見出し画像

インドネシアへ行ってきます!! -フェーズ2第二回派遣-

現在、羽田空港に来ています。

なぜかというと、今からインドネシア に飛び立ちます。

松山 → 羽田 → ジャカルタ → スラウェシ島(マカッサル) → バンタエン という、日本から移動だけで丸一日かけて目的地のバンタエン入りをします。

2012年に初めてインドネシア での生活を経験(6ヶ月間の滞在)してから、約7年の間インドネシアとの良い関係が続いています。

2012年から2019年までのインドネシアでの活動です。

それで、何しにいくの?? ってことなんですが

現在はインドネシア全国の職業訓練校自動車科インストラクターの育成事業を行っています。「自動車の専門授業・5S・問題解決手法・PDCA」を中心に授業を行っています。

3年間のプロジェクトになるので、3年の間は日本とインドネシア を行き来しながら、この壮大なプロジェクトに携わらせて頂きます。 

この3年間が自分にとって大きな節目になるのかなとも思っていて、絶対に成功させたいプロジェクトです。しかも誰が見ても最高のプロジェクトだったと思ってもらえるくらいに。

どんなことを共育(共に育つ)しているのかを、一歩引いて考えてみるとこういうことだと思います。

日本人が行っている当たり前を、論理的に分解して説明する。

ものすごくわかりにくい表現かもしれないですね。

例えば5Sに関して考えてみると、ちなみに5Sとは

整理・整頓・清潔・清掃・躾 のこと

日本人はこれが自然にできています。例えば道にゴミが落ちていた場合にゴミを拾うことができます。これが自然にできるのは本当に素晴らしいです。しかしインドネシアではなかなかできる人が少ない気がします。バンタエンの学校の周りを掃除するのですが、タバコの吸い殻や、ペットボトルの空、ひどい時は使用済みのオムツなんかも落ちている時があります。

それを授業や日々の生活の中で、5Sというテーマで学校にゴミが落ちているという問題に対して、問題の真因分析→対策立案→標準化(誰でも同じレベルで継続できるように)→横展開という流れの授業を行っています。

その中でリーダーシップを発揮し、チームを巻き込んで行く力をとても重要になってきます。

自動車の専門授業についても同じです。ただ自動車学習授業を行うだけではなく、授業を通してチームをまとめる力、考える力、行動する力 などの成長を期待しています。

今回は24名のインドネシア全国から集められたインストラクターがバンタエン職業訓練校に集まることとなりました。

毎回、インドネシア に行く時は目標を立てて行くようにしています。ものすっごく田舎なので、(愛媛だと久万高原町よりも田舎)雑念がなく、邪魔されるものも少なく仕事ができます。

今回の自身のレベルアップ目標は

評価制度についてしっかり学び、仕組み作りを行う

ということに集中して行っていきたいと考えています。

良い評価制度というのは非常に重要だと思います。良い評価制度があるということは、そこに取組む人達の目指す姿が明確にあるということです。

例えていうと、僕たちはこの山を目標として上りますよ!!と明確にしていることだと思います。その目指す山が明確になっていなければ、効果的に頂上に上ることもできないでしょうし、良い個々のパフォーマンスが発揮できないと思います。

その為には、よい評価制度が必要だと思います。

第一回派遣の反省として、日本側インストラクターとインドネシア側インストアラクターの評価を生徒48人それぞれについて実施しました。

結果・・・・ 日本側インストラクターとインドネシア側インストラクターの評価がバラバラになってしまうという結果になってしまいました。そりゃ文化や生活や視点も違うので当たり前っちゃ、当たり前なのですが。。。

私が思う良い評価というのは、だれが行ってもある程度同じ結果になる評価項目だと思います。今回ソフトスキルの部分を中心に新評価表を作成しました。これを中心に現地インストラクターと更に意見交換をして、より良い評価表を作っていきたいと思います。

そして、それを使った一カ月後の評価結果がとても楽しみです。効果的な評価表であるのでしょうか。。。。

ということで、今晩出国します。

インドネシアの為にチームで全力でやりきってきます!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?