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あそぶ!ボードゲーム -001- ラパヌイ編

アナログゲームが注目されているので、うっとこで夜ごと(かなり大げさ)、密かに楽しんでいるボードゲームのコレクションを、プレイ風景とともに(ゲームに集中しすきぎて、すぐ写真撮るのを覚えてたら、、)紹介します。

記念すべき初回は、ラパヌイを紹介したいと思います。かなりマニアック!

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テーマ

ラパヌイとは、モアイさんがいるイースター島の現地での島の名前です。何を隠そう、・・年前に勢いだけで新婚旅行で行きました。(かなりの高額出費!)

それはさておき。。

一言で言うと、部族ごとにモアイさんを建築するのにどれだけ貢献するかを競うゲームです。
モアイを山から切り出し、それを運搬し、台座(アフという)の上に立てる、ということがゲーム上で繰り広げられます。
そして、さらに、そのモアイさんの頭に被せる帽子(プカオという、髪を結った形を意味するという説あり)を別の山から切り出して、運搬し、頭にのせます。

イースター島のガイドの方に聞いた話と同じで、何より島の形、街や砂浜の位置など、実際に行ったものとしては、非常にテンション爆上がりですね。

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システム

基本的には、ボードゲーム用語で言うとワーカープレースメントと言って、自分の持っている人(ワーカー)を配置することで、実施したいアクションができる、という仕組みです。

ただ、このラパヌイが少し独特なのは。
自分のワーカーが山からモアイさんを切り出すと、そのモアイさんは自分のものなのですが、運搬は他の部族(プレイヤー)のワーカーに手伝ってもらってアフ台座まで運びます。
その時に、協力した側は、お礼としておすそわけでリソース(草、卵、木、貝)をもらえます。(島内の協力体制がすごい!)

そして、無事モアイさんをアフ台座に立てる事ができると、途端にモアイさんは誰のものでもなく、全プレイヤー共通の所有になります。
つまり、このあとのプカオ帽子を乗せるモアイさんは自分の部族が立てたモアイさんでなくてもいい、という、これもおおらかな所有の考え方で、対戦プレイなのに協力しているような感覚にもなります。
ただ、最終得点はプカオ帽子をモアイさんに乗せるときに、自分のリソースと引き換えにもらえる供物(草4つで家、卵4つで鳥、リソース1種類ずつ4つで斧、木4つで船、真珠4つで首飾り)のみになりますので、運搬に協力することが実質自分の部族の勝利にも近づく、という仕組みになってます。

感想

島全体が広く、モアイさんを切り出す山とプカオを切り出す山が島の反対側にあって、これは運搬が難しいぞ、と思っていたのですが、意外とルートがつながるようになっており、モアイさんが建てられない、ということはあまりなく、そういった意味では簡単です。

あとは、モアイさんを立てるときに得られるアフ台座タイルの効果がかなり強く、初めて遊んだときは、うまく使いこなせなかったですね。
そこが唯一難しいところですね。

でも全体的には、プレイヤー間の争いもなく、お邪魔行為もあまりないので、家族で(特に小さめのお子さんと)遊ぶにはお手頃かと思います。

なお、ラパヌイというカードゲームもあるようなので、ご注意を。

【勝手に5段階評価】
 ①ルールの簡単さ:🤨🤨
   アフタイルの効果が割と強力だが、なかなか覚えられない。
 ②考えさせられ度:🤔🤔
   できることが限られているので考え込むほどではない。
 ③デザインの良さ:✨✨✨✨
   何よりモアイとプカオがリアル。
 ④ゲーム時間長さ:⏱⏱⏱
   慣れれば時間はかからない。
 ⑤盛り上がり度合:🎉🎉🎉🎉
   モアイを運ぶルートの人がリソースのおこぼれをもらえる。イエーイ
 ⑥またやりたい度:🔥🔥🔥
   ランダム配置されるアフタイルにより戦略が変わるのでリプレイ性高

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また気が向いたら、他のコレクション(?)も紹介していきたいと思います。

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