在宅フリーランスを続けているうちに忘れていた、人との交流が生み出す力
2022年の3月10日(木)から13日(日)、3泊4日で関東地方へ出張に行きました。
なぜ関東へ来たのか、何をしていたのか、そこで何を感じたのか。ここに、自分への備忘録として残しておきます。
※詳細を書いてしまうと他の人に迷惑がかかるため、一部ぼやかした表現になる点、ご了承ください。
なぜ関東に来たのか
岐阜から東京まで、片道1万円以上は出費がかかります。なので自宅から出ず、出来ることだけやっていれば、短期的な目線ではお得でした。
ではなぜ高い出費を払ってまで関東まで来たのか。それには、以下3つの理由があります。
取材をするため
引っ越し先を考えるため
当時受講していたライター講座を、東京の会場で受けるため
そもそも関東出張を考えたきっかけは、ライター同士でのオンライン交流会です。
詳細は割愛しますが、国立の悩みに対して、多くのライター仲間からアイデアや協力を頂き、今回の関東出張は実現しました。
国立が抱えていた悩みは、ざっくりと言うと「窒息感」です。
ありがたいことに仕事の問い合わせも多く頂き、やりがいのある日々。しかし、ふと立ち止まって考えると、国立には多くの悩みや課題が残ったまま、という現状に直面し、ジリジリと心理的に追い詰められていました。
このまま在宅フリーランスで食っていけるのか
対面での人間関係がほとんどない事が、将来大きな足枷になるのではないか
今できることに甘んじてると、将来立ち行かなくなるのではないか
漠然とした危機感と、それに対してどう対処すべきか分からず、たまに体調を崩すことも。そんな中、私に解決の糸口を与えてくれたのは、同じライター仲間たちからの暖かく面白いコメントでした。
オンライン交流会で色々なアドバイスを頂いたのですが、結論を一言でまとめると「実家から出た方が良い」とのこと。
収入的にも一人暮らしは不可能ではなく、「そろそろ実家を出て行きたいな」と漠然と考えていた時期です。
しかし、「じゃあどこに住みたいの?」という問いに対して、国立は明確な答えを見つけることが出来ず、「まずは実際に足を運んで、色々と見聞きしてみよう」と言うことになりました。
ちょうど別件で、取材の仕事(課題)と受講していたライター講座の教室が東京であったので、それらにも対応する。このような「複数の目的」が重なったため、今回の関東出張は実現しました。
何を感じたのか
色々と思うところはありましたが、総括すると「今まで自分が悩んでたことって、こんなにあっけなく解決に向けて進み出すんだな」ということを感じました。
もともと私は真面目な話が苦手な方で、悩みとか嫌な事があっても基本誰にも話さないタイプの人間です。
しかしフリーランス になって、「自分のことを伝えていかないままでは、行き詰まってしまうのではないか?」という、冒頭でお伝えきた漠然とした悩みに繋がり、私を苦しめてきました。
そこで思い切って、オンライン・オフライン問わず様々な人に、いまの自分が抱えている悩みを打ち明けてみました。
正直、最初は「雑談のネタにでもなればいいかー」ぐらいの、軽い気持ちです。しかし、実際に雑談が始まると、思った以上に、私が思いつきもしなかったような良いアイデアを、数多く頂けました。
その結果、明確な答えはまだ出ていないものの、将来に向かって前進するための確かな一歩を踏み出せた、という手応えを感じています。
人との交流の「光と闇」
今回、私は多くの方々の協力があったおかげで、関東出張を成功させる事ができました。
抽象的な表現ですが、人生を前に進めていくには「良い人との繋がり」が大事だな、と改めて感じました。
国立はかなり人付き合いに慎重な方だと、自分では思っています。学生時代、社会人時代、フリーランス初期のころ、それなりに人付き合いのトラブルを経験しました。
人との交流には、リスクがあると考えています。今までの30年ばかりの人生を振り返っても、人との交流は、必ずしも良いことばかりではありませんでした。
人との交流が生み出す力
人との交流にはリスクがある。
たぶん、この考え方の行き着く先は、孤独死ではないかと思います。実際、私も思い切って仲間に悩みを打ち明けていなければ、今も明日も、おそらく5年後10年後も同じような働き方をして、人生を終えていたでしょう。
私の持っているネガティブな思い込みや価値観、偏見。それらを取り払うキッカケを与えてくれるのが、人との交流が生み出す力ではないかな、と国立は思います。
(おまけ)国立は今後どうするの?
時期や場所は未定ですが、実家は出て行きます。
経緯はあまり詳しく書けませんが、おそらく東京もしくは東京へアクセスしやすい場所に住むかと思います。
(おまけのおまけ)美味しかったご飯
ライター仲間から教えて頂いたお食事処を2箇所、紹介します。
日本橋 天丼 金子半之助 日本橋本店
おそらく30分以上並んで、やっと入店出ました。
そして出てきたのが、こちら。
あまりの美味しさに、我を忘れて食べ続け、無事に完食。
並んだ甲斐は、十二分にありました。
玉ゐ 日本橋本店
穴子の箱めし(中箱)とお吸い物を頂きました。
もう、言葉で形容できないほど美味しかったです。生きてて良かった。仕事頑張ってて良かった。
半分ぐらい食べたところで、出汁が出てきて、茶漬けの要領で食べたのも美味しかったです。
何気に心に残ったのは、店員さんのホスピタリティの高さ。
30代のおっさんが独り寂しく入店しても、愛想良く席まで案内して頂き、丁寧に商品の説明をして頂けました。
帰る時も、会計ですぐにサイフが出てこずにモタモタしている時も笑顔で対応して頂けたのも嬉しかった。さらにご丁寧に、ドアを開けて退店まで笑顔でお見送りして頂けました。
人形町でまた泊まる機会あれば、もう一度寄りたいです。
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