妻「別れましょう」俺「クリスマスイブやぞ!?」第六話
2020.12.23
その日の夕食前だったか
妻「娘が寝たら話がある」
話がある。というセリフは大嫌いです。
恐怖心を煽るというか、ご飯が何の味もしなかったのを覚えています。
俺(何だろ、俺何か悪いことしたか?それとも…。)
娘が寝た後
妻「明後日は、妹夫婦を呼んでのクリスマスパーティーだね。」
俺「そやな。楽しみやね。」
妻「その前にさ、言っておきたい事があるのね。」
俺「どしたの?改まって。」
妻「離婚して欲しい」
俺「…はい?」
妻「離婚してほしいのね。」
俺「何で?」
妻「私が水商売で働くって言った時、あなた何って言ったか覚えてる?稼いでこいって言ったの。止めるよね普通。」
妻「髪の毛染める時もそう。水商売してるんだから綺麗にしてもらえ。って言ったのね。」
妻「結局自分の給料低いくせに全部私に押し付けて、何も努力しないじゃん。そんな人と生活していくのはもう無理。だから離婚してって言ってんの。」
女性という生き物がこうなったら、気持ちが戻ってくることは無い。と今までの人生で何となく悟ってた俺は
俺「わかった、少し待ってくれ。
とりあえずクリスマスやぞ。子供達が主役の会なんやし、それが終わったら答え出すわ。」
妻「クリスマス終わったらね。わかった!」
俺はふと思った。
俺(あれ?やっぱ何か隠し事しとるよな?)
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