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はじめに

私は一児の母です。小学生の息子がいます。

出産前は大小さまざまな企業で人事の仕事をしていました。
そこで、たくさんの人々と出会い
人それぞれのライフキャリアを知りました。

その中で感じた事の一つ。
それは“好奇心“の大切さ、です。

仕事にしても、プライベートにしても、
好奇心が“湧き出る”ことで
苦しい状況でも楽しんだり、打破したり、
何かを学んだり、新しい発想や選択をしたり、
“好奇心“はあらゆる行動力の源になるんだと感じてきました。

そして、子どもが生まれ子育てをし始めて
改めてその“好奇心“の力に驚かされました。


親が止めなければ草むらをどこまでも探検に行く。
土の上に寝っ転がっていつまでもだんご虫を観察する。
砂とバケツと水を与えたら何時間でも水の流れをつくって観察。
道端の溝の間に挟まった石をずっといじくる。
デパートの入り口の風が出てくる場所に顔を当てて覗く。


息子は小さい頃からこのような大人が思いもつかない事をし続けていました。
(似たような光景を見たという保護者の方も多くいらっしゃるかと思います。)

さりげなく、どんなところが気になるの?と息子に聞いてみると
“なんとなく気になって“
“虫がいそうだなと気になって“
“風がどうやって出てくるのか気になって“ というある意味つれない回答。

この“気になって“を毎日感じ、行動している息子を見ていると
好奇心というものは培われるものでも、与えられるものでもなく
自然と湧いて出てくるものなのだと感じました。

歳を重ねるにつれ、学ばなくては、勉強しなくてはいけない事が増えてきた息子。
どうしても色々な事が詰め込みになってしまい
“気になる“時間が減り、なんだか息子の好奇心の発動も少なくなってきているような気がしました。

知識や技術ももちろん生きていく上で大事。
でも人生にとって、将来働いていく上でも
大切な好奇心だからこそ、湧き出てくる瞬間を邪魔したくない。

そう思った私は子どもの学びについて改めて考え始めました。

そして
“好奇心から広がる学び“
という学び方がある事を知りました。

この学び方は息子にあっているし、おもしろい事がたくさんうまれそうだ。
その中にどんな学びの要素があるのか、一緒に体験したい。
そう思いました。

好奇心の方向性は人それぞれなので
息子がどこに向かうのか、どんな学びがあるのか分かりませんが
このnoteでは息子の好奇心の広がり、そこから生まれた学び・アイデア
私(親)の気づきなどを綴っていきたいと思います。

石の大きさが気になります。“気になる“が転がる毎日です。



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