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【転職希望者必見】未経験でもWEBTOON編集者で通用するスキルとは?!

ご挨拶

皆さんこんにちは!
ナンバーナイン・コンテンツ事業部のマネージャーとしてWEBTOON・横読み漫画の編集をしております、遠藤です。

現在、ナンバーナインではWEBTOON編集者を大・大・大募集中!
日本発のWEBTOONヒット作を作りたい!という方のご応募をお待ちしております。

そこで今回は「どんな経歴のメンバーが、どんな経験やスキルを活かして活躍しているか?」「実際の業務に対してどんな経験やスキルを持っている方が活躍出来そうと考えているか?」というnoteを執筆させて頂きました。
業界・職種へ興味がある方はもちろん、幅広くキャリアプランを考えている方に読んで頂けたら幸いです。

はじめに

大前提としてお伝えしたいのが「WEBTOON編集の経験は不問!」です。

というのも国内のWEBTOON市場はまだまだ黎明期であり、ナンバーナインも本格的にWEBTOON制作をスタートしたのが2021年末から。業界的にも今年に入って国内WEBTOONスタジオの作品が少しずつリリースされはじめたような状況です。

そうなると当然「WEBTOONの制作を○年やっていました」「WEBTOONの作品を○本立ち上げ、アニメ化・ドラマ化された作品もあります」というような方はそもそも市場にほとんどおらず、基本的には未経験の異業種・異職種の方が試行錯誤しながらWEBTOON編集をやっているというケースがほとんどだと思います。

それだけ新しい仕事ですから、まず「新しい仕事にチャレンジしてみたい」という方には向いていると思いますし、逆に「自分の経験やスキルが活かせるのか?」という疑問も出てくると思います。

そこでここからは、ナンバーナインのWEBTOON編集のメンバーが実際にどんな業界・業種の経験者なのかをご紹介して行きたいと思います。

自身のこれまでの経験について

最初に僕自身の経験して来た仕事を紹介したいと思います。

遠藤(男性/30代半ば)

  1. 人材紹介会社の営業

  2. スマホゲームイラスト制作のディレクター・アートディレクター

  3. 漫画業界向けイベントスペースの企画・運営

  4. クラウドファンディングサービスのキュレーター

  5. 横読漫画の編集者

これだけ見るとジョブホッパーのように思われそうですが、きちんとそれぞれの転職には理由があります…!また、僕自身もWEBTOON編集の経験は元々ありませんでした。一見するとWEBTOON編集の仕事に直結しなさそうな経験もあるように見えるかもしれません。

詳しくはWEBTOON編集に活かせそうなスキルと併せて後述しますが、振り返るとこれまでの経験は何一つ無駄にならず今の仕事に活かせていると感じています。

メンバーのこれまでの経験について


続いて実際に働いている現場メンバーの経験して来た仕事を紹介したいと思います。参考として個人を特定出来ない範囲で性別や年代も記載しておきます。

性別問わず20〜30代のメンバーが活躍しています。(順序は入社順です)

Fさん(男性/20代半ば)

  1. WEBマーケティング支援営業

  2. 横読漫画の編集者

Iさん(男性/30代前半)

  1. PR支援サービスの営業

  2. 広告漫画の企画営業

Kさん(女性/20代半ば)

  1. スマホゲームイラスト制作のディレクター

  2. WEBTOONの編集

僕と同様にWEBTOON編集の経験のないメンバーが活躍しています。
また、先ほど経験者の転職はほとんどないとお話しましたが、Kさんは業界としても非常に珍しいと思われるWEBTOON編集の経験者の転職でした。

経験不問ではありますが、もちろん経験者NGなどは全くなく、経験があればそれはそのまま活かして頂けるかと思います!(Kさんの経験から来る知見の共有は非常に助かっています)

WEBTOON編集の業務範囲と活かせる経験

それではここからは実際のWETOON編集の業務を大きく6つに分解し、それぞれの業務で役に立つと考えている経験をご紹介していきたいと思います。

①企画立案

作品の大元となる原作は、作家さんからの持ち込みや既存原作の獲得の他に、作家さんにこちらから企画提案をし、そのオーダーを基に書き下ろして頂くケースも多いです。
提案する企画は編集者が考えますが、どんな作品を立ち上げるか?仕事でやる以上は閃きや個人の感覚ではなく、データや根拠に基づいてしっかりと売れそうな企画を考えなければ社内の企画会議は通りません!
また、自身がその企画にどれくらいの可能性を感じているか、データや根拠だけではなく時には情熱を伝えることも大切です。作家さんにも情熱のある編集者の方が、一緒にやりたいと思ってもらえるはずです。

【活かせる経験】企画提案の経験、プレゼンテーションの経験

②作家さんのアサイン

ナンバーナインのWEBTOON制作工程は「原作」「ネーム」「線画」「背景」「下塗り」「着色」の6工程に分かれており、それぞれの工程で作家さんのアサインを行っています。(「原作ネーム」などの形で複数の工程を兼任頂くケースもあります)
作家さんのアサインは応募フォームからお申し込み頂いたり、作家さんに紹介して頂く他、作品を見て編集者からお声がけをして制作をお願いするケースも非常に多いです。
作家さんには初めての取引相手に対して時間をコミットしてもらう訳ですから、情熱を伝えるのはもちろん、信用に足るような情報開示や対応をすべきです。

