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【まちづくり】山車はひとりではひけない! みんなでひく、魂をひく。7年ぶり開催!〜矢作神社例大祭・矢作山車まつりレポート〜

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」を目指して活動しています。自分の使いたいように、自由に使える時間があることが「しあわせ」につながると信じています、家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等。そうした時間を住民が毎日「+1時間」得られるまちをつくる。政治により生活を効率的に、豊かに楽しくすることで毎日1時間の余裕と自由を生み出すことを目指しています。

私、ひるた浩一郎は、2023年10月1日(日)に岡崎市の矢作町で開催される「矢作神社例大祭」「山車まつり」に参加しました! なんと7年ぶりの開催! 

中日新聞さんにもとりあげられました。(よーーーくみると写真にうつっております、ありがとうございます!)


矢作山車まつりのレポート

矢作の山車は「岡崎市指定文化財」に登録されています。
看板に書いてあったものを引用するとこんな感じ。

岡崎市指定文化財 矢作三区
有形民俗文化財 祭礼山車
 山車の歴史は、京都祇園の山鉾が初めてであり、室町時代末期に今の山車の基礎が出来たといわれる。
 この山車は、江戸時代末期の作で、正面は唐破風屋根を二重に作り、これに諸々の彫刻をはめ、かつ金銀の箔をおしており、絢爛荘厳な出来である。
 矢作町には過去四台の山車があったが、現在この西中の切と東中の切の二台が保存されている。

 山車の高さ 六・三七メートル

昭和四十三年二月八日指定
岡崎市教育委員会

看板から引用
岡崎市指定文化財 矢作三区

ここからは写真多めでレポートしていきます。

大きな山車をみんなで引っ張っていきます。

山車はひとりでは動かない…! みんなでチカラを合わせる必要がある!

びくともしませんでした

矢作神社に二区と三区の山車、2台が集まり神様にご挨拶してから出発しました! たくさんの矢作の方や一般参加の方が参加されていました。

壮観でした!

山車には、看板で説明されている「絢爛荘厳な出来」な装飾がこんな感じ。

実は、山車の内側…龍の裏側には昔の職人の下絵が描いてあります…! 数百年前の絵!めちゃくちゃ貴重な絵を見せていただきました。歴史がある山車だからこそ、いろんな文化的な価値がある。

そんな貴重な装飾や金額がつけられないレベルの山車をみんなでひっぱっていきます。

さぁ、いこう!! 9時に矢作神社を出発!

子どもたちも一緒にひっぱってくれます。

国道一号線も超えていきます。信号が赤に変わるまでの間に、渡りきらなければならない、結構な緊張感。日本の大動脈である国道一号線を止めるわけにはいかない…! 

「一号線ダッシュ」で、青のうちに渡りきりました。

一号線を渡る直前!

山車をずーーーーっとひくだけではなく、ところどころで止まります。

まちなかで止まって、子どもたちが舞を演じていました。しっかりと演じられる子たちがめちゃくちゃかっこよかった!

しかも、「おひねり」もたくさん投げられていました。おひねりはお金だけじゃなくてお菓子もあり、嬉しいだろうなって感じました。

12時30分くらいに「岡崎市西部地域交流センター・やはぎかん」に到着し、お昼休憩。

お昼休憩しながら、太鼓や舞の演舞が催されました。山車だけではなく、子どもの演舞や大人の演舞も楽しめました。

やはぎ館で昼休憩
演舞

グレート家康公「葵」武将隊も!! えびすくい音頭も参加者のみんなで楽しみました!!

グレート家康公「葵」武将隊の演舞
記念撮影も快く応じていただけました!
殿、ありがとうございます!

午後からぽつぽつと雨が降ってきましたが、山車や金箔が傷まないようにカバーをかけて続行。まちの人たちも傘をさしながら見に来てくれました。

ちょっと雨。清めの雨。

15:30くらいに無事に、ケガなく、事故なく、山車を納めることができました。たくさんの人の協力があってこそ成り立つお祭りだ、と強く感じました!

貴重な経験をありがとうございます!

次の機会まで山車はおやすみ

提灯に灯りをいれるとこんな感じに。写真だとなかなか伝わりづらいかもですが、とても幻想的な雰囲気でした。

保存会の「感動した!!」の一言に感動

若い世代だけではなく、先輩世代の方々が保存会として活躍されていました。そうした先輩世代がいつも「よーーーし、いくぞーーー!」と声をかけ、盛り上げてくれていました。

終わった時に、先輩世代の方が「とても感動した!!」と感無量の表情で締めの言葉を発せられた時にグッとくるものがありました。

みんなで胴上げもする空気になる!! それくらいめちゃくちゃ良い先輩世代、現役世代、将来世代のそれぞれが活躍したお祭りでした。

すごくステキな場でした。

山車はひとりじゃ動かない

重さ3トンくらいあるので、やっぱり、ひとりじゃ動かない。
みんなでチカラを合わせて取り組みをする、まさに「ともにつくる」を体現していると感じました。

通常2年に一度の開催が、こんかいコロナ禍の影響もあり7年ぶりの開催。7年ぶりを再開させたまちの人たちの想いや熱量の強さを実感しました。

市民の方、一人ひとりが愛着を持っているからこそ持続されていく。山車をひく人たちの想いが山車だけではなく、矢作山車まつりや矢作や岡崎市の魅力そのものだと、あらためて、感じました。

まちづくりやまちの魅力やポテンシャルを発揮させていくことも、ひとりではきっと動かない。山車と同じ。

いろんな人達が、いろんな役割を持ちながら、一緒になってひいていく。時には休憩したり、時には必死に持ち上げて方向展開したり、そして、一緒に笑い合う。

自治体だけ、民間企業だけ、まちの人たちだけではなく、ともにつくる。


さぁ、共創だ!

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【お知らせ!】ひるた浩一郎の現在の挑戦

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