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鏡のなかの言葉(定期購読)

映画監督松井久子が編集長となり、生き方、暮し、アート、映画、表現等について4人のプロが書くコラムと、映画づくり、ライティング、YOGA等のワークショップ、そして編集長がお勧めする…
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2021年4月の記事一覧

刻む瞑想、食べる修行。あの味を再現するコールスローレシピ 【つくり手であること】

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自分の「今」から、必要な「度合い」を計る、パワーレシピ 【つくり手であること】

先日、体調を崩してしまった仕事仲間に、れんこん生姜湯を伝えたら、思いのほか喜んでもらえました。 「れんこん生姜湯」とは、すりおろしたれんこんに、生姜汁を加え、お湯で割って1日に数回飲むという自然療法のひとつ。2020年に94歳で他界された東城百合子先生の超ロングセラー『家庭で出来る自然療法』で学んだ、喉の炎症などに効くお手当て方法です。 (40年以上に渡り100万部以上売れてるらしい) 個人的には決して、西洋医学を否定する気持ちはないので、万が一の対処が必要だと思ったら

自分史コラム 10年目に語られる「希望」

人類史上、同じ自分史は2つとしてない私は自分史活用アドバイザーとして、これまで多くの人に自分史講座で「自分史に一つとして同じものはなく、生きた人の数だけある物語です。」とお伝えしています。 ただ現実は幸せな自分史の人ばかりではなく、幸せじゃないと思う人のほうが多いのかもしれません。 そうしたことも踏まえたうえで、私はさらにこう伝えています。 「それを無理に受け入れる必要はなく、ただ向き合うだけでよいのです。それをどう解釈して未来に活かすか、それが大事なのです。過去は変えら

稲木紫織のアート・コラムArts & Contemporary Vol.22

時空を超えた美の館 新緑溢れる東京都庭園美術館 「艶めくアール・デコの色彩」展 🌟庭園美術館も緊急事態宣言を受け、5月11日まで臨時休館です。  ご注意ください。 JR目黒駅から徒歩数分。東京都庭園美術館を訪れたことがおありだろうか? ここは、隣に自然教育園の林野を臨み、都心とは思えない鬱蒼とした緑に囲まれた、まさにサンクチュアリのような美術館。本館は1933年に竣工した旧朝香宮邸で、フランス滞在中、1925年のアール・デコ博覧会を見学して魅せられた朝香宮夫妻が、アール・

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自分史コラム 不思議な万病治療法との出会い

久しぶりの投稿になってしまいましたが、みなさんお元気でお過ごしでしょうか? 私はといえば、この2ヶ月かなりいろいろな自分史の出来事がおきて、なかなかゆっくりと執筆の時間を取ることができませんでした。 しかし、その分コラムを書くための題材はかなり蓄積できましたので、これからは追々ここで書いていこうと思います。 そのまず第一弾としてお伝えしたいのが、今日タイトルにも書いたある万病治療法についてです。 私は特に寒い時期になると、首や肩甲骨、右腕のしびれや鈍痛が慢性的に出ます。身

LEONIEとマイレオニーの旅10

私の製作資金調達法私は『レオニー』の企画を立てるまでに、『ユキエ』と『折り梅』、2本の作品の製作を実現させてきた。 ここでもう一度、どうして50歳にもなった映画製作の経験もない私が『ユキエ』では2億円、『折り梅』では1億5千万円もの大金を手にすることができたのかについて振り返ってみたい。 社会的に意義のある題材を、公的資金でつくるその2作の資金調達で共通していたのは、どちらの作品も映画ビジネスに通じた人たちとはまったく縁のない方々の助力によって叶った、という点だった。 たと

稲木紫織のアート・コラムArts & Contemporary Vol.21

ノスタルジーが漂い詩情が溢れ かそけき存在を愛おしみたくなる 合田ノブヨのコラージュ世界 「Flower Names/少女」 花の名前を持つ少女たちがコラージュの中で遊んでいて、「エリカ、ローズ、マルグリット、ヴァイオレット。野に少女たちが花咲きます」と書かれた、展示のキャプションを目にした時、ノスタルジーが漂い詩情が溢れ、何とも幸せな気分になった。普段は表に出さない、自分にとって最もインティメイトで繊細な感性が、心の奥底に仕舞い込んだ小箱から顔を覗かせたのを感じた。

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