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Kiina活動無期限休止にみるファンとの『絆』

Kiinaこと氷川きよしが歌手活動を無期限で休止してから、1年近くが経ちました。この間、ほぼ動向は伝えらることもなく、ネットや週刊誌に取り上げられることもなかったように思います。
完全に活動を休止し、姿を消したように見えるKiinaとその復帰を待ち続けるファンとの間に流れる見えない絆について、私見を元に記事にしてみました。
私自身はファンではありませんから、長年のファンの方からすれば、納得のいかない部分もあろうかと思いますが、2018年に初めてコンサートで拝見し、そのコンサートが図らずも、氷川きよしからKiinaへの第一歩とも思える始まりだったと感じる発言を直に聞かせて頂いてからは、それまでの「氷川きよし」という人に対する印象が随分、私の中で変わったのを覚えています。
私自身もファン出身で、好きなアーティストが長く日本で活動出来なかった為、次はいつ、という未来を描けない時期が8年もありました。そのため、姿が見えない人を待つ心情は、少しは理解出来ると思います。
ですが、アーティストは必ずファンを信じていますし、ファンとアーティストの「絆」は、どんなに空白期間があっても結ばれているのです。
そんな視点から記事を書いてみました。
多分に私見的記事ですので、ファンの方々の気持ちとは異なるかもしれませんが、そういうものを経験した人間としての経験談の1つとして読んで頂ければ幸いです。冒頭部分だけを公開します。


推しの姿が見えないという不安感

「推し」という存在はどういうものでしょうか。
私にとっては、「毎日、今日も頑張ろう!」と思える存在、というものです。

その人がいるだけで、今日も一日頑張ろうと思う。
嫌なことがあっても、その人のことを思い描くと、沈んでいた気持ちが元気になる。
辛いことやしんどいことがあっても、「彼も頑張っているのだから、自分も頑張ろう」と思える。

そんな存在です。
その人の姿を見るだけで、なんだか元気になる。

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