見出し画像

面白かった・影響を受けた作品#1:妖狐×僕SS

noteでの記事の幅を広げようということで、こんなシリーズを始めます。当面は執筆報告となろうには向かなさそうなエッセイ、それからこのシリーズを掲載することになると思います。

さて、第一弾は「妖狐×僕SS」。これを読んで創作の世界に飛び込んだと言ってもいいくらい、影響を受けた作品です。ただし、最初にハマったにしてはちょっとトリッキーなので、私の創作が一風変わっているのもそのせいなのではと思ったりしますが。

アニメ化までされた作品なので、知ってる人は知ってる、くらいの立ち位置だと思います。アヤカシ、シリアス寄りのラブコメ、タイムリープと、今の私の創作に影響を与えてそうな要素がてんこ盛りだったりします。ちなみに私は登場人物の中でもカルタ推しです。(ストーリーとかキャラとかはご興味あれば調べてください)
第一弾と言いつつ、実はこれの前に結界師も好きな・影響を受けた作品になるのですが、特に私の長編第一作「現世【うつしよ】の鎮魂歌」はもろに影響を受けていると思います。それから第三作「妖獣怪奇譚~争われしアヤカシの血~」も、アヤカシ要素という点で影響を受けています。この頃は「あの憧れの作品を自分の筆でアレンジしてみたい」といった思いがまあまあ強かったので、読み比べてみると雰囲気がなかなか似ているということがバレそうです。

主人公の凜々蝶(りりちよ)が一人称「僕」、つまり僕っ娘である点も、私の創作にかなり影響を及ぼしています。シリアスめな女性主人公の作品でたびたび凛々しい口調だったり、僕っ娘だったりが出てくるのは、だいたいいぬぼくのせいだと思ってもらっていいくらいです。

掲載されていた月刊ガンガンJOKERは少年誌という位置づけのはずですが、絵柄がだいぶ少女漫画チックというのも特徴的かもしれません。それまで読んできた小説の傾向も相まって、私ががっつり男性向けの作品をいまいち書ききれないのもここに理由があるのかもしれません。

作品自体は2014年に完結済み、そして作者の藤原ここあさんも次作の「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」を連載中の2015年に若くして亡くなられています。この作品に出会わなければ、今こうはなっていなかっただろうなということがたくさんあります。やはりだいぶ前ということもあって、記憶が薄れつつあるのですが、自分はこれに影響を受けて今があるんだ、という事実と思い出は大事にしていきたいですね。

第一弾はちょっと簡潔に終わってしまいましたが、現在に近づくにつれて語れることも増えてくると思います。今回はここまで。以下に今後語ろうと思っている作品リストを置いておきます。↓

一週間フレンズ。
ワールドトリガー
鬼滅の刃
仮面ライダーシリーズ(特にギーツ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?