【英語】 TOEIC不要論３つの間違い

3年前の記事。

長らくGoogle先生やっているので読んだことある方もいるはず。。

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3年で10万人に読まれた「おすすめ洋書シリーズ」

6年前のUCLA留学から続くこのブログには、英語習得に加え、現在のメインテーマの経済や、小説、歴史、ギャンブルやプライベート記事までありますが、断トツで読まれているのが洋書生活シリーズです。

3年間「洋書　おすすめ」などと検索するとGoogleのトップページに現れ、単純計算1日100人に読まれています。

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TOEICに一瞬だけ恩返し

後述する通り、私自身はTOEICやその点数などどうでもよいのですが（英語習得は10年前に卒業）、最近「英語不要論」やその急先鋒として「TOEIC不要論」を非常によく目にしますよね。

……なんかTOEIC可愛そうだなと思いまして(笑)、久しぶりに英語記事を書きます。

英語習得記事は平気で私の体系を盗んで稼ぐ輩や、コピペして稼ぐ賊が多発し、現在はメルマガやセミナーのみに限定していますが、本日はひさなおの一丁目一番地の英語様に恩返しのつもりで。

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「英語のある人生」を目指す日本中の同志へ

読んで下さる方々のためにも、英語習得とビジネスでの本番に関しては日本の誰にも負けないと思います。

負けない、というのは、10代の初TOEICで900点超え、海外経験9か月だけで学生時にTOEIC満点を取った「速さ」と、その後ビジネス世界で実践し続けている「実績」。あとは仮にも賞を取って本を出せた程度の作家ですので、独自の英語体系の「アウトプット力」。

まあ、この程度ではTOEIC不要論界の絶対王者、脳科学者の茂木健一郎さんの足元にも及びませんが（私はあの人のファンでどれだけ著書を読んだことか）、英語を手に入れた速さだけは負けていないはずなので聞いて下さいな。

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TOEICが不要らしい３大理由（噛み砕くとこんな感じ）

1. 点数が高いはずの社員が実際の英語会議では全然使えない

2. ネイティブはこんな文法知らないしネイティブでも取れない満点に何の意味がある

3. ただの記憶力と集中力を試す退屈で馬鹿らしいテスト

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回答（持論でけっこう）

1. 「点数が高い」の基準が間違っている

TOEICのレベルは、600点、730点、840点、900点、と大きく分けられていて、それぞれに「通常の受け答えはできるが……」などと定義がありますよね。

間違っているのはテストではなくこの基準です。

正直、英語会議を日本語会議と同様に回すには、900点前後ないと「通常の受け答え」も厳しいはずです。

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帰国子女ではなくゼロから自分だけで習得した経験からも、周りを見ていても、厳しいですが900点以下なら履歴書に書くべきではないと個人的には思います。

例えばがっつり体育会系に４年間いたり、他に誰にも負けない特技がある上で「TOEICも一応800点は超えています」ならば、高スペックアピール成功です。

しかし、最後の一本槍が800点では、無数に900点超えがすでにいて、彼ら彼女らでも実践で苦戦している現状、逆効果かもしれません。

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面白い話私ですら、初期のブログですのでもう3, 4年前になりますが、「私はTOEIC満点を持っている人を他にも知っているから自慢するな」みたいに言われたことがあります。笑

自慢て……マーケティングという言葉も知らないのか、てかどうせ無料だし役立ってしまうし読まなくていいから、てか、一先ずお前自身が取ってから発言せい、とか悶悶と思いましたが、「苦労したので自慢しちゃいました」と謝っておきました。笑

余談でしたが、600点や730点の区切りは単なる通過点でしかなく、「TOEIC750点持っているのに全然実践できない。なんだ、TOEICって無意味だな」というロジックは間違っています。

