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ジェジュン『ソウルバースデーファンミ2023』に感じるコンセプトの違い

ジェジュンさんのソウルで行われたバースデーファンミの2日目を拝見しました。私は1日目を存じ上げないので1日目がどのような状況だったのかはわかりませんが、2時間と予定されている配信時間を大幅に超えて、3時間半にもなるファンミだったことは、ジェジュンという歌手が如何に本国では歌を歌うチャンスが少ないかということを物語っているようにも感じました。
少しでもファンと出会うチャンスを大事なものにしたいという彼の気持ちは、ステージへのある意味、彼の執着を感じさせるものでもありました。
セトリやステージ時間の延長から見えてくるのは、やっと彼が韓国でも自分の思う通りのステージを行うことが出来るようになったという周囲との関係でした。
ライブ形式を完全にとった今回のファンミは、彼が韓国でも韓流スターではなく、アーティストとして歩もうとするスタンスを示しているものだと感じます。
K-POPの草分け的存在である彼が今後、どのような道を歩き、どのような可能性を持つのかも含めて、当日のライブのレビューを書きました。

セトリから見えてくる集大成と次の一歩

当日のセトリは以下のようなものでした。

守ってあげる
We're
In this World
Tender Love
Now is Good
One Kiss
Run Away
Locking Love
Paradice
Luvholic
Secret

Welcome to My Wild World
Kiss B
9+1#
MINE
Nobody Like You
守ってあげる
Walking on the Water

日本ツアーを断続的に4か月近くも行った彼の歌声は、昨年の春とは全く違い非常に安定しています。
この日も歌声に関しては、伸びやかで充実した歌声を十分披露出来ていました。

これらのセトリの中で突筆すべきは『守ってあげる』を二度に亘って歌ったことです。
この楽曲は長く韓国ファンと彼との強い絆を現す曲として認識されていました。

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