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「障子一枚」の距離でも。

さーちゃんへ

5歳のさーちゃんは、周りの大人もびっくりするほど口達者で、ドンジャラもトランプの大富豪もひとりでできちゃう、スーパーキッズ(親バカなのはわかっています!)

だから、ママはもうなんでもできちゃうなと思っていました。

ある日、さーちゃんの大好きなじいちゃんばあちゃんが、さーちゃんの家にお泊りすることになった日のこと。

「きょうは、じいちゃんといっしょにねる!」

って言うから、ママは障子一枚挟んだだけのとなりの和室で寝るし、全然大丈夫だろうと思って「いいよ」と答えたね。

そしていざ寝る時間になると

「ママのとなりじゃないとこわいから、じいちゃんとねるのやめる!」

と、ママのところに駆け寄って来てびっくり。

なんでもできちゃうスーパーキッズなのに、ママと障子一枚隔てるだけで怖くなっちゃうなんて…

なんて、かわいいんやろう〜!

思いがけずみせた5歳の一面に、ママは胸がキュンキュンしました。笑

大人びたさーちゃんも、まだまだ甘えん坊のさーちゃんも、ママは大好きです。

となりで寝るのにいちばん安心してしてるのは、実はママやったりするんやけどね。


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