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2. ネイティブ不要論

さて、英語しか話せないネイティブさんが「こんなこと知らないよ～」と言ったら全て間違いなのでしょうか。

私はUCLAでの留学中、アメリカ人は当然ですが、マレーシア人、中国人、イタリア人など文字通り世界中の友人ができました。このブログにも現在のFacebookにもたんまりいますよね。

更に、社会人になってからはご存じインド人やフィリピン人と仕事をしています。

英語は、国や人によっても全然違います。発音も、単語のチョイスも、イントネーションも、表現も。

私の英語は永遠にネイティブにはなれません。けれど、仕事でもなんなら仮に恋愛でも、「お前何言ってるのか全く分からない」となることは一生ないと思います。

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皆様が生まれてから今まで出会ってきた日本語ネイティブは何人いますか？何百人？何千人？

その中で、「本当に綺麗な日本語を話すし書くな。この人の表現を学びたい」という方は何％いましたか？

英語でペラペラ「おしゃべりができる」帰国子女で「TOEICは本物の英語じゃないから」とか言っている人もいますが、私の周りの「単に英語もできるだけ」な優秀帰国子女は、普通に満点近く取っています。

それこそ、私こそ何人も満点なんて知っています。私と同じ完全な日本育ちも含めて。

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敢えて強めに書きましたし、当然ネイティブの方々から学べる事はいくらでもあります。

しかし、ネイティブが唯一無二の正解では全くありません。

英語は言葉です。○か×かではありません。

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3. 仕事が毎日ショータイムだとでも？

TOEICテストについて、「どうでもいい話を聞いて、記憶して、その通り作業して、単にそれを続けるくだらないテストだ」との非難もありますよね。

……このブログ、特に英語関連の記事は会社の人間もかなり読むらしいので、やんわり書いておきますが。。

一番仕事に役立つ部分だったりして。笑

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冗談ではなく、好きな欧州サッカーの実況、可愛い外国人女の子との会話、フレンズのレイチェルを追うことこそ意味がないわけです。

そりゃあ真剣に集中するし、何なら眺めているだけで声すら必要ないわと。笑

TOEICはビジネス英語の基礎作りを目的にしています。

これも私だけの持論ではありますが、興味や時に意味など関係なく淡々と集中力を試すテスト。ビジネス作業力に最適だと思います。

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結論：TOEICは学習プロセスを通しビジネス英語力を上げる修業

「点数が高い」の基準を100点上げて下さい。750-850ではなく、850-950が「高い」です。

難しいのは、TOEICの点数と「英語ができる」は綺麗に比例はせず、900点前後でようやく「できる」ゾーンに突入します。

そのため、TOEICやその点数に意味がないというより、900点以下を小刻みにしても意味がありません。

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また、ネイティブ不要論はもちろん言い過ぎですが、ネイティブ絶対論も信じなくていいです。

海外経験が無くても全く心配いりませんし、私が英語を教えたくなるような東南アジアの謎の男にカフェで１時間５０００円払う前にやれることはいくらでもあります。

外国人≒ネイティブ？、という段階でしたら、英語と同時に世界に対する周辺知識も学んでみて下さい。

そーゆう面倒なのは要らない。飛び道具的にTOEICの点数が上がるテクニックと突然口から英語が止まらない魔法を教えてくれという話でしたら、どうぞ本屋でも高額教材でも手を出して経済貢献して下さい。

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最後に、「仕事で英語を使う」は響きに反して地味ですよ。

日系企業では英語ができても仕事が増えるだけで給料が増えるわけではないですし、英語会議にお偉いおじ様ばかりならモテても意味ないし。まあ、もっと仕事が増える幸せはあるかもしれませんが。笑

受験勉強もTOEICも、非難や逃げる言い訳など無数にできます。

ただ、このブログでも何度も述べてきた通り、習得プロセスにも結果にも十二分に意味はあります。

より具体的に「ひさなお流習得術」を手に入れたい方は、メルマガなりセミナーなりにお立ち寄り下さいませ。

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以上で本記事はお終いです。投げ銭で応援いただければまた英語記事書きたいです。。笑