日本の価値を、海外からの過去の評価に委ねるのではなく、中から未来の創出へと活かさねばならない
我々日本人は、海外からの評価を極端に気にする傾向がある。そして国際的な評価を自国のアイデンティティとして捉える。日本は古くからの伝統と技術の国として、世界から高い評価を受けてきた。自分達の価値を自分達で認識していたのではなく、海外から評価を受けて初めてその価値に気付いたのだ。
しかし、海外からの評価は一昔前のものであることに留意しなければならない。ボクらが生きている現在と、海外に伝わった情報には、時差が必ずあるのだ。このような過去の評価に囚われることは、新しいイノベーション
