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いろ衣都つむぎ ~わたしを映してくれるもの~

今日、知人女性と話していて、「衣都さんは、決して流れに抗わないのに、望むものや満足のいくものをちゃんと得ていく、不思議な人だ」というようなことを言われました。
わたしは、へえ、と思いました。
たしかに、与えられるものに逆らったりはあまりしないかもしれません。
わたしには、いま、強い不満のあることはないのです。
絵を描くことを仕事にしていますが、これも強く求めたわけではなく、通いだした事業所で、絵を描きましょうと言われ、絵本をつくりましょうと言われて、はい、と従った感じなのです。
だけど、はいと言ったら、描きたいものがどんどん出てきて、夢中で描きました。
それが、実際に絵本となって、販売されています。
わたしは、ものごとはうまくいかないときは、どんな扉も開かないけれど、うまくいくときはすーっと叶うものだと思っています。
結婚したときがそうでした。話がとんとんと運んで、あら、と気がついたら札幌で暮らしていました。
それにしても、言われるまで、自分のなにかに委ねているようなところには気がつきませんでした。
結局、自分の真のすがたは、他人のほうが知っているのです。
自分を知りたければ、他人の声に耳を傾けることです。
そして、他人と深く関わりたければ、自分をきちんと見つめることです。
人との絆を結ぶには、あなたが魅力的な人間になることです。
あなた自身はわかっていなくても、あなたの真実は、きっと他者の心に届きます。
そして、あなたの手をとってくれる人がきっと現れるのです。
そのとき、人生はひとつ上をいくことになるでしょう。


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