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創作を続けるということ

こんにちは、お久しぶりです。
冬原水稀です。

早速ですが本題。

この度、「魔法のお守り」短編小説コンテスト(通称:お守りコン)で佳作をいただきました~~~!!!!!!

ワーイ、ワーイ、ワーイ……(エコー)

本当に嬉しいです。私、小説の執筆をしてもう十年ほど、SNSで公開し始めてからは3年ほどになるのですが、こういった賞をいただく経験が初めてで。
これからの創作活動の糧となる、素敵な経験をさせていただきました。

記念スクショ


嬉しいです。繰り返してしまうのですが、本当に嬉しいです。ありがとうございました。


さてこの話にはもう一つ本題というか、裏話がありまして。

実はこのお話、私が「小説書けない期」(いわばスランプ?)中に書いた小説だったんです。

noteを少し振り返っていただければ分かると思うのですが、私は今年に入ってから7月頃まで、約半年に渡る長い長い「書けない期」に陥っていました。
それはリアルの多忙さ、私の精神的な問題から来るものだったのですが、まぁ~~~~~~~本当に苦しくて。
スランプ、と呼ぶには違和感があり、私は「書けない期」と呼んでいたのですが。

このまま一生書けない状態が続くのか?
楽しかったはずの「書く」が苦しさに変わってしまったら、私はいつか書くことをやめてしまうのではないか?

そう思えるくらい、本当に辛い時期でした。
楽しいことが楽しくなくなった。そのことでさらに精神の状態が悪くなる悪循環でした。

そんな中始まったのがこのコンテスト。
元々「魔法」「ファンタジー」という言葉に惹かれがちな私、すぐに興味が湧きました。しかもテーマとなる「魔法のお守り」の中には「天球儀」があるではありませんか!!(というのも冬原、星や宇宙が大好き)
これは書かずにはいられない、と思う反面。

頭を過りました。本当に今の状態で書けるのか? と。

すぐに思いついた話のアイデアはありました。けれど問題は文章にするということで。
怖かった。パソコンを前にして固まってしまうのが。
怖かった。Wordを開いても順調に文章を紡げないことが。
怖かった。小説を楽しんで書けない、時間が、また来たら。

まぁ結果は今見れば分かる通り、書きました。
やっぱり書きたい、の気持ちが勝ったのです。私は怖くても辛くても、どうしても小説を書くことが好きでした。

頑張る、という言葉があります。
シンプルで使い古された言葉、けれどその中に色々な時間や努力が詰まっている。
私はこのお守りコンで、頑張りました。頑張ったと思います。文章に納得が行かず、展開にも満足が出来ず、それでも頑張って編み出したのがこの作品だったのです。

そんな作品が、今回こうして分かりやすい形で認められて。嬉しいの一言では表せないくらいでした。
そして同時に思いました。創作を続けるということは、冗談ではなく、未来に成る果実のための種まきなのだと。
どんなに苦しくても、続けることは大切。ありきたりな言葉ではありますが、そんなことを実感せずにはいられない体験でした。

とはいえ「結果を出す」ために創作をしていくのでは辛くなるばかりだと思います。もちろん私も「結果を出す」ことは念頭にあるのですが、それよりももっと大事な想いがあって。

「小説を書くことが好き」という気持ち。

辛くても苦しくても辞めることが出来なかった。
これが何より大切だったのだと、考えたわけです。きっとこれからも、嫌いにはなれないですね!


ここまで長々と呼んでくださってありがとうございました。
今回はコンテストの報告と、私が感じたことでした。

最後に、今回受賞した作品を載せておきます。

ありがとうございました!
ではまたどこかで。

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