見出し画像

用法用量を守る人になること_ダイエットの成功ポイント①

あなたは用法用量を守る人?守らない人?

私は用法用量を守らない。まあ薬の場合は、一応守ろうという意思はあるけれど(薬学の知識がないからあまり勝手に判断できないので)、それでも一日三回と処方された薬を忘れず飲み切る自信はない。大体忘れる。
認知症ではない。たぶん薬にそれほど意識を向けていないというか、薬に真摯でないというか。
料理のレシピなどに至っては、堂々と「私は容量用法を守ったことがありません」と宣言できる。
自炊派だし、料理を作ることは好きなので、料理本とか料理のアプリ、YouTubeなどに掲載されたできあがり写真を見て、「お〜〜美味しそう♡作ってみよう」と材料を見て、うんうんと納得して作り始めても、材料の分量や細かい順番にはさほどこだわらないため、レシピ通りにできあがることはほぼない。前に「カレーはカレーのルウの箱に書いてあるとおりの分量と作り方で作ると美味しくできる」という話をきき、まあ一度くらいレシピどおりにやってみようと、きちんと水の量を測り、材料も同じように選んで入れて、時間も大体はレシピ通りにやってみたら、本当に美味しいカレーができた。すごい!!と感動して、次からはそうしようと思ったけれどレシピ通りに作ったのはそれ一度きり、以後は自由な感じに戻ってしまった。

お菓子やパンは本当に用法用量を守らないとできない

用法用量を守れる人か守れない人かを判断する一つの基準として、「お菓子を作れる人かどうか」がある。
私はもうあと数年で60歳という干支一回りの年齢を迎えるので、もう40年近く前の話だが、2月の寒い夜、三姉妹の末の妹が(私は長女)バレンタインデーに好きな男の子に手作りチョコをあげると言って、トリュフチョコを作っていた。それを見ていて、私の創作意欲は掻き立てられた(自慢ではないが、私は割と美術とか工芸が得意である)。
「手伝ってあげるよ〜」という甘い言葉で妹をそそのかし、チョコ作りに参加した。そして私はやらかした。用法用量を守らず、大体のカンで生クリームをボウルに入れたり、かき混ぜたりした。妹には何度も「ちゃんと測った??」と聞かれたが、「うん、ああ、大体ね」とごまかした。
結果、チョコは固まらなかった。
妹は少し半泣きになっていた。
まずいと思った私は年長の知恵で、妹にアドバイスした。
「寒いから、外においておけば固まるよ!!」

妹はその後も、よくお菓子を作っていた。シュークリームやクッキー、マドレーヌなど、どれも素人レベルではあるが上手くできていたし、美味しかった。時々、その創作現場に出くわしたとき、私は性懲りもなく、妹を手伝った。妹も少しおバカなのか快く私の提案を受け入れた。そして私がお手伝いした時は、決まってシュークリームは固まらず、マドレーヌは膨らまなかった。
お菓子は、お菓子だけは、用法用量を守らないと上手くいかない。

用法用量を守る人はたぶん痩せている

幼い頃から用法用量を守っていた妹はアラフィフになった今も痩せている。まあ、太る原因や痩せている理由はいろいろあるから、神経をものすごく使っているとか、アクティブに動いているとか、美意識が高いからとかね。
それでも、アスケンを使って自身の食事記録をおよそ3ヶ月続きてきて思ったのは、やっぱり用法用量は守った方がダイエットは成功しやすいということ。
なんでもザックリの私は、料理を作るときも基本アバウトなので、本当は玉ねぎ半分でいいところも面倒だからと全部入れちゃったり、お肉も150グラムでいいところを余っちゃうからと280グラムとか、パック全部入れちゃったり、用法用量を守らなすぎで、できあがりの量とカロリーが曖昧だし、それを食べて、実際にどれほどの量とカロリーを摂ったのか分からない。
基本多めに入れちゃってるから、確実に量とカロリーはオーバーしちゃってる。
そんなこんなで、前回も書いたけれど、毎日食べているご飯の量を測ってみたら、自分の中では150グラムくらいかなと思っていた量が200グラムをゆうに超えていてびっくりでした。なので少なくとも冷凍保存するご飯については、きちんと測ってから冷凍することに決めました。

大雑把は私の長所なのでヨシ。ただし…

大雑把は私の長所だと思うし、直す気はないのでこのままとしても、やっぱり「用法用量を守ること」がダイエットには有効だと思うのです。
「摂取量が消費量を下回れば痩せられる」というのは真実だと思うので。
あまり細かくやりすぎてそこに力を使い果たしてしまってもなんなので、そこまで詳細にはいたしませんが、基本的に自分が思う量は実際の1.2〜1.5倍という認識は常に持つべきだと思っている。
一流の料理人は、塩1グラムが目を瞑っていても指でとればわかるというし、ずっと卵を仕分けしている人は、手にもっただけで何グラムか分かるという。私も目視でご飯の量やおかずのカロリーが分かるようになったら大したものだ。
仕事で大量のDM発送作業をした時などは、封筒を10部ずつ数える作業を何度も繰り返すうちに、手にパッと持っただけで10部だと分かるようになった経験がある。人間、継続して行えば、できるようになるものだ。

用法用量には先人の知恵が詰まっている

用法用量が「それ!」と決められたのには理由がある。と同様に、やっぱり成果を出している人の話は、いざダイエットを成功させようという私はしっかり聞くべきであるし、その人達がその経験から得た用法用量にはダイエットを成功に導くための知恵が詰まっていると思う。

ということで、最後は成功者が多い!!というアスケンの用法用量をよく守って、まずはアスケンの未来ちゃんに毎回100点もらえるように頑張ろうと思う次第です。
成功体験を見て、すごいなあと思ったネコクラさんも、アスケンで100点が取れるように頑張ったとおっしゃってましたし。


いいなと思ったら応援しよう!