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冬の到来

早いもので、12月の中旬になってしまった。

いつ頃からなのだろうか。秋という季節感を感じることが少なくなった
ような気がしてならない。
気温や気圧の激しい変動なのか、以前は、春先に感じていた体への
アレルギー性鼻炎を11月頃にも感じるかと思っていたら、体の
浮腫みの悪化が進んでしまい、身体への不調に繋がってしまった。


コロナの影響に急な円高もあったが、ニュージーランドへ、短期留学を
していた高校生の姪っ子が帰国して、2か月以上が過ぎた。
遠い南半球での生活は、ホームスティ先での食べ物の違いなど、様々な
生活様式の違いもあり、lineからは毎日不安な様子が届いていた。

授業では、毎日のように、ディスカッションがあり、英語力の問題
以上に、常に自分の考えを持つ必要性。
先ずは、自分で考えて言葉で、意志表現をする大切さ。
世界の様々な文化や民族の人との授業は、日本で思っていた以上に、
その違いに驚いたようだ。
そして、姪っ子の口からは、「日本は遅れているよ。。やばいよ。。」、
学校生活で感じた素直に出た言葉に、世界から取り残されている日本の
現状を、高校生にも肌身で感じ取ったようだ。

帰りのスクールバスでは、行先の違うバスに乗り、かなり慌てたことも
あったそうだが、同じホームステイ先の中国人の大学生のお姉さんに、
帰りの道先案内を手書きの添付ファイル地図で、スマホで送ってもらい、
無事に帰ることができたそうだ。
ホームスティ先の家族が、時たま見せるドタバタ劇のような生活(笑)
や英語をネイティブの様に使いこなし、逞しくて、優しい中国人女性の
存在など、遠い異国での不安での生活も、人への感謝という気持ちも
重なり、姪っ子には、改めて日本という国の現状も知ることになった
様である。
そして、姪っ子の当初の早く帰国したい気持ちは、生活が慣れる頃には、
沢山の課題に追われる日本での学校授業を考えると、複雑な心境を抱えて
の帰国にもなった様でした。

それにしても、姪っ子が、何よりも無事に帰国出来たことに、
ほっとしたのが私の素直な心境でした。異国での3か月程の期間も、
とても、とても長く感じて。。