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#うつけん応援画


6月18日に告示された東京都知事選は、過去最多となる22人が立候補を届け出、7月5日に投開票が行われます。

新型コロナウイルスへの対策や、東京オリンピック・パラリンピックの開催の是非などを中心にして、この期間中に様々な論戦が交わされるはずですが、ひるねこBOOKS店主である私は、宇都宮けんじさんを支持いたします。

その理由については後述しますが、Twitterで支持を表明したところ、数名の絵本作家、イラストレーターの方々が賛同を示してくださいました。

宇都宮さんについてもっと広く知ってもらうためのアクションが出来ないだろうかと考えていたこともあり、プロの絵描きである皆さんに、宇都宮さんを応援するイラストを描いていただき、それをこちらのページで公開することにしました。

以下、応援メッセージを添えて掲載いたします。

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阿部海太 http://kaita-abe.com/

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個人の想像など遠く及ばないほど大勢の人が苦しむこの社会で、私たちは政治に何を求めるべきなのでしょうか。
貧困、災害、差別、暴力。解決しなければならない問題が多過ぎて気が滅入りますが、それらは皆絡まり合った糸のように繋がっていることも事実です。
ひとつひとつ解決しながらも、問題の根底を掘り起こすことをしなければ、この負債はこれからを生きる子供たちにそのまま背負わせることになるでしょう。
緊急性が求められる現状であることは理解しつつ、より先の未来を見据えて、社会のもたらす価値とその仕組み自体を変えていく必要があるのだと思います。
見た目のわかりやすさや耳あたりの良い言葉ではなく、人ひとりに向ける優しさと思慮深さが政治のスタンダードになってほしい。
弱きを助け、社会を変えるべく声を上げて下さった宇都宮けんじ氏を私は支持します。
” Good travels at a snail’s pace.”
善きことはカタツムリの速さで進む(マハトマ・ガンジー)


小泉さよ http://www.sayokoizumi.com/

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否応なく政治不信と向き合い続け、
日々のニュースに心を削られることが多いなかで、
久しぶりに差した明るい光です。
日本を、東京から変えてほしい。
日本を、東京からやり直してほしい。
今日本に、東京に必要なのは、
実直で堅実な、そして人々に優しい
当たり前のことの出来る人です。
わたしは、宇都宮健児さんを心から支持し、
応援いたします。


西藤燦 https://saito3sun.wixsite.com/saitosun

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2012年の初立候補からずっと応援しています。
都知事選に惜しくも敗れても、変わらずに弱者の立場に立って公演や活動を続けていらっしゃる姿をずっと拝見してきました。
今回は今まで以上に大変な時期の立候補、当選すれば大変な任を負うことになります。
だからこそ「強くてやさしい」を体現していらした、宇都宮さんに都知事をお任せしたい。
願いを込めてイラストを提供します。
宇都宮けんじさんを応援します。


カイズケン(よたか堂)  http://blog.livedoor.jp/kaizuken1/

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誰もが安心して暮らしてゆける東京のために、雨にも負けず奔走してくれそうな"けんじさん"を、東京近郊に暮らす一市民として応援します。


さこももみ https://msako.myportfolio.com

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東京在住ではないので一票を投じることができません。
それでも、ふるさと東京がただの巨万の人口を抱えた都市というだけではなく、そこに住むひとりひとりが生きがいと住みやすさを実感できる幸せな都になるように願っています。
隅々まで目と心をめぐらせて、柔らかい木漏れ日のような光を届けてくれる宇都宮健児さんを応援します。


6月19日現在でこちらに届いたのは、以上の方々ですが、準備を進めてくださっている絵描きさんたちもいます。こちらに届き次第、追加で掲載いたします。

また、このnoteをお読みになり、「ぜひ自分も参加したい」と思われた方は、イラストとメッセージ、簡単なプロフィールを、当店のメールアドレス hirunekobooks@gmail.com までお送りください。

(プロの絵本作家、イラストレーターの方に限らせていただきます)
(必ずしも全て掲載できる訳ではありません。ご了承ください)

こちらへの掲載を希望されない場合でも、ハッシュタグ  #うつけん応援画  でSNSに投稿していただければ幸いです。

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都知事選の争点は、数え切れないほどあります。前述した新型コロナ対策、オリパラを始め、カジノの誘致計画、待機児童問題、低所得者・貧困家庭への支援、バリアフリー、羽田空港新ルート、気候変動、ヘイトスピーチ、同性カップルのパートナーシップ、その他教育や福祉、労働問題など、枚挙に遑がありません。

