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海外に挑戦しているスポーツスタートアップの2023年の振り返り

Hisashi Ito

ご無沙汰しております。株式会社Knowhere代表の伊藤です。最近あまり発信が出来ておらず、もったいないというお言葉を頂いたので2023年の振り返りと合わせてnoteを書いております。

気がついたら前回に書いたnoteは3月でしかもChatGPTについて。あれから時間が結構経ったなと思いつつ、もう9ヶ月も経ってしまったのかと驚いております。

2023年は本当に「生成AI(or ChatGPT)」と「大谷翔平」という単語を聞かない日がないぐらいの1年でしたね。大谷くんどこまで行ってしまうのだろうか…個人的にはドジャースじゃなくて…と、話が逸れそうなのでやめておきます笑

前置きはさておき2023年を振り返っていきます。


事業はとにもかくも海外展開の1年

これは僕のTwitterをフォローしてくれている方ならご存知かもしれませんが、弊社は現在海外展開をメインに事業を進めております。

我々はスポーツの中でも野球をメインの事業にしており、大谷くんの1,000億円の契約が良い例ですがやはり日本と比べるとアメリカの方がマーケットは大きく、必然的にビジネスチャンスも大きくなります。その分競争も厳しいのですが…。

そんな中で昨年2022年からアメリカの野球関係者と話す中で「これはもしかしたらいけるのでは？」という感触(妄想)を持ち、今年2023年はとにかくアメリカの野球関係者にアプローチをしておりました。

今数えたらアメリカの方との打ち合わせはこの1年間で30回以上あり、メールも相当な量に。MLBチームからアマチュア選手と幅広く色々なお話を聞かせて頂きました。

ちなみにこんなツイートを4月にしており、そのときは2023年中には発表出来ると思っていたのですがまだ出来ず…もう少しのはずなのでしばらくお待ちください。ありがたいことに良いお話や反応を頂いており、早く発表したいという気持ちを抑えるのに必死です笑

そんなこんなで今年は海外展開の足元が少し整った1年だったのではないかなと思っています。また、アメリカでもサポートしてくれる方がかなり増え、いつも皆さんにご相談乗ってもらっています。来年はさらに海外展開頑張ります！！！(早く移住したい)

スタートアップ経営者としての1年

これは僕がわざわざ言及するまでもないのですがメディアでもよく出ている通りでスタートアップにとっては2023年は比較的厳しい1年だったのかなーと思います。

外部からエクイティで資金調達をする我々のようなスタートアップは景気にある程度左右されると言いますが、今年はそれをかなり痛感した1年でもありました。

友人経営者と話してもそういった話になることが多く、特に調達環境への影響はかなりあるなという印象です。もちろん100億円を超えるような大型調達が見られて順調な会社には大きなお金が集まるというのが見えた素晴らしい1年でもあったのですが、逆にそこに乗っていない会社にとってはかなりシビアな状況なのかなと思っています。

当たり前といえは当たり前ですがそういった外部環境にもきちんと適応していかねばならず、日々の業務もありつつ、もっともっと長い目できちんと会社経営をしていかないといけないと気付かされた1年でもありました。さらには自分の勉強不足や思考の浅さも同時に痛感。常日頃から学んでいく姿勢は持ちつつ、こういった外部環境の変化にどう適応していくか、もっと言えばそういったケースも含めてもっともっと徹底的に考えられるか、それは会社だけじゃなくて個人としても。そういったことを考えさせられる1年だったなと思います。

Shippioの佐藤さんが個人的にめちゃくちゃ腹落ちすることを言っていたので載せておきます。「自分のタイミングではない変化」はまさに。

と少しネガティブなことも書きつつ、基本は楽しく毎日仕事をしています。辛いことも大変なこともあるけど自分が好きなスポーツという事業をやっているので本当に毎日が楽しいし、起業してから4年目ですがこの気持ちがあと100年ぐらい続くと良いなと思っています。

プライベートな面での1年

結婚しました！とか、子供が産まれました！みたいなことは何もなく、今年も粛々と独身男性をしっかりとやらせて頂きました笑
(あ、ちょっとだけ事故して前歯が2本折れました笑)

というか下手したら働きだしてから1番働いた1年かもというぐらい働いており、来年はさらに働きたいなと思っている次第です。理由としては年齢も35になり、カラダも気持ちも付いてくる時間は長くないと感じているので働けるときに思いっきり働きたいなーと。労働時間が全てではないですが、僕の良いところは時間にコミットできるところだと思っているのでまだまだ若い人に負けないぐらい働いていきたいです。

プライベートと言いつつ結局仕事の話に笑

2024年は何がなんでも海外展開

そして来年のテーマはと聞かれたら変わらず海外展開です。

ここ最近色んな方とお話する機会があるのですが海外展開の話をすると「まだ早いのでは？」とか「もう少し日本を見るべきでは？」というお話をたまに頂きます。これらのご意見はおそらく弊社の事業がそこまでのレベルじゃない、僕の解像度が低いみたいなのが原因だったりもするので至極真っ当というか言われて当然な面もあるのですが、やっぱり海外に挑戦したいんですよね笑

僕としてはたくさん打ち合わせする中でアメリカ(海外)でも勝負できるという感触があるのはもちろんのこと、アメリカの人と打ち合わせをしても大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸、佐々木麟太郎など日本人野球選手へのリスペクトが凄く、日本人として誇らしく思います。2023年はWBCも優勝しましたからね。ちなみにプロでない佐々木麟太郎もしっかり有名です。僕は野球選手ではないですがやはり野球というスポーツは世界に誇れる文化だとこの1年で強く思うようになりました。そして、日本の会社が勝負できる数少ない領域でもあると。そんな僕が大好きかつ世界に誇れる野球で少しでも大きな挑戦が出来ればと心から思っています。傍から見たら無謀かもしれませんが自分が信じないことには始まらないですしね…。

と、少しキレイにまとめつつもやっぱり日本からグローバル企業が出ないってのはめちゃくちゃ悔しいし、WBCでは優勝するのに野球のテック企業が全て海外になってしまうのはもっと悔しいし、日本からユニコーンをみたいな問題も結局はグローバルマーケットで勝負しないってのが根本的な原因だと思っているので誰になんと言われようが海外展開はしていきたいなと思っています。

というわけで2024年も今年以上に海外展開に挑戦していきます。まずはアメリカで仕込んでいることを早く発表できるようにします。

あと最後にですがうちのCTOが技術ブログを始めています！どんなことをやっているかも少しだけ触れているのでご興味ある方はぜひ。

CEO伊藤もカジュアル面談を受け付けています！年末年始にお時間ある方がいればぜひ～！

それでは皆様良いお年をお過ごし下さい！今年1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

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