【活かせる経験】新規開拓営業の経験、無形商材の営業経験

③クオリティ管理

編集者というとこの部分の業務をイメージする方も多いかもしれません。クオリティと一口に言っても、ストーリー、絵のチェックはもちろんキャラクター、演出をチェックしたり、フルカラー作品の場合は着色のクオリティチェックもしなければいけません。クオリティ管理に関してだけでも何本も記事が書けそうです。
ここは経験者の方であればスキルを活かせる部分でもあり、未経験の場合でも経験を積んで鍛えられる部分だと思います。今回は是非他の業務にも目を向けて頂きたいのでこの辺りにしておきます。

【活かせる経験】編集の経験、クリエイティブ系のプロデューサー・ディレクター経験、自身での作品制作の経験

④スケジュール管理

WEBTOONは制作していく上で、事業計画に基づいてリリーススケジュールを立て、ストアへの入稿から逆算して各工程の締め切りを決めていかなければいけません。
また、事前に計画を立てていても初めての制作だと各工程で思わぬタスクやトラブルが発生するものです。
その都度各工程の締め切りを調整したり、場合によってはリリーススケジュールの見直しが必要な場合もあります。
クオリティが高ければそれでいいというものでなく、限られたスケジュールの中で最大限のクオリティを追求するためにも、スケジュール管理はとても重要な業務です。

【活かせる経験】ディレクション・進行管理の経験

⑤予算管理

事業である以上、当然予算があります。クオリティが高ければいくらかかってもいいというわけでもありませんし、スケジュールが押していけば原稿料以外にその分の販管費もかかってしまいます。
また、時にはクオリティやスケジュールを担保するために想定よりも追加で予算をかけた方がいい判断をする場合もあり、想定外の予算に関しては回収までの想定売上を試算するなど、数字への意識は常に求められます。

【活かせる経験】プロデューサーの経験、予算管理の経験

⑥プロモーション

WEBTOON編集は作品を作って終わりではありません。作品が世に出たらその作品がしっかりと売れていくように、プロモーションに関しても考えなければいけません。
配信ストアさんと折衝し作品をPUSHして頂くお願いをしたり、そのための条件を調整したりもします。
また、ストアさんでのPUSH以外にも売上を上げる施策がないか、予算とも相談しながら広告やメディアミックスも視野に入れて考えていきます。

【活かせる経験】法人との対外折衝の経験、広報・PR・マーケティングなどの経験

以上、実際のWETOON編集の業務を大きく6つに分解し、それぞれの業務で役に立つと考えている経験をご紹介させて頂きました。

これだけ見るとあまりにもハードルが高い仕事のように思えてしまうかもしれませんが、ナンバーナインも全メンバーが全部のスキルを完璧に備えているわけではありません。
強みを活かしつつ、弱い部分は他事業部にサポートしてもらったり、日々試行錯誤しながらスキルアップして行っています。

これを読んで下さっている方の中にも「ここなら自分の強みや経験が活かせそうだ!」という部分がどこかしらありましたら是非ご応募頂けたらと思います!

※WEBTOON編集の仕事についてさらに詳しく知りたい方は是非以下のnoteも併せてご覧下さい!

WEBTOON編集で即戦力になりそうな経験

最後に、未経験の方の中でも「こんな方だったら即戦力で活躍出来るのでは?!」と考えている業種についてお話させて頂きます。
あくまで個人的な予想にはなりますが、もしこの記事を読んで本当にマッチしそうという方がいらっしゃいましたら、是非ご応募お待ちしております!

①スマホゲームのディレクターの方

WEBTOONと横読み漫画の違いとして「スマホで読むことのみを想定して作られている」「単行本の販売は基本的になく、基本無料で読めつつ、アプリ内の課金でのみ売上が立つ」などが挙げられると思います。
これはスマホゲームとコンシューマーゲームの違いにも近いと思っていまして、アプリの数字を見ながら売り方を設計したり、プログラム・デザイン・イラストなど複数の工程を取りまとめながらコンテンツ制作を進行する経験はWEBTOONの編集にもマッチするのではないかと考えています。

②アニメの制作進行の方

従来の横読み漫画ですとアシスタントさんがいる場合はあれど、基本的には一人で描くか、分かれていても原作と作画くらいだと思いますが、WEBTOONでは工程をそれよりもさらに細分化して制作しています。
これは一つの作品を作るのに様々な方が分業をして作るアニメ制作の形に近いと思っていまして、そこでの制作進行の経験がある方ですと、WEBTOONの編集にもマッチするのではないかと考えています。

繰り返しになりますが、上記の経験が必須というわけではありません。

最後に

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!

未経験の方でもご自身の強みや経験を活かし、新しい仕事にチャレンジしてみたいという方は是非ナンバーナインのWEBTOON編集を選択肢に入れて頂けたらうれしいです!

メンバー一同、沢山のご応募心よりお待ちしております。

※僕のTwitterでは担当作の紹介や業界ニュースのシェアなどしておりますので、WEBTOON業界、WEBTOON編集に興味がある方はフォローして頂けたらうれしいです!

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