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【ハラスメント防止】議員だってにんげんだもの。働きやすい環境づくりと予防策

夜でもヒルタです。
私、晝田浩一郎は毎週月曜日23時から「地方議員と対話する」といった音声ネットラジオをやっています。

音声コミュニケーションサービス"Clubhouse" でスタート。2021年からスタートして、いまはTwitterの「スペース」機能を活用しています。今日、2023年5月1日(月)で113回目。よく続いているな、、、って思いながら毎週つづけています。

地方議員の人もいれば、そうじゃない人もいるスペース。アーカイブがないからこそコミュニケーションやあれやこれやを対話しています。お気軽に参加してくださいねー。声出せそうならもちろん声出してもらってもOKですし、聞き専でもOKです!夜のお供にどうぞ!

113回やってきて、様々な印象深いことがたくさんありますが、名言として「議員だって にんげんだもの」です。

議員だから叩いていい、むちゃくちゃ言っていい、ハラスメントしてもいいと考えている住民がいること。それが家族にまで影響が及ぶハラスメントがあることにめちゃくちゃ驚きました。議員だから偉いんだゾ!っていうものの逆。「投票したんだから言うこと聞け!」って住民から言われることが多いということ。意外に思うかもしれないですが、マジで。

「選挙出てるんだから、それくらい我慢しろ!」という声もあるかもしれないですが、誹謗中傷やハラスメントは誰に対しても良くない。あるべきではない。厚生労働省も「カスタマーハラスメント(カスハラ)」として定義していますし、カスハラという言葉が最近話題になっているので聞いたことがある方も多いとおもいます。「お金払っているんだから」「お客様だから」って何をしても良いというわけではない、ってことですね。

【カスタマーハラスメント・カスハラ】
顧客等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、労働者の就業環境が害されるもの

厚生労働省

企業に対しては以下のような『カスタマーハラスメント対策企業マニュアル』もあります。カスハラの問題はますます世の中のトレンドとしても重要になってくると考えられます。

厚生労働省『カスタマーハラスメント対策企業マニュアル』

自治体だと例えば、市役所の窓口で怒鳴り声をあげて、罵詈雑言を職員に浴びせているのもカスハラの一種です。お客様だからって何しても良いわけじゃない。クレームがダメとは言わないですし、正当なクレームももちろんあります。しかし、度を過ぎた明らかにハラスメントなものも確かにある。それで病んでしまったり、仕事を辞めてしまったりするケースも社員や職員もいます。そうしたことを防げなければらない。人材不足だからこそ一人ひとりを守っていく職場環境が必要。

これが地方議員や国会議員にもあるんだと「地方議員と対話する」を通して感じました。票ハラ(投票ハラスメント)として、有権者・支持者から「投票するから、わかってるよね?」…ケータイ番号教えて、ご飯いこう、事業優遇しろ、抱かせろ、、、信じられないような票ハラがあります。

こういうニュースでも話題になっており、少しずつ問題意識が浸透してきています。エグすぎて笑えない。

議員だから、有名税だというわけで放置するべきではないと考えている方々が立ち上がって、「票ハラ等撲滅対策本部」等ハラスメント防止に向けた動きも少しずつできつつあります。

私も立ち上げに関わらせてもらっており、一般社団法人ポリライオンにおいては、政治家向けカウンセリングや『政治家ハラスメント白書』を公開しています。対話により、問題意識が持ち上がり、活動になっていくってすごく大事だなと感じています。

ポリライオン『政治家ハラスメント白書』

ハラスメントで困っている、議会としてもなんとかしていきたいがどうしていいかわからない、といった自治体や団体もあるとおもうのでそうした方々の一助につながれば良いなとも考えていますので、いつでもご連絡ください。

▼最優秀コミュニケーション戦略賞
一般社団法人ポリライオン×WOMANSHIFT (岐阜県垂井町)

第17回マニフェスト大賞:Manifesto Awards 2022


こうした賞も獲得するくらい注目度が高い取り組み。つまり、それだけ今後ますます重要になってくる。少子高齢化で働き手や担い手が少ないからこそ一人ひとりが働きやすい社会、ハラスメントがない社会が重要になってくる。そうした社会を一緒につくっていきましょう!

さぁ、共創だ!


サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!