【悲報】日本の総死亡数(速報値)が激増、ワクチン接種数に相関
こんにちは。医師・医療経済ジャーナリストの森田です。
先日こんな記事を書きました。
この記事をまとめるとこんなところ。
というものでした。
今回、この記事の時点では発表されていなかった4回目接種時期の最新の死亡数データが出たのでご報告します。これがまたすごいことになっておりました。
例年なら、7・8月の夏は死亡数は最も少ない時期なのですが、8月の総死亡数はものすごい勢いで増えてしまいました。
その最新データがこちら。
赤が今年、青が去年の死亡数です。
1〜8月の増加分だけですでに7万1千人の死亡数増。戦後最大の増加だった去年が1年で6万7千人の増加だったので、もうそれを追い越しています。
2月は去年より約2万人増、
3月は約1万6千人増。
8月は約1万8千人増。
かなりの異常値です。
この2月、3月、8月は3回目ワクチン、4回目ワクチンの接種時期にぴったり合致するのです。
ワクチン接種時期と超過死亡(例年同月よりどれだけ死亡数が多いか)を見やすくグラフ化したのがこちら。
ワクチン接種回数の山と、超過死亡の山の時期がほぼ一致しています。
しかも、超過死亡の山がどんどん高くなっています。まるでワクチン接種を繰り返すたびに、日本人の死亡数が増えてゆくようです。
ただ、前回も説明したとおり、日本人の死亡数はコロナ死亡数とも相関しています。
青がワクチン接種回数、赤が「コロナ死亡数」です。
ワクチン接種に少し遅れて、コロナ死亡も増加しているのが分かります。
つまり、
・ワクチン接種数増加
・コロナ感染死亡増加
・日本人の死亡総数増加
この3つが、ほぼ同じ時期に同じように連動して発生しているということです。
そう考えると、コロナ死亡が増えたから総死亡も増えたのでは?という考え方も出来ます。
ただ、
8月に増加した総死亡数=約1万8千人
8月のコロナ死亡数=約7千人
ですので、約1万1千人の「コロナ以外の死亡数」が説明できません。
一体、その1万1千人の死亡増の原因は何なのでしょうか?
一部ネットでは、
「8月はコロナ感染拡大時期なので、本当はコロナなのにコロナと診断されずに亡くなった方々が多かったからでは?」
という意見が見られますが、これはちょっと考えにくいでしょう。
なぜなら今はほとんどの日本人が病院で死亡しますが、病院に入院するときにはPCR検査がほぼ必須で行われています。院内クラスターを防ぐために、入院中も発熱など疑わしい場合はすぐにコロナのPCR検査が行われます。これは病院だけでなく高齢者施設でも在宅医療でも同様です。ですので、コロナ感染しているのにコロナと診断されずに亡くなるというケースはそう多くは想定出来ないでしょう。
また、「8月はコロナ感染拡大時期なので、医療逼迫・医療崩壊が発生していた。入院出来ず、治療が遅れて亡くなった方が多かったのでは?」
という意見も見られますが、これも考えにくいでしょう。
なぜなら、前回の第7波では感染者数こそ過去最大となりましたが、ウイルスの弱毒化からか重症者数は激減(死者数は横ばい)。感染拡大ピークの8月中旬〜下旬でも病床にはまだ余裕があり、遠くに重症病床使用率は多くの県で0%〜20%台でした。
まあ、百歩譲って、
「コロナ死が増えたから総死亡も増えた」
という意見を受け入れたとしましょう。
しかし、そもそも感染・重症化・死亡などをへらすことを期待されるべきはずのワクチンを打った時期に連動して「コロナ死が増えた」って意味不明ですね。
ワクチンに関しては、こうした効果の不確かさや副作用の大きさから、海外では接種数が伸び悩んでいます。
ワクチン導入初期の頃、いち早く国民に接種を開始し世界中でニュースになったあのイスラエル国民も、この半年ほどもうほとんどワクチンを打っていません。(ちなみにイスラエルでも接種開始後の今年1月に感染爆発・死亡増が発生しています)
日本では、4回目・5回目のワクチン接種が推奨され、これからもどんどん打って行くようですが…。果たして大丈夫なのでしょうか?
一旦立ち止まって考えてみるべきではないでしょうか。
注)「相関関係がある」からと言って「因果関係がある」とは限りません。限りなく怪しい状況証拠ではありますが、科学的な視点で言えば確定した証拠としては扱われませんのでご注意下さい。
事実、イスラエルやドイツ、マレーシアのようにワクチン接種と感染・死亡に相関が見られる国もありますが、米国やフランスのように相関があまり見られない国もあります。
ただ、国を挙げて行われている政策を検証してみたら「効果がなかった」どころか「全く逆の効果」が統計データとして出てきているのに、それが全く報道されない、もちろん殆どの国民が知らない…、という今の日本の現状は著しく異常な世界と言って良いのではないかと個人的には思っています。
注)この記事は投げ銭形式です。
医療は誰にでも公平に提供されるべき「社会的共通資本」、
という信念なので医療情報は基本的に無償で提供いたします。
でも投げ銭は大歓迎!\(^o^)/
いつも一人で寂しく原稿を書いているので、
皆様の投げ銭から大いなる勇気を頂いております!
ありがとうございますm(_ _)m
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■内容(はじめにより抜粋)■
2019年に始まった新型コロナウイルス騒動。
医療業界をはじめ行政やメディアに先導されたこの騒動は、残念ながら「経済を壊し」「人々の絆を断ち切り」「自殺数を増加」させてしまった。
私は経済学部出身の医師という立場から、このような過剰な感染対策によるデメリットを憂いていた。そしてそれを問題視する発信を続けてきた。だが、この「過剰にコロナを恐れてしまう風潮」は2022年になっても依然として継続している。
2022年1月の全国高校サッカー選手権の準決勝では、選手2人に新型コロナ陽性反応が出たとのことで関東第一高校が出場を辞退した。
まるで「コロナに感染したら社会の迷惑・厄介者」と言わんばかりの対応だ。感染してしまった当該生徒の気持ちを察するに余りある。
コロナ騒動が始まってもう2年も経っているのに…コロナウイルスが日本社会に与えている健康被害は非常に小さいことが統計的に判明しているのに…
社会の過剰反応は当初と何も変わっていないように感じる。
今後もこのような風潮が続くのであれば、それこそ「新しい生活様式」となって社会に定着し文化になってしまうのだろう。
私はそんな「家畜」のような生活を、感染を恐れて人との絆や接触を断ち切るような社会を、絶対に子どもたちに残したくない。
そんなやりきれない思いが日々高まってゆき、我慢できなくなったのが、本書を書こうと思ったきっかけだ。
■タイトル・内容の過激さから数々の出版社から書籍化を断られクラウドファンディングによる自費出版となった本書。
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夕張に育ててもらった医師・医療経済ジャーナリスト。元夕張市立診療所院長として財政破綻・病院閉鎖の前後の夕張を研究。医局所属経験無し。医療は貧富の差なく誰にでも公平に提供されるべき「社会的共通資本」である!が信念なので基本的に情報は無償提供します。(サポートは大歓迎!^^)