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【子育て・教育】学童保育の重要性と学童待機児童対策について‐宮崎市でプロジェクトチーム組成-

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、現役世代とともに「子育てしやすく、稼ぎ続けられるまち」をつくっていきます。

このnoteでも書きましたが、「学童待機児童」問題は今後ますあmす大きな問題になるひとつだと考えています。

「学童保育」「放課後児童クラブ」ってなに?って方は、私が以前書いたnoteをご覧ください。


学童保育支援に宮崎市がプロジェクトチーム発足

宮崎市の取り組み

宮崎市(宮崎県)において、学童保育の待機児童…学童待機児童の問題解消に向けて動き出しました。

NHK:”学童保育”支援 宮崎市が部局横断のプロジェクト検討へ

待機ゼロへ児童クラブ拡充 宮崎市が部署横断チーム

現代社会において、子どもの教育とケアは家庭だけの問題ではなく、地域や社会全体の関心事となっています。

特に学童保育の待機児童問題は、多くの家庭が直面する課題であり、地域関係なく解決策を模索することは急務です。

宮崎市 159人の待機児童

記事によると宮崎市では、学童保育施設が104箇所運営されているにもかかわらず、4,624人の子供たちのうち159人が待機児童としてサービスを受けることができていません。

約40万人の人口規模のまちである宮崎市で、明らかになっているだけでこれだけの数がある。

同規模の人口約39万人の岡崎市においても同じくらいの問題と課題を抱えていると考えられます。

そう、このような状況は、国内の多くの地域で同様の問題が生じているんです。

学童保育の重要性とは

学童保育の待機児童が0になったら、どんなメリットがあるんでしょうか。それぞれの視点で考えてみます。

「え? 小学生になったら、もう、大丈夫でしょ?」って思われる方もいるかもしれません。

しかし、高学年なら大丈夫かもしれませんが、ちょっと前まで保育園/幼稚園だった6歳、7歳がひとりで留守番するって想像してみてください。不安、ありますよね。

保護者と子どもたちへのメリット

  • 安全な環境の提供
    学童保育は、子どもたちに事故や危険から守られた環境を提供します。特に、親が仕事で不在の間、子どもたちが安全で見守られる場所にいることは、親にとって大きな安心感につながります。

  • 学習のサポート
    施設にもよりますが、宿題のサポートや学習活動が行われます。これにより、子どもたちは学校の学習を補完し、学業成績の向上に寄与することができます。

  • 稼ぎ続けられる
    子どもを預けることができ、共働きができることで仕事に専念できる時間が増え、収入の向上につながります

社会・企業・まちへのメリット

  • 労働市場への貢献
    学童保育が充実していると、保護者は仕事と育児の両立が容易になります。共働きがあたりまえになった現在、現役世代である共働き家庭にとっては、仕事に専念できる時間が増え、生産性と収入の向上につながります

  • 地域コミュニティの強化
    学童保育施設は、子どもたちにとっての学びの場であると同時に、地域コミュニティの中心となることがあります。地域住民間の交流や協力の場としても機能し、地域の結びつきを強化します。

学童保育の課題と解決策

「学童待機児童をなくす!」といったとしても、様々な壁があります。一番は「人手不足」です。人口減少が進む日本において、どうやって人材を確保するのかはどの業界でも大きな課題です。

学童保育の充実を図るにあたって、どんな取り組みや対応がありそうかを考える「とっかかり」を書いてみます。

人手不足の問題とその解決

  • 賃金の増加と労働条件の改善
    保育士や学童保育の指導員の賃金を増やし、労働条件を改善することは、これらの職に魅力を持たせ、新たな労働力を引き寄せる効果があります。適切な報酬と良好な職場環境は、質の高いケアを提供するためにも欠かせません。

  • 技術の活用
    情報通信技術(ICT)の活用や行政プロセスのデジタル化により、職員の効率を向上させることが可能です。これにより、限られたリソースでより多くの子どもたちにサービスを提供できるようになります。

企業保育の導入とそのメリット

  • 企業保育の利点
    職場近くで子どもを預けられる企業保育は、保護者が仕事と育児をよりスムーズに両立できるようにします。これにより、保護者の仕事への集中力が高まり、生産性の向上が見込まれます。また、従業員の満足度向上や優秀な人材の採用・維持に繋がる可能性があります。

  • 注意点
    民間企業側にとっては、コストをかけなければならない現実もあるため、実施には慎重な計画と管理が必要です。このアプローチは全ての企業や地域に適用できるわけではないため、他の取り組みとの連携や併用させることで機能を最大化する。

子育て支援だけではなく、生産性向上へ

学童保育の拡充と待機児童問題の解消は、単に子どもの保護とケアを提供するだけではなく、保護者の労働力の活用、地域社会の強化、そして経済的な発展にも大きく影響します。

学童保育は、子どもたちの全面的な発達をサポートし、家庭や社会のニーズに応える重要なサービスとして位置づけられるべきです。私たち一人ひとりがこの問題に対して理解を深め、支援することが、より良い社会の構築につながります。

今回の宮崎市の取り組みのようにプロジェクトチームをつくって、どのような取り組みをしていくべきかを考え実践する。

学童保育の取り組み促進は全国的に実施しなければならない問題です。しかし、地域特性に合わせたアプローチが重要です。人口構成や既存のサービスを分析し、地域のニーズに基づいた施策を策定。地域住民や組織との連携を強化し、段階的な実施と評価を行うこと江、より効果的な学童保育サービスにつながっていきます。

だからこそ、自治体だけではなく、民間企業や市民団体とも連携・共創しながら進めていく。

待機児童を、保育園も学童保育でも0へ!

子どもを安心して預けられることで、「人手不足x働き方xシングルマザー/シングルファザー」といった様々な問題に対して「子育てしやすく、稼ぎ続けられるまち」につながっていきます。

子育て支援は、子育てにかかるコストを下げるだけではありません。環境整備や働き続けられる環境を自治体と整えることも重要です。

「保育園の待機児童数だけではなく、学童保育の待機児童数も0へ」

子どもを安心して預けられ、働き続けられる・稼ぎ続けられるまちにする。岡崎市にとって、働く現役世代にとっても、雇用する企業側にとっても最も重要なひとつ。

岡崎市でも取り組んでいないわけではないです。
参考「令和4年度第1回 岡崎市放課後児童クラブ等子どもの居場所拡充検討委員会 議事録

子どもの居場所をしっかりと確保していくことは必要だと認識があるからこそ、もっとやれることを加速化していく。

さぁ、共創だ!

【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。



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