講生を中心に、参加者が自分の想いをプレゼンテーションで伝えます。一般社団法人しょうおう志援協会が主催しています。

1.「レッツコラボ!勝央アイデアグランプリ」とは?

 今回で、8回目の開催となった「志プレゼンテーション大会」。感染対策として、2年前から勝央町の人材育成事業をオンラインで開催し、プレゼン大会も合わせてオンライン配信にて開催しています。
 これまで、プレゼン大会で発表するには自分で企画して、人前に立つと思うと、発表へのハードルがかなり高かったかと思います。そこで、今回は間口を広くするために「勝央町を元気にするために、まずはアイデアを募集し、そしてそのアイデアの中からグランプリを決定」という形をとりました。今年7月~10月まで勝央町内外から募集したアイデア約30個の中から選りすぐって発表してもらいました。

アイデアは2つの部門「まちづくり部門」と「勝ブランド部門」で募集。
「まちづくり部門」
勝央町でできそうなプロジェクトアイデアを募集します!
「勝ブランド部門」
勝央町の地域ブランド「勝ブランド」の新しいアイデアを募集します!

募集いただいたアイデアはこちらのページにすべて紹介しています。

 今年度開催した地域活性化人材育成事業「ブランディング&SNS発信塾」の参加者の中からも勝央町を元気にするためのアイデアを発表しました。今年度の研修事業「ブランディング&SNS発信塾」についてはこちらに記事をまとめています。

 今回、アイデアを募集した際には岡山県以外の方も多数ご応募いただきました。また、「アイデアはあるが人前に出るのは遠慮したい」という方もいらっしゃいました。そこで、今回は、募集いただいた現地発表、動画発表に加えて、匿名希望者がキャラクターアバターと人工音声で発表したVTuber(ブイチューバー)発表という新しい取り組みを行いました。

 このプレゼンテーション大会の撮影、配信にご協力いただいているのが、岡山県内の地域活性化に取り組む映像作家支援機構さんです。今年で3年目のお付き合い。事前準備から当日の運営など、痒い所に手が届く細やかなサポートで本当に感謝です!

2.7名のプレゼンターが発表!

 今回のプレゼン発表者は7組。加えてPRとして2組の発表でした。時代を反映してか、健康や医療、介護に関連した発表が多かったです。

<プレゼンター>
① (岡山市)看護師 野田都さん
「ココロも脳もトレーニングしよう!」
②(愛媛県松山市)アイデア一般公募 城市このみさん
「日本伝統文化スタンプラリー」
③(津山市)介護福祉士 神田統夫さん
「ほどよい介護 ナチュラルな提案」
④(勝央町出身・沖縄から)アイデア一般公募 佐藤香里さん
「生きがいを持ち生き生きしている勝央町民を増やすプロジェクト」
⑤ しょうおう志援協会 勝ブランドメンバー 中西竜太
「勝ブランドのアイデア 一気紹介!」
⑥(勝央町)アイデア一般公募 たかさん(VTuber方式)
「勝央町にフィットネスジムを!」
⑦(勝央町)よりどころ薬局 薬剤師 寺井竜平さん
「私たちの想い よりどころ薬局」

<PR>
①(大阪府阪南市) SNSコンサルタント 清末大翔 様
「阪南版子どもの職業体験の場」
②しょうおう志援協会 会長 本行才泰
「勝間田高等学校、勝央町、しょうおう志援協会による三者の連携について」

3.審査員のご紹介

 このプレゼンテーション大会では、勝央町長、勝央町教育長という勝央町のツートップをはじめ、まちづくりに関わる方に審査員をお願いしています。それぞれの審査員さんの知見に基づいたコメントで、発表したアイデアに対して参考になることも多くありました。

<審査員>
・勝央町長 水嶋淳治 様
・勝央町教育長 神田寿則 様
・岡山県議会議員 田野孝明 様
・(津山市)美作大学 生活科学部社会福祉学科 教授 武田英樹 様
・(大阪府阪南市)SNSコンサルタント 清末大翔 様

4.プレゼンターの発表をこれからもサポート!

 今回の優勝者はたかさんの発表「勝央町にフィットネスジムを!」でした!

 投票の結果、見事グランプリとなったのは【勝央町にフィットネスジムを】というアイデア。今回初めての試みのVTuberの受賞でした。

 当日は、会場とオンラインライブで約100人の方が視聴。今年度は、アイデアグランプリという企画によって、これまで接点のなかった方も含め多くのアイデア応募があり、活気ある取り組みとなりました。今後、いただいたアイデアを実現すべく、しょうおう志援協会としては勝央町役場と連携しながら進めていきたいと考えています。

 このイベントの翌週、勝間田高校と勝央町役場、しょうおう志援協会の3者連携について「協定」という形でフォーマルな形となりました。このように、連携がどんどん進んでいくと良いなあ、と考えています。

5.運営者としての感想

 ここからは運営者の私の感想。志プレゼンテーション大会の担当は2年目。アイデアグランプリという形でアイデアを募集するのは初めての取り組みでした。30個もアイデアが集まったのは、予想外の反響でした!また、今回発表してくださった城市さんのように、インスタグラムでの募集をみて応募したという勝央町とはこれまで縁のなかった方の参加も嬉しかったです。

 匿名の方からの熱意のこもったアイデアも多く、いろんなことを考えている方がたくさんいることに気づきました。このような機会が勝央町の活性化につながる大きな可能性を感じます。

 視聴者数は昨年度と同じくらいで100ちょっとでしたが、今年度の方が勝央町近隣の方が多かった印象です。町外の方の視聴については、いろんな市町村でオンラインを活用した取り組みが一般的になったので、少し頭打ちでしょうか?アイデアグランプリという形で町内の人の関心をひくことができたことは良かったと感じます。

 あとは、具体的にアイデアをどう実現していくかが課題でしょうか?昨年度の優勝の清末さんには、「ブランディング&SNS発信塾」の講師を依頼する形で実現へのサポートをしました。ただ、塾の受講生はどちらかというと、一般町民ではなく、勝央町内、または近隣の事業者さんが多かったので、投票いただいた町民の方が参加するには何かハードルがあったのかも…?多数いただいたプランを実現できるように、作戦を練っていきたいと考えています。

 あと、今回、VTuberの動画づくりのサポートも担当し、人工音声のソフトが無料でもとても優秀なことを知りました。便利な時代だと感じます。

 ちなみに、昨年度のイベントのまとめはこちらです。ご興味がありましたら、こちらもご覧ください。

 お読みいただき、ありがとうございました!

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