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始皇帝のドラマを観て勉強して行ったら最高に楽しめた「兵馬俑と古代中国 ー秦漢文明の遺産ー」@上野の森美術館


 上野動物園のシャンシャンが中国へ返還されるため、今日2月19日は最後の観覧日でした。奇しくも2週間前の2月5日は、同じく上野で、中国から来ていた兵馬俑の最後の観覧日でした。

看板がすでに胸熱

 この展覧会『兵馬俑と古代中国〜秦漢文明の遺産〜』を楽しみたいがため、昨年秋にWOWOWオンデマンドで『始皇帝 天下統一』(原題:大秦賦)、全78話を観ました。あの長い中国ドラマを全話観て、知らなかった歴史上の人物を覚えた私。ついでにドアン・イーホンと言う、渋い役者がいることを知った私。

(↓Blu-ray発売の宣伝YouTube、3分程度)


「始皇帝やば!よっしゃぁ、本物の兵馬俑に会いに行くで〜!!」

と、気合は充分。しかし、腰重のギリギリガールの私(自己紹介参照)が行ったのは、2月1日という最終日の5日前でした。(いつも大体これぐらいになる)

 カウントダウンが始まっていたので、平日でしたがそこそこ混んでました。腰重ですがヘタレなので、激混みしそうな週末や祝日は極力避けます。今回は「ニコニコ美術館」を2回視聴して予習はバッチリ。(兵馬俑はタイムシフト公開期間が終了していて涙…)ありがたい時代ですよね、ほんまに。おかげで展示の順序や見どころポイントを聞いていたため、混んでいてもスムーズに鑑賞することができました。

 そして何が嬉しかったかって、、、

1階は写真撮影OK!!!!!


2号銅馬車(レプリカ)

 嬉しすぎてちょっと震えました。写真の馬車はレプリカですが、
「呂不韋が乗ってたやつやーーーーーん!!!」
ってなりました。(ミーハーか)

一級文物の青銅戟

 ニコ美では見ていたんですが、この戟(ゲキ)の「三年相邦呂不韋造」の文字を自分の目で見たときはめちゃくちゃ不思議な気持ちでした。感動しつつも「ほんまかいな、、、」と、なぜかちょっと疑う、ピュアな心を失ったアラフィフ女です。

人が少ない隙を狙っての撮影に成功

 他にもたくさん撮りました。「足だけ」とか、「手だけ」とか、「頭だけ」とか、「背中の支えられてる部分だけ」とか。(はい、オタクです)
なんでこんなサイズで作った?と思いつつ(比較で漢代の俑の展示もたくさんあった)、ドラマの戦闘シーンなんかを思い出して、ドラマもよくできてるよなぁと感心したりで、とにかく堪能しまくりました。

いろいろ観て、勉強して行って、マジでよかったです!


 あれから2週間が過ぎ、兵馬俑たちは無事に中国に到着したと、勝手に思っています。お疲れ様でした。もうすぐシャンシャンも、この後を追いかけて中国へ行ってしまうのですね。寂し。。。

 もう2週間、まだ2週間?どちらにせよこの展覧会は、これからの私にとって、最高に楽しめた思い出の展覧会になると思います。


最後に
 会期末に行ったらグッズが福袋みたいになってて、相当なお値下げされてたことに驚き。私が購入した「ステーショナリーセット」は、ノート5冊、ペンケース2つ、ボールペン2本、マスキングテープ2つ、レターセット2つ、メモ1冊、クリアポーチ1つで、合計12,000円ぐらいのものが3,850円(関西人必ず値段言う)。他にもタオルとか、マグカップとかも福袋化してました。
終わりの切なさ、こんなところにも、でした。

まだどれも使ってない…


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