当然、人によってそれぞれの課題の重要度は変わりますし、何を優先すべきか、どこに税金を投入するか、それを順位付けすることは出来ません。考える事が多過ぎて、「誰に投票すれば良いのかわからない」という声もあるでしょう。

ただ、これらの課題全てに共通している点があります。

それは、都民一人ひとりの暮らし、ひいては命をどう考えるか、という点です。


日本という国があらゆる意味で“貧困”になったこの十数年。

国内の格差は広がり、「ブラック企業」「派遣切り」などに代表されるように、雇用・労働を取り巻く環境は深刻さを増しています。

そしてそれは経済面に限らず、様々な差別や弱者いじめ、嘲笑や冷笑のような形で、人々の精神面にも表れているように思います。

その原因の一つは、行き過ぎた「自己責任」にあるのではないでしょうか。

何かが起こっても「本人の努力が足りない」「自分で選んだのだから仕方ない」「助けてもらおうというのは甘え」などといった言葉が当たり前のように罷り通り、社会や政治の問題を無しにして全てをその人自身に押し付ける。そんな状況がもうずっと、長い間続いています。


ですが、この春に皆が気付いたのではないでしょうか。

コロナという目に見えないウィルスによって、私たちの暮らしは一変しました。順風満帆に見えた仕事の依頼は無くなり、老舗と言われた企業は倒産を余儀なくされ、行列が出来るような人気店があっという間に廃業を選ぶ。休み中の子どもを世話するため、会社を欠勤し収入が減少する。バイトを減らされ、大学を辞めざるを得ない。

これらは本当に、本人たちの努力が足りなかったから、見通しが甘かったから起こったことでしょうか。貯えが無いから仕方ないのでしょうか。そうは思えません。いえ、もし足りなかったり甘かったのだとしても、それを個人のせいにして切り捨てるのではなく、出来る限り救おうとするのが、成熟した社会のあり様ではないでしょうか。弱いもの、力の無いものに手を差し伸べるのが、本来の政治のあり方ではないでしょうか。そのために我々は税金を納め、私たちの代わりに政治を行う人を選んでいるのです。それが出来ないのであれば、社会とは、自治体とは、国とは一体何でしょうか。


もちろん努力や創意工夫を重ねるのは素晴らしいことです。今回のコロナ禍においても生活に直接の影響を受けなかったり、結果として(あるいは意図して)財産を増やしたという人もいるでしょう。

ただそういう人々であっても、ある日突然動けなくなる日が来るかもしれない。重い病気になったり怪我をしたり、今回のように外的要因によって働けなくなることがあるかもしれません。そしてそれは、その人だけの身に起こるわけではなく、家族や恋人、友人や同僚に、ある時急に襲いかかって来るかもしれません。いえ、「かもしれない」ではなく、必ずそんな時がやってきます。大切な人に「リスクを考えなかったお前が悪い」と言えますか。「備えておかなかった自分の責任だ」と突き放されたら、どんな気持ちがするでしょうか。


「自己責任」ばかり要求される社会から、「社会的な連帯」をもっと重視していく社会へ。

これは宇都宮さんが述べた言葉の中から抜粋しています。本当にその通りだと思います。

世の中には動きたくても動けない、声を上げたくても上げられない、自衛したくても自衛できない、そんな人々がたくさんいます。

そういった存在に目を向け、都民が一人ひとり安心して、希望を持って生きていける社会。

理想論に聞こえるかもしれませんが、宇都宮けんじさんをリーダーに選んだ東京都は、その社会に一歩近づけると思うのです。なぜなら彼は徹底的に虐げられる側の立場に立ち、その目線でたたかってきたからです。これからもその姿勢は変わらないと信じていますし、今こそそのような人物が求められているはずです。

そしてそれは同時に、これまでの日本の社会のあり方自体を転換していくことにつながるのではないでしょうか。

まずは東京から、日本の政治や社会の意識を変えていく。


嘘や隠蔽、改竄だらけで、限られた一部の人間のみが甘い汁を吸うような政治はもうウンザリです。

キャッチフレーズやパフォーマンス、大きな声はもうたくさん。


弱いもの、小さいものが、そのまま生きられる世の中を。

皆が文字通り手に手をとって、支え合える社会を。

ここから実現しましょう。きっと変えていけるはずです。


宇都宮けんじさんを支持します。

・公式サイト http://utsunomiyakenji.com/


*投票日は2020年7月5日(日)です。

・NHK選挙WEB
https://www.nhk.or.jp/senkyo2/shutoken/16407/skh48032.html


*今回の記事へのサポートは、宇都宮さんの活動を支援する目的で使わせていただきます。


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