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【和訳】好きな曲備忘録②

 みなさんこんばんは、Hiruと申します。記事をご覧いただきありがとうございます。

 前回(死ぬほど前)に引き続き、好きな曲備忘録②をやっていこうと思います。これまでに聞いてきたいろいろな楽曲を振り返って、まとめていくだけなんですけど、何とも言えない充実感を感じます。この曲をよく聞いてた時はこういうことよく考えてたなとか、あんなことがあったよなとか、そういうのです。
人間の記憶が呼び起こされる最も大きな要因は「におい」だという研究がありますが、「音楽」もそれと同じぐらいあるのではないかと考えています。ぜひ、皆さんの好きな曲・音楽も教えてください。
 

 ていうか、このnoteをはじめてから2年ぐらい経って、いいねも「300」ぐらい頂いたのですが、コメント「0」なんですよね…。見て頂いているだけでもうれしいのですが、ぜひコメントもしていってください。それでは、5曲紹介します。

1.10円ガム / 日食なつこ

 まずは、日食なつこさんの『10円ガム』です。アルバム『逆光で見えない』に収録されています。日食なつこさんを『水流のロック』で知った、にわか中のにわかなんですが、昔の楽曲を色々聞いていくうちに、『10円ガム』が一番好きになりました。

 『10円ガム』はイントロでぐっと心を掴まれ、Aメロで切なく、サビでジーンとして、Cメロでまた切なくされる、まさに序盤・中盤・終盤隙がありません。また、3分無いぐらいで曲が終わってしまうので、終わってからまたもう1回聞きたくされてしまうという、盤外戦術にも長けています。

 昔こういうことあったかどうかはもう覚えていませんが、昔懐かしい気持ちにしてくれる『10円ガム』が1曲目です。

2. Deerhounds / the HIATUS

 次に、『Deerhounds / the HIATUS』です。こちらは2011年発売のthe HIATUSの3rdアルバム『A World Of Pandemonium』に収録されており、その1曲目、アルバムのリード曲となっています。

 ELLEGARDENが活動停止して、その後に細美さんが結成したバンドが『the HIATUS』です。この時確か私が高校生ぐらいだったと思うんですが、担任の先生の影響でELLEGARDENはちょっとだけ聞いてました。聞き始めたすぐから活動停止となってしまい、仕方ないから『the HIATUS』聞くか…となったのが始まりです。10年以上経った今でも聞いています。

 印象的だったのがこのアルバムツアーで細美さんが、「お前ら、眠くなったりしてない?3rdになってからなんか落ち着いた曲増えたなー、みたいに思ってない?」みたいなことをMC中に言っていて、そうだけど自分で言うなよと思ってました。

 『A World Of Pandemonium』=『大混乱、無秩序の世界』というアルバムタイトルを見ていきます。「World」には普通、世界は1つしか無いので定冠詞「the」が付きますが、ここでは「A」が付いています。
しかし、『Deerhounds』の楽曲中では、

My empty soul is screaming out 
Just starting out in the world of pandemonium

My empty soul is screaming out
空っぽの魂が叫ぶ

Just starting out in the world of pandemonium
自由で無秩序な世界に生まれた私の魂が

 「A」がついていると、pandemoniumな世界以外にも〇〇な世界がパラレルワールドみたいに存在する意味合いに受け取れます。

 現実には、喜び、悲しみ、絶望、希望など自分の感情によって見方が変わってしまう世界があるけれど、このアルバムでは「pandemonium」な世界を表現し、『Deerhounds』という曲の世界では、唯一無二、たった1つしかないこの世界に生まれたばかり魂の叫びを「the」で表現したのだと考えます。

 そんな『Deerhounds』が2曲目です。ぜひ聞いてみて下さい!

3.キヤロラ衛星の軌跡 / 工藤吉三(ベイシスケイプ)

 続いては『キヤロラ衛星の軌跡 / 工藤吉三(ベイシスケイプ)』です。
この曲は、「GITADORA "EXCHAIN"」のPREMIUM ENCORE STAGEで初登場した楽曲で現在では解禁も簡単になっています。


 ゲームセンター等にある「GITADORA」シリーズに搭載されている曲で、インストではありますが、私の琴線を揺らして止まない1曲です。片足8分のバスドラで足が死にそうになりますが毎回やっています。譜面良し、曲良し、難易度良しで欠点なしです。Aメロのギターソロ、中盤からのストリングス、良いところを上げるとキリがありません。

 そんな『キヤロラ衛星の軌跡』が3曲目です。ぜひ聞いてみて下さい。

4.金魚姫 / 黒木渚

 続いては、黒木渚さんの『金魚姫』です。渚さんの楽曲で好きな楽曲を…となるとどうしても迷ってしまうのですが、一番はこの『金魚姫』かなと思います。↑の動画は、以前喉の病気で活動を休止していた渚さんが復帰となった際にアップされた『金魚姫』の動画です。ギター1本で演奏しているので原曲とは違うのですが、このバージョンも最高です。

『袖を濡らして 追ってきて』というサビの最後のワンフレーズに、『金魚姫』の中の金魚姫がすべて集約されているように思います。

 今年の7月に、渚さんのライブに参戦する予定です。2年ぶりの参戦となるので非常に楽しみです!みなさんもぜひ、聞いて、ライブに行って、金魚姫を一緒に感じましょう!

5.Unidentified Flavourful Object [UFO] / Mili

 最後の5曲目は、Miliさんの『Unidentified Flavourful Object [UFO]』です。歌っているMiliは2012年に結成された日本のバンド・音楽グループです。ボーカルのCassie Weiさんは「カナダ国籍を持つ、中国系カナダ人」(参照:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Mili)です。優しく穏やかな歌声が特徴的です。癒やされます。
 Miliさんの楽曲は様々なアニメタイアップ等もされていますが、紹介する楽曲はスマホアプリ『DEEMO』に収録されています。

 『Unidentified Flavourful Object』は所謂「未確認飛行物体」=「Unidentified Flying Object」=「UFO」を文字っています。日本語に直すと「未確認美味そう物体」でしょうか。「Flavourful」は「良い匂いがする」という意味合いが強いと思うのですが、お菓子・甘いものが多く出てくる歌詞なので、「美味そう」で良いかなと思います。
歌詞の中で特にお気に入りなのが、

Across the sea and the land and the breeze
I bet that you're feeling lonely
You must be hungry waiting for me

Across the sea and the land and the breeze
海や山や風を遠く越えた先にいる

I bet that you're feeling lonely
きっと寂しい思いをさせているあなたは

You must be hungry waiting for me
お腹をすかせて私を待っているよね

 というこの一節です。甘いお菓子の事とか、味の感想とかが歌詞の中心だったのですが、「待っている人に食べさせてあげるために、色々食べたり作ってたりしてたのかな…」とか考えられるようになって、ジーンと来ました。


以上、5曲紹介してみました。

ぜひ聞いてみて下さい!また次の記事でお会いしましょう!
ありがとうございました。

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