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もう1人の自分

音楽をやるとき

歌を歌うとき

ピアノを弾くとき

文章を書くとき

私の前には、

それしかありません。

そこに集中しないと、何も出来ない。

音楽をするとき

そこには、

私と音楽があるだけ

だから無心になれる

今の歌声はどうだったか、

声はちゃんと顔の前に当てれてたか

息は、ちゃんと身体を通り向けただろうか

腹筋は、

背筋は、

歌のことしか考えない。

歌と私だけがいる空間が横たわっている

歌うと

ピアノを弾くと

すっきりするのは、

音楽に集中しているから。

無心になれるからです。

私にとって文章も同じ

文章を書くとき

そこには、私とパソコンの画面だけ

目の前にキーボードと白い画面がある

それだけ

だから無心になれる。

だから集中できる。

でも日常生活では、なかなかこうはいかない。

片づけをしているとき

炊事をしているとき

食事をしている時でさえ

他のことを考えている

身体は何かをしているのに、

心は別のことを考えている

あの時、こう言えばよかったかな

ちゃんと伝わったかな

あの人、あんなこと言ってたけど、前もちゃんと伝わらなかったしな

もっと別の言い方があったかしら

あー、あのこと、忘れてた

やっとけばよかった

やっとけば、今頃、上手くいってたのに

なんで忘れたんだろ

あの人や、

あのことが心の中に走馬灯のように浮かんでは消え、

消えては浮かび、

身体は別のことをしているのに

いつも心は気忙しく他のことを考えている

もう1人の自分

そう

まるで

もう1人の自分がいるみたい

いつも過ぎ去ったことや、

これから起きることを想像して

疲れ果てる

やらなきゃいけないことや

あの人に言ったこと

全部が気になって

どうにも出来ないのに

そのことに

いつまでも捉われる

言ってしまった言葉は返ってこない

過ぎ去った時間は取り戻せない

だから、

今、目の前のことに集中する

今、目の前にあることしか考えない

目の前にあることに集中すると

もう1人の自分はどこかに消えて

目の前には、

そのことと私だけ

当たり前のことなのに、当たり前じゃない

だから

何度でもやり直す

何度でもやり直して

目の前のことに集中する

そうすれば、

もう1人の自分はどこかに消えて

自分だけ

そう、自分だけ



目の前のことに集中すると上手くいく、効率よく物事は運びますよ〜

と教えられても、

ついつい、他のことを考えたり、他のことが気になったり。

だから、何度でもやり直してます。

今日は、上手くいったな〜と思っても

明日はうまくいくとは限らない。

昨日は上手くいったのに、

今日は、どうも上手くいかない。

そんなことの繰り返しです。

でもそれも毎日の積み重ね。

コツコツやれば、どこかに辿り着く。

そう思って、毎日、練習しています😊

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