「どの専門性を伸ばしたらいいかわからないから不安」な就活生の方へ

オープンチャットで取ったアンケート「強みと専門性についての自己理解アンケート」予想以上にはっきりした結果になりました。

(オープンチャットはこちら↓)

「伸ばすべき専門性が分からないから不安」という回答が86%で断トツです。

この86%の方にまずお伝えしたいのは、「一人だけじゃなくてみんな不安だから大丈夫!安心して!」ってことですね。
みーんな、不安なんです。

少数派でしたが、
「今は伸ばすべき専門性がわからなくても入社後わかるだろうから心配ない」という意見もありました。これは結構正しいのです。

聞いたことがある人も多いと思いますが、現在最も有力なキャリア論の一つ、「クランボルツ博士の計画的偶発性理論」によると、「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」ということ。

つまり、

今時点で専門性が見つかっていなくてもいずれ見つかる可能性が高いし、今、「これだ!」と思えている専門性や役割が将来変わることもある、
ということです。


だから、今あまり不安に思う必要はありません。

ただし!


「専門性持ちたいんだけど見つからないんだよなー」
と言いながら10年もたつとさすがに危険信号、言い方悪いですが社畜への入口です。

なぜなら30歳すぎて専門性が無いと転職が難しいから。

そんな人は世の中に山ほどいますが、みな社畜になりたくてなったわけではないんですよね。。


「今見つからなくてもいずれ見つかる人」と、
「今見つからなくて、このままずっと見つからない可能性の高い人」
の間には、明確に「考え方」の違いが存在すると僕は思っているのですが、それについては次回話します。

今時点で伸ばすべき専門性がわかっているかどうかよりも、よっぽど大事なことです。ファーストキャリアを選択する就活の時にこそ、是非とも知っておいて欲しいと思っています。

とりあえず本記事で伝えたかったのは、

「今、伸ばすべき専門性がわかっていなくても、心配いらないですよ」
ということ!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!


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