【祝・1000万views】『神血の救世主』担当編集の偏愛②〜食事編〜
はじめに
皆さんこんにちは!
ナンバーナインで漫画編集をしています、遠藤です。
この度、LINEマンガで連載中の担当作『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』が1000万viewsの大台を超えました!
いつも応援して下さっている皆さまのおかげです!本当にありがとうございます!!
そこで今回、1000万viewsを記念して今まで内に秘めていてほとんど表に出したことのない、担当編集が一読者として見た『神血の救世主』の超個人的萌えポイントをおすそわけしたいと思います。
今回は「食事編」です!(台詞編はこちら)
※このnoteは最新話までのネタバレ全開でお送りします※
『神血の救世主』食事シーンの魅力
漫画を読んでいると必ずと言っていいほど出てくる「食事シーン」。キャラクターの嗜好が垣間見られたり、単純にご飯が美味しそうだったりと、物語の鍵となるシーンに使われる場合はもちろん、日常的なシーンであっても印象に残ることが多いですよね!
キャラクターと同じものを食べる(食べたことがある)ことで、「キャラクターと感覚を共有出来る」のも食事シーンの魅力のひとつかなと思います。
『神血の救世主』も食事のシーンは印象的なシーンが多いなぁと感じます。
ここからは、その中でも「私の好きな食事シーン」をランキング形式で紹介させてください!
第3位:19話より、「寿司」
★4の扉「硝子の滝」をクリアしてから、透晴・敷島・サーヤ・スシで食事を取る一コマ。
このシーン、第1稿の時点では透晴は「回らないお寿司屋さんに来たのが初めて」という設定だったのですが、打ち合わせの際に「透晴はカフェも一度も行ったことなかったし(5話参照)、回転寿司すら行ったことないんじゃないか?」という疑問が生まれ、そこから「寿司そのものを初めて見た」という設定が生まれました。
端から見ていたら「大の大人たちが真剣に何の話をしているんだろう…」と思われそうな打ち合わせでしたが、おかげで日常パートながら印象的なシーンになったのではないかと思います…!
この話を読んでから、寿司は食べる前にまずは見つめて愛でるようになりました。
第2位:46話より、「プリン」
激闘を経て魂が崩壊する大我が人生の最期に思い出したのは、幼い頃に透晴がプリンを食べさせてくれた記憶でした。
両親から愛されなかった大我が「家族からの愛」を感じる、作中屈指の名シーンだと思っています。他の食事シーンはコメディチックに描かれることが多い中、食事をうまく使って第1章ラストの感動的な演出が生まれています。(原作/ネームの江藤さん、さすがです!)
この話が公開された日は、帰りに3個入のプリンを買って家で一人で食べました。
第1位:5話より、「キャラメルマキアート」
生まれて初めての"自由"を味わう透晴が生まれて初めてのカフェで注文した飲み物、それが「キャラメルマキアート」でした。キャラメルマキアートは透晴の「自由を象徴するアイテム」として、この後も登場します。
こんなに美味しそうにキャラメルマキアートを飲む作品は他に見たことがありません!
僕もトライディアさんのリーディング公演を観た帰りには、選挙の日に投票うぃって外食するくらいの勢いでキャラメルマキアートを飲みました。
地味に台詞が七五調になっているのも憎いです!
このキャラメルマキアートのシーンは食事関係なく作中全シーンの中でも3本の指に入るくらい大好きなシーンで、公式LINEスタンプを作った際も入れさせて頂きました!
このnoteを書いた今日も、帰りにキャラメルマキアート買って帰ります。
おわりに
3つの食事シーンを紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか!(台詞編はこちら)
プレイヤーとして歩みはじめるシーン、そして第1章のラストシーンと、切っても切り離せないくらい『神血の救世主』の大切なシーンでは食事の演出が使われていますね!
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