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無意識の認識と行動に気づけば、いい未来を描けるという話

モヤモヤが晴れないのは、
知らず知らずのうち、いつも同じパターンで行動しているからかも。
自分の認識とそれに基づく行動について自覚できれば、
きっと、そのモヤモヤから抜けらえる!
では、どうやって・・・?


コーチングの話題です。
5月の連休は、認知行動療法に近いアプローチでの
コーチングについて学んできました。

モヤモヤする出来事が起きた時、
この記事を読んでいる素敵なあなたは、どう対処されていますか?

黙る・・・、
感情を爆発させる!
受け流してなかったことに・・、
嫌味な感じで話してしまう・・・、
気にしないように頑張る!
寝て忘れる!

いろんな対処の仕方で、モヤモヤの嵐になんとか踏みとどまる。
私はそうやって対処してきました。

でも、モヤモヤが晴れなかったり、
さらに事態が悪くなったりすることがあります。

部下からの突然の電話で土日に仕事・・

例えば、こんなことがありました。
金曜日の夕方、出張先から帰る駅で、部下からの電話。

部下「先方に送る書類を月曜の朝までにみてもらえませんか。」
私「!!!なんでもっと早く言わないの・・・!」
部下「先方からさっき連絡が来て・・・」
私「段取り組んで仕事しないと困るよ・・」
部下「でも・・・、」
私「もう、いいよ!みておくから。次から気をつけてね。」

ムッとした感じで電話を切り、
あいつは全くもう!と思いながら
モヤモヤした土日を過ごしてしまったわけです。

では、スッキリした気持ちで土日を過ごすために、
あの時、何ができたか・・・それを考えるために、
4つに分けて考えてみるというワークを行いました。

起きた”出来事”、
それに対しての”思考”、
その思考により生まれた”感情”、
それで起こした”行動”、

出来事→思考→感情→行動の順に、
モヤモヤした場面の前後で自分に何が起きていたか
ぐるぐる回して考えてみること。

これにより、いつもハマってしまうパターンや、
どこで切り替えれば、モヤモヤから抜け出せるかに
気付くことができるというものです。

無意識に気づけたら改善策が見える

金曜日の部下からの電話について、
4つの考えを当てはめてみます。

<1周目>
出来事:部下から夕方に電話がかかってきた
思 考:この時間の電話は何かありそうだと考えた
感 情:ちょっと不安、警戒した感じ
行 動:トーン下がりぎみな声で電話に出た

<2周目>
出来事:低いトーンの部下が反応し、
    申し訳なさそうな感じで実は・・・と話を始めた
思 考:やっぱりよくない話だと判断した
感 情:動揺と不安と苛立ちが入り混じった感じ
行 動:何かあったの?と問い詰めるようなトーンで返事をした

<3周目>
出来事:先方からの依頼で月曜日の朝までに書類をチェック・・・と
    モゴモゴしながら話し出した
思 考:はっきり話せよ!と考えた
感 情:イラ立ちMAX!
行 動:なんでもっと早く言わないの・・・!と返答した

以下略・・・

改善点は電話に出るタイミングから

こうして分けて考えてみると、よくわかります!

金曜日の夕方に電話という出来事に反応して、
きっとよくないことだろうという認識をもってしまっている。
この時点で、すでに声のトーンが下がっており、
それに部下が巻き込まれて、しどろもどろ・・、

そのしどろもどろな感じに、
はっきり話してほしいと考えて、さらに部下に当たってしまう。

例えば、電話に出る時点で、不安や警戒した感じではなく、
何があったんだろう?どうしたんだろう・・・?と
部下に関心を持って接していられたら、
部下とのやりとりがもっといいものになったと思います。

そして、土日にひきづったモヤモヤも解消して、
過ごせていたのではないかなと感じます。

次回からは電話に出る前から判断しない!(思考を変える)
出た瞬間から声のトーンを落として話さない!(行動を変える)

こうやって、自分に起きたことを、
分けて考えることで、改善策が見つかるという体験と
学びをしてきました!

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