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【環境・脱炭素】地球温暖化対策! 生活分野の「デコ活」とは? -環境省ロードマップ-

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。
家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、環境対策やデコ活について取り組むことで安全安心なまちづくり…持続可能な社会をつくっていけると信じています。

環境省が「どうすれば脱炭素な取り組みができるか」について、課題と解決案を提示した資料が公開されています。少しでも取り入れながら、一人ひとりができる環境対策…脱炭素に向けた動きになれば幸いです。


◯ 環境省『くらしの10年ロードマップ』

くらしの10年ロードマップ(案) ~デコ活による新しい豊かな暮らしの実現~』と題して環境省が2023年(令和5年)12月にロードマップ(案)を公開しました。

現在、環境省のウェブサイトにて当該資料のPDFファイルとともに意見募集中です(2023年12月19日〜2024年1月18日)

環境省は、2030年までに生活関連のCO2排出を減らすためのロードマップ案を発表しました。この計画は、国民運動「デコ活」の一部で、生活者目線での課題と解決策を提示しています。

これらの取り組みにより、個人が年間43万円を節約し、年間388時間の自由な時間(1日 +1時間以上の自由な時間)を確保できるとされています。意見公募を経て、今年度内に正式決定される予定です。

環境省「くらしの10年ロードマップ(案)」

デコ活について

「デコ活」といった言葉をはじめて聞いた方もいるかもしれません。

デコ活とは、「二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む"デコ"と活動・生活を組み合わせた新しい言葉」です。

 電気も省エネ 断熱住宅
  こだわる楽しさ エコグッズ
  感謝の心 食べ残しゼロ
  つながるオフィス テレワーク」

環境省 デコ活

7つの生活関連分野

今回、環境省が暮らし全領域を大きく7分野に分けています。

【衣】【食】【住[内][外]】、【買・食】、【職】、【移】に加え、分野を横断する共通の領域として【基盤】の7分野

1日プラス1時間以上を好きなことに」使えるんです。「しあわせな+1時間を」過ごすことにつながる。時間を生み出せる。
「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」としてイメージ化されています。なんとなく全体像はこの1枚がわかりやすい。

「たしかにーーー!」とわかりやすいものとちょっと想像が難しいものもあるかもしれません。

わかりやすいものでいうと、「住、衣、買・食、移」です。

衣・クールビズやウォームビズといった環境に合わせた服装でエアコンの温度調整をしっかりしましょう。「真夏に3つ揃えを着てエアコンを18度設定にするとかじゃなくて、ノーネクタイで過ごす」みたいな感じですね。

食・地産地消や食べきり・フードロス対策

住・再エネや省エネ化やエコグッズを活用する

移・環境負荷の低い乗り物を活用する。例えば、「自家用車ではなくて電車を利用する」

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ちょっとイメージがわきづらいですが、言われてみれば納得できるものが、「職、基盤」です。

職・テレワークの実践。例えば、職場まで交通渋滞しながら自家用車で移動しなくても良くなれば移動時間の節約にも環境負荷を減らすことにもつながるといった考えです。

職種によっては難しいこともあります。総務省から通知も出されましたが、公務員に対しても「テレワークの推進」が呼びかけられています。できる職種から積極的に導入していくことが重要です。

基盤…情報(教育・ナッジ)、インセンティブ等とはどういったものがあるかを考えていきます。

ナッジ」は環境省においても重要視されている考え方です。ナッジについては以前まとめたnoteをご参考ください。

基盤・知識や「このままだとヤバい!」といったことを一人ひとりに認識してもらった上で、行動変容を促していく。例えば、「二酸化炭素排出量を見える化して、推移や減少分をポイント化する」こともそうです。

生活するコストを減らしつつ、時間を生み出す行動やアクションにつながることを狙っているわけです。結果として、それが環境に良い取り組みになっている。

◯ 行動変容に至る4つのステップ

人はなかなか行動や習慣を変えることは難しいです。こうやって書いている私も「めんどっっっっいーーーー」とおもって行動にうつせないものもあります。

「環境」への取り組み以外でも、「健康」や「学習」といったことにもつながる「行動変容」についてまとめられています。

認知→関心→欲求→実践

詳細については環境省『参考資料』をご参考ください。

環境省 参考資料

7つの分野において指標も想定されています。これらのKGIを参考として、実践と振り返りの参考にすることもできます。

◯ 環境対策をしないと取引されない可能性も

環境対策は個人だけの話ではなく、法人にとっても重要な取り組みです。環境対策といった地球環境に向けたことはもちろんですが、目先の話としても「環境対策をしていないと取引をしない」といった企業が増えてきています

環境省の「Scope 1, 2, 3」にあるように、自社だけが環境対策をするのではなくサプライチェーンに対して環境対策をしたところからしか部品調達しないといった企業もあるためです

大企業では宣言をしている企業も

AppleやPanasonicといった大企業を中心に脱炭素化を進めることを宣言しています。

今後こうした動きはますます加速していくことが見込まれます。

取引している、部品供給をし続けるためにも、いまからできる環境対策や取り組みをしていく必要があります。

ESG債やグリーン共同債といったお金を集める仕組みも注目を集めています。こちらもnoteにまとめているためご参考ください。


◯ ものづくりのまち、大田区

大田区では、2023年1月16日に(火)16:00-17:30で環境にかかるセミナーが開催されます。場所は大田区PiO PARK

大田区PiO PARKアンバサダーとして、セミナーイベントを実施します。

再エネ活用で脱炭素対応とコスト削減の可能性〜ものづくりのこれから〜

脱炭素や再エネ活用の取り組みに興味関心を持つ方、特にものづくり企業の方には学びと気づきが多いので、ぜひお申し込みください。

【概要】​
・日程:令和6年/2024年1月16日(火) 16:00~17:30・(交流会 17:30~18:30頃)
・会場:PiO PARK (東京都大田区羽田空港1丁目1番4号 HICity zone K)
・参加定員:50人 ※お早めにお申し込みください
・参加費用:無料​
・参加対象:ものづくり関連の民間企業、大学やNPO等の方、自治体の方
 ※交流会は自由参加
・主催:PiO PARK アンバサダー
・協力:大田区
【こんな方におすすめ】
・ものづくり企業でコスト削減に挑戦したい方
・「再エネ x コスト削減」「再エネ x 脱炭素」に興味関心がある方
・「再生可能エネルギー」の活用に興味関心がある方
・地方との連携・共創に取り組んでいきたい方
・オープンイノベーションに興味関心がある方
・大田区の取組に興味があり、大田区と取り組みをしたい方
・新しい情報や最新情報を獲得するための方法を知りたい方
・自治体と民間企業等との連携や共創に興味関心がある方
・官民連携に興味関心がある方
・​今後のより良い未来をつくっていくことに興味関心がある方

再エネ活用で脱炭素対応とコスト削減の可能性〜ものづくりのこれから〜


環境対策は独りだけががんばっても意味がありません。自治体も、民間企業も、市民団体も、市民も。それぞれが連携・共創して、一致団結して取り組んでいくことが必要です。

さぁ、共創だ!


◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市長選に35歳元市職員、昼田さん出馬へ デジタル化に意欲‐中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/774644

過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。


サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!