読書記録99(イノベーション・オブ・ライフ)

・研究から、子どもが言葉に触れるべき最も重要な期間は、生後1年間という。その後の追跡調査から、子どもたちに語りかけられた言葉の数は、彼らが生後30か月に聞いた言葉の数とも、成長してからの語彙と読解力の試験の成績とも、強い相関がある。
・「お昼寝の時間よ」「牛乳は全部飲みなさい」などの単純で直接的な会話は認知発達におよぼす影響は限定的である。その一方で子どもと面と向かって会話し、大人とまったく同じ、知的な言葉を使って、まるで子どもが話好きな大人たちの会話に加わっているかのように話しかけたとき、認知発達に計り知れないほど大きな影響があった。
・親としては勇気のいる決断だが、子どもに厳しく貴重な人生の講座を受けさせる。重要な課題を疎かにするとどうなるかもその成り行きも見届けさせる。「自分の責任は自分でとる」という講座が最初のレッスンである。
・子どもが困難な状況に陥ると、親は本能的に手を差し伸べようとする。しかし、子どもは難題に向き合い、ときには失敗することがなければ、困難から立ち直る力という、生涯を通じて必要になる能力を養うことはできない。



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