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【まちづくり】デート代5万円、 婚活アプリの利用料も助成! 少子化対策の光と影-横手市(秋田県)-

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。
家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、子育てと産業といった「未来への投資」へ力を入れていくべきだと考えています。

横手市(秋田県)が賛否両論を巻き起こしている制度を発表しました。婚活アプリの利用料、そしてデート代等の交際にかかった費用の一部を助成するといった取り組み「若者交際応援事業」です。


◯ 若者交際応援事業とは

横手市がデート代を助成してくれる」制度です。
もちろん、なんでもかんでもOKっていうわけではありません。

【区分A】
下記、6つの要件に当てはまるカップル
・申請日において、カップルの双方または一方が、市内に住所を有していること
・申請日において、交際している独身男女(カップル)であること
・申請日において、カップルの双方が18歳以上(高校生を除く)39歳以下であること
・過去にこの助成金の交付を受けていないこと
・横手市暴力団排除条例に規定する暴力団員などでないこと
・市税を滞納していないこと


【区分B】上記の6つの要件に加え、1~3のいずれかに当てはまるカップル
・カップルの双方が、横手市が実施する若者交流促進事業の参加者であること
・令和6年度において、カップルの双方または一方があきた結婚支援センターの入会実績があること
・カップルの双方または一方が、若者出会い応援事業の交付決定を受けていること

誰でも彼でもなんでもいいわけではありません。
NHKのニュースでも取り上げられています。

◯ 賛成、反対それぞれの立場から

出生数が過去最低となっている横手市として、なんとかして取り組みを進めていく必要がある。将来世代の子どもたちが減ることで自治体運営に支障が出ることは明らかです。

しかし、「デート代を税金を使って助成するってどうなの?」といった意見もあります。

賛成・反対それぞれの立場から考えてみます。

‐賛成の立場から

若者の結婚を後押しするために、婚活アプリの利用料金やデート費用の一部を補助するという政策は、若者の出会いの機会を増やし、結婚のハードルを下げることを目指しています。

まず、経済的な負担軽減です。若者は多くの場合、経済的な不安を抱えており、デート費用や婚活アプリの利用料金が大きな負担となっています。

秋田県の最低時給は897円と47都道府県中40位…! 決して時給が高いとはいえません。

だからこそデート代等の費用を補助し、若者が積極的に婚活に取り組む動機付けとなり、結婚に向けた一歩踏み出せる。特に、地方においては経済的な理由で婚活に消極的な若者が多いため、経済的支援は非常に効果的です。

出会いの機会が増えることも大きなメリットです。現代社会では、職場や地域コミュニティだけでは出会いの機会が限られており、婚活アプリの利用が一般的になっています。

こうしたアプリの利用料金を補助することで、多くの若者が新たな出会いを求めやすくなり、結婚につながる可能性が高まります。これにより、地域全体の活性化にも寄与するでしょう。

さらに、少子化対策としての効果も期待できます。横手市では出生数が著しく減少しており、このままでは地域社会の存続が危ぶまれます。若者が結婚し、家庭を築くことで子どもを育てる環境が整い、出生率の向上が期待されます。横手市の取り組みは、全国の自治体にも良い影響を与えるモデルケースとなるかもしれません。

-反対の立場から

デート代5万円補助には問題点もあります。

効果の不確実性です

横手市の高橋大市長も述べている通り、「こうした施策の効果はやってみなければわからない」というのが現実です。大規模な予算を投じたにもかかわらず、期待した効果が得られない場合、貴重な税金が無駄になってしまうリスクがあります。

また、婚活アプリの利用やデート費用を補助することが、本当に結婚や出生率の向上につながるのかという疑問もあります。婚活アプリを利用した出会いが必ずしも結婚に結びつくとは限りません。

さらに、経済的な支援だけでなく、若者のライフスタイルや価値観の変化にも対応した総合的な支援が必要です。単純にお金を補助するだけでは、根本的な問題解決にはつながらない可能性があります。

◯ 少子化対策は多様な政策が必要

デート代5万円補助は、若者の結婚を促進し、少子化対策として期待される施策です。経済的な負担を軽減し、出会いの機会を増やすことで結婚につながる可能性があります。しかし、その効果が不確実であることや、公平性の問題、根本的な問題解決には至らない可能性があることも指摘されています。

少子化対策は複雑な課題であり、単一の施策だけでは解決が難しい課題です。

地域社会全体で若者を支え、結婚や子育てがしやすい環境を整えるために、多角的なアプローチが必要です。横手市の取り組みがその一歩となることを期待しつつ、さらなる改善と工夫が必要です。

結果が出るまでに時間がかかる課題だからこそ、いまのうちにあの手この手で失敗したとしても取り組む必要があると感じます。

さぁ、共創だ!


◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。
過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。

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