ワクチンに対する日本人についての悶々

ワクチン接種、始まりましたね。

ワクチン接種、まだ打とうか悩んでおられる方もいらっしゃると思いますが、ワクチンについての疑問というか、テレビでの反応を見てるとちょっと残念だなーと思うことがしばしばあったので悶々と書かせていただきます。


遅いですかね、始まるの。

そこまで遅れてるって断言できるほど遅いですかね。

日本が「諸外国のワクチンってどうなの?」思っているあいだに、ワクチン対応が早い国では準備というか、水面下で動いていただけのことだと思うのですが、その「だけ」のことがこれだけ遅れている感をもたらしてしまうのは、今回のことならず日本の悪いところだと思います。

たぶんこれ、中国のワクチンでもアメリカのワクチンでも外国製のワクチンが入ってきたら問答無用で接種したいって言いつづけてこられた方だけが言える「遅い」って率直な反応だと思うんですけど、ワクチンに関して一様に遅いって反応するのは急に手の平を返すような感じがしてあんまり私は好きじゃないです。

あんまり使いたくない言い方ですが、民度を疑うというか、先進国としての意地なのか、プライドなのか分からないですが、ワクチン対応について「遅い」って言ってしまうのはそこに傲りが見え隠れしている気がします。

日本のワクチン接種スケジュールに予定されているファイザー社製、モデルナ社製、アストラゼネカ社製のワクチンとすでに皆さんの知るところですが、「ワクチンを選べないの?」っていう質問をテレビで見た時はびっくりしました。

当然の質問なのも分かりますが、これも傲りですよね。

いつからこんなことを言って恥ずかしいと感じなくなってしまったのだろうと。

言っちゃいけないとかではなく、少し考えたら分かること。

もしかしたらそこから本当は変わるべきところ、と見解を改めたいところですが、少し考えたら分かることが、広がっていかないのが日本的なものなのかも。


そして、あんなに盛り上がっていたのに忘れてしまう。

そんな異常な空気感を今日もつねづね感じておりますが、次から次へと変わる空気感のもと、ワクチン供給に関しても、当然不安はあることなのは分かってはいるけど、不安定な心の状態を安易に吐露することの危うさというのは共感を得たいための不安すら口にできなくなってしまう、コミュニケーションにおいてなかなかセンシティブなことだと思いました。


ワクチン、順調に供給されると良いですけどね。

なかなか話がまとまらず失礼しました。

また良かったら覗いてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?