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【まちづくり】「全ての地域住民が1時間の余暇をもつ」 どんなまちをつくりたいのか。

夜でもヒルタです。
私、晝田浩一郎は、「問い」をたてることが解決策を出すこと以上に大切であり重要であると考えています。

問いのデザイン』を読むとより理解できるかとおもうので、ご参考に!

「1時間の余暇」 (+1時間の自由時間)

こちらのnoteに書かれていますが、フィンランドのヘルシンキにおいて住民参加を促すための問いである「もし1日のうち1時間の余暇を持てるとしたら、あなたは何がしたいか?」 この問いってとてもステキだな、と感じます。リビングラボの取り組みは日本でも進んでいます。横浜市や鎌倉市といったところでもリビングラボが推進されています。

経産省『リビングラボ導入ガイドブック』


1時間の余暇をどう活用するか、はその人達次第です。まちづくり活動に参加する、学び直し(リカレント・リスキリング)に、読書に、家族やパートナーと過ごす時間に、休息に。どのような使い方だとしても、明日への活力とそれぞれの成長につながります。

Twitterでも書きましたが、ちょっとしたことの積み重ね。デジタル活用とかお金をがっつりかける部分も必要かもしれない。けど、住民一人ひとりの単位で考えると「おむつに名前を書く」みたいな手間をなくすだけで、一気に時間も精神的な負担も減らすことができる。


私立だからとかじゃなくて、公立でもこうした取り組みをしていくこともできる。全部が全部じゃなくても、オムツからでもきっとできる。税金負担だと財政負担が多すぎるならば受益者負担(利用する人の負担)という手もある。

子育て支援にしても、いろんなことに時間と手間がとられていて、本当の本当に時間をかけたいところに時間がつかえないっていうのはもったいない。「おむつに名前を書いている時が最高に幸せ!!子どもとつながっている!!」っていう考え方の方もいるかもしれないですが、モノに想いをぶつけるよりもその時間を子どもと一緒に過ごした方が子どもは嬉しい。

まちの魅力やビジョン

様々なまちづくりに関わっており、いろんなまちのビジョンや想いに日々触れています。どれが優れているかとか良いとか悪いとかではない。そのまちの地域に合わせた想いで首長も自治体もまちの人たちも取り組まれています。

私自身のメモとして、私はどんなまちをつくっていきたいのか、を書いてみます。ゴールデン・サークルに基づいて表現します。ゴールデン・サークルとは、という方はこちら。

晝田浩一郎がつくりたいまち


Why(信念・価値観・なぜ)……自分らしく成長し続けられる環境と機会があるまち
How(能力・どうやって)……+1時間の自由
What(行動・何を)……行かなくて良い市役所、スマートシティ、DX、コミュニティ支援、働き方改革、共有サービスの推進、交通アクセス などなど


私は、自分らしく成長し続けられる環境と機会があるまちが世界を導くことができる信じています。そのために、住民一人ひとりが「+1時間の自由」を獲得し、自由に使える1時間を生み出します。地域活動、学び直し、家族との時間や休息に使える時間です。実現に向けて、効率的な行政運営、人と人と地域が簡単につながることができる仕組みやこまったことを解決できる仕組みを導入します。

どこにでも当てはまるように感じるかも知れないですが、私が公務員として働いていた古巣でも岡崎市(愛知県)をイメージして書いてみました。具体的なところがあるほうがわかりやすいから。横展開をしていくことで、世界中がこのような取り組みやまちになればいいなとはおもいますけどね! 世界を導くまちは、きっとつくれる。

愛知県の岡崎市は中部地方で工場勤務の方も多く、時間単位できっちりとしている地域性。約38万人が生活するなかで様々なライフスタイルがあるが、なにかにアクション取り組みをしたいという人もなかなか時間がとれなかったり、協力者をみつけるための準備にすごく時間がかかっています。だからこそ、+1時間の自由時間があることで、そうした不安や不満が解消され市民活動も活発になる。老若男女限らず、誰もが忙しい現代。わざわざ市役所にいって手続きをしなくても良くなったり、自動車のまちでもあるため交通渋滞に巻き込まれて時間が消費されていくということを解消されることや子育て支援でも「手ぶら登園」の実現などの小さなことの積み重ね、それら小さなことでも「こまった」を集め、自治体だけではなく民間企業・NPOや住民たちとともに解決していけるような仕組みを導入するで一歩目を踏み出すことができる、と信じています。

アウトプットして、セーブポイントをつくる

今日、2023年6月25日時点での考え方を、さしあたり、表現してみました。これは、いまのセーブポイント。今後、表現や取り組みについては時代に合わせながら変化させていきますが、今日時点でこのように考えています。

色んな意見があるとおもうので、ぜひ、ご意見もいただけると嬉しいです!
こうしたことを伝わるように表現できて、体現していくことをもっともっとやっていきます。一人ではできない。だからこそ、いろんな立場や属性の方々とともにつくっていく。

さぁ、共創だ!

サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!