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失敗コレクター

食わず嫌いで経験できていないことは多い。

一人暮らしを始めてから一度も家で魚を焼いて食べることをしたことがなかった。
食生活を考えた時に魚を食べる回数が少ないと感じていたが、家で調理するのは面倒、臭いなどと思って避けてきた。
しかし先日鮭を買ってみてホイル焼きしてみたら、とんでもなく美味しく、臭さも特に感じなく、これまで避けてきたのがバカだった。

こんな感じで実はやりたかったり、得たいものがあっても、勝手にハードルを高くして、避けるケースはとても多いのではないか。
自分で設定したそのハードルは、
日に日に高さを増して行く。
早めにそのハードルを取っ払うべきだと感じる。

そのハードルの高さの原因は失敗した時のことを考えてしまうからだと感じる。
上の例でも家中が臭くなり、全然美味しく作れなかったことを想像し、挑戦が億劫になる。
どんなことでもそうだ。

だからそういう時は失敗を得るためにやってるくらいの気持ちでやってみればいいのではと思う。
失敗は過去になれば笑い話になり、
自分の経験値になる。
ある意味成功だ。
失敗は自分の脳内にコレクションされ、
ただの負の産物ではなく、これからに活かせる宝になる。
仮に魚を焼いてみて失敗したら、サバ缶に切り替えればいいし、そこに代替手段が生まれる。
やらないままだとそれこそ脳内には何も残らず、時間だけが過ぎる。

最近ハマっているカタンに例えると、開拓地を何ヶ所かつくれるのにどこが良いか考えて何ターンか置かないで材料集めが遅れる、みたいなことだ。
わからなかったらすみません。

結論食わず嫌いは愚行で、食ってから判断しようということだ。

失敗は成功の元とは普遍すぎて気にしたことはなかったが、本当に言い得て妙だ。

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