肉まん、焼くね!

例にもれず、小2の息子ひーくんが通う小学校も月曜日から休校中。幸い、私の仕事は在宅でもできるもので、職場からもOKが出たので今週から家で仕事をしている。

休校&在宅勤務3日目。

15時前になると、「おやつ食べていいー?」とひーくんが仕事部屋にやってきた。

家でかなりの時間を過ごす毎日のなかで、ちょっとしたお楽しみを散りばめられたらなぁと、今日はおやつに肉まんを用意しておいた。

「冷蔵庫に肉まんあるよー!」

と言うと、ひーくんが「やったー!」と走って冷蔵庫を開け、肉まんの入ったトレイを取り出す。パッケージを見ると、温めて時間は600wで40秒となっていた。

ひーくんは、その表示をみてピンと来たのか

「あ、肉まん40秒焼いたらいいねんな!」と言い、「自分でやるわー!」とキッチンへかけていった。

肉まんを焼くって笑。
普段、ひーくんが家でひとりで過ごすことはないので、レンジを自分で使うことはほとんどない。

だから「ラップもかけねてね〜、ふんわりね〜!」と、きっとわかってないだろうなと思って声をかけると「は〜い」と元気な返事がかえってきた。

2分ほど経ち、ひーくんが仕事部屋へとやってきた。おいしかった?と聞こうとすると、まだラップの開けられていない、ほかほかの肉まんが2つのったお皿を持っている。

「お仕事がんばってるから、どーぞ!」

と、ひーくんは自分が食べるより先に、私に肉まんを持ってきてくれたのだった。

う、うれしい…!

「ありがとう!」とふんわりかかったラップを外し、肉まんをひとつ頬ばる。「ひーくんも食べてね」と言うと、にこにこ笑ってキッチンへと戻っていった。

レンジもラップも、ちゃんと使えるようになって、お仕事がんばってるからとまで考えられるようになっていたひーくん。

日々、成長してるんだなぁとうれしくなったよ。ほかほかに焼いた肉まん、ありがとう!

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