鼻をつまんだ実験からわかったこと (嗅覚障害)
鼻をつまんで飲食してみてわかったこと。
バラエティーに富んだ「なんとか味」がないものほど、嗅覚障害の人にいいのではないかと言うこと。
バラエティーにとんだ商品、例えば、ポテトチップス。
色々な味の商品が売っています。
コンソメ、のり塩、サワーオニオン、まだまだあります。
他には、炭酸飲料。
各メーカーのコーラ、サイダー、グレープ、オレンジなどなど。
どれもほとんど変わらない基本形に「味」が加えられたもの。
一方、かりんとう。
いろいろな味のものもないわけてはないですが、基本形のかりんとう一本で成り立ってます。
かりんとうは、食べたときのザクザク感、甘さ、鼻をつまんで食べても満足感がありました。
ここで、思ったこと。
様々な味のバリエーションがないものほど、鼻をつまんで食べて満足感がある。
基本形が弱く飽きがくるものほど、たくさんの味のバリエーションがある。
味を変えて飽きさせない戦略の食べもの、飲み物ほど、鼻に訴えかける商品。
証拠に鼻をつまんでポテトチップスや炭酸飲料を飲食してみてみると、においを感じないのでほとんど同じに感じる。
バリエーションがない、基本形の食べものほど鼻に訴えかけなくても満足感を与えてくれる。
なぜ、鼻をつまんで飲食しているかというと、嗅覚障害の人にも満足できる食べもの、飲み物はないかと探しているのです。
年齢に関係なく、事故や病気などでにおいが突然わからなくなってしまった人がいます。
嗅覚に頼らなくても満足感を感じられる食べもの、飲み物はないかと探しています。
地味な取り組みですが、人によっては役に立つ情報だと思っています。
嗅覚障害は見た目でわからない。
たかが嗅覚?
そんな風に言ってしまう人もいますが、突然嗅覚障害になる人がたくさんいるのです。
嗅覚障害なって困っている人、悲しんでいる人たくさんいます。
理解する人があまりいないのが嗅覚障害。
見た目でほとんどわからないから、くさいにおいがわからなくていいね、なんて言ってしまう人もいるようです。
香りを創ったり、嗅覚について調べているからわかります。
だから、少しでも役に立てばと思っています